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アッハッハの大笑い

岡崎京子「ヘルター・スケルター」を読みました。
映画化された話題の作品ですね。この作品はタイトルしか知らなかったんですけど、たまたま見た映画のチラシに「吉川こずえ」という名前を発見。私、同作者の「リバーズ・エッジ」が大好きでして、その作品の登場人物でもあるのです。これは読まねば!ということで読みました。

まあーとんでもなくおそろしいお話でした。取り返しのつかない感がすごい。

岡崎京子ってサブカルの象徴みたいで毛嫌いしてるサブカル嫌いも少なくないでしょうが、ホントにオススメ。すごすぎる。すごすぎて面と向かっては勧められない。

以下、おおよそ時系列のネタバレ感想を箇条書きで。続きからどうぞ。










・登場人物全員頭おかしい。まともなのなんてメイク担当のオネエくらい。
・全身整形を施してスーパーモデルになった主人公がカンチガイ女じゃなくて自分が何者かをわかっているのが一番辛い。
・この作品の吉川こずえは「リバーズ・エッジ」の吉川こずえとはずいぶん違う感じ。「リバーズ・エッジ」の方が一面ではもっと冷酷だし一面ではもっと甘ったれ。間違いなく同一人物なんだろうけど上っ面しか見せてない。社長とのやりとりですら「おりこうな受け答え」に思えた。でもこれがオンの顔で、「リバーズ・エッジ」の方はオフの顔だと考えれば納得。
・主人公とマネージャーとマネージャーの彼氏との関係が最高に気持ち悪い。目の下クマだらけのうつろな表情で「愛してる…」こんなに気持ち悪い「愛してる」もないぞ。
・美容整形クリニックの院長が「子どもの頃に親に空けられたピアスの穴くらいで整形はおろか化粧すらしていない」ってのがおそろしすぎる。
・いわゆる「プチ整形」をきっかけに自力で美しくなり幸せをつかんだであろう主人公の妹を見ると主人公って一体なんだったんだろう…とやるせなくなる。
・でもこれってハッピーエンドなのかなあ?とも思ったり。その後も舞台に立ち続けていたわけだし…。マネージャーとマネージャーの彼氏も主人公の側に居られたみたいだし。
未分類 | CM(0) | TB(-) 2012.10.01(Mon) 22:16

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