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2011/02/26(土)「学生プロレスサミット2011」@後楽園ホール

開場10分前の時点で開場待ちの行列が東京ドームの方まで延びてました。すんげー。北側潰し仕様とはいえ、実際に客入りは満員マーク間違いなし。
開始時刻10分前くらいに実況解説の二人組が挨拶。この二人が「もうどっかで飲んできたんですか?」というほど、のっけからの盛り上がり。学生ノリだあ??。
拍手調査により大半のお客さんがプロレスを見たことがないということで、定番の簡単なルール解説を。「反則が4秒までOKなのは、お客さんがブーイングする時間です」という解説には思わず膝を打ちました。
ちなみにこの日は直前に笑点の収録が行われていたのだそうです。
曰く異例の予定通りに試合開始。

オープニングVTR。今年の学生プロレスサミットの会場はどこにしよう?新宿だ新木場だあーでもないこーでもない。そこに朗報が!「グルーポンで後楽園ホールの使用料割引だって!」後日、使用権利書が届いたと思ったらホールはホールでも北沢タウンホールでした。なにやってんだお前!しかしもう1通封書が来ていて、そっちは正真正銘の後楽園ホールの使用権利書!同封された手紙には「私のかわりに使ってください。伊○直人」タイムリーすぎ!

1.フレッシュマンタッグマッチ!20分1本勝負
○大腸ケア(NUWA1年)、ちゅー☆やん(UWF1年)、クリト・リーストウッド(SWS1年)(8:44逆エビ固め)佐々木コンジロームJr.(UWF1年)、魔羅筋竿道(NUWA2年)、タイガーベットシーン(SWS1年)×

合同練習にも出ずに韓国旅行を楽しんで浮かれて帰ってきたクリト選手は先輩達に叱責されます。それを慰める同学年の仲間達。クリト選手は心機一転、仲間達と修行に励みます。と。こんな感じで全ての試合に煽りVが付きます。どれもたいしたストーリーじゃないんですけど、オープニングVも含めて手作り感満載ながら凝ってますね?。
第一試合から、レベルが私の想像をはるかに超えてて驚きました。体つきだけでいったら殆どの選手が細っこくて、大丈夫かなあ?って感じですが、しっかりプロレスしてます。こんなこと言ったらプロレスファンから怒られそうだけど、インディの興行に放り込まれてもわからないとすら思いました。
大腸選手は未成年とは思えぬ風格を備えていて、実況解説からは「お父さん」と呼ばれていました。
佐々木選手は拳法の使い手とこと。学プロ選手がやっていることといえば大抵はマンガとゲームだそうで、これは異例で迷惑なことだそうです。
学プロのリングネームといえば実在の選手をシモネタでもじったものがありますが、同じそのタイプでも魔羅筋選手は本当に丸藤選手が好きで、タイガーベッドシーン選手はとくにタイガー・ジェット・シンが好きなわけではないそうです。これらの情報は、実況解説によるもので、盛り上げにひと役買っていました!しかしリングネームからもわかるように、シモネタとは切っても切れない学プロ、こんなビックマッチならばご家族も応援にかけつけることでしょう。どういう気持ちでわが子のシモに関する情報を無理矢理聞かされているんだろう…。
ホントにみなさんお笑いに走ることもなく真剣に戦っていて(お笑いを散りばめるのだって簡単なことではありませんから、しなかったのではなくできなかったのかも知れませんが)、フィニッシュがボストンクラブでギブアップ!てのがフレッシュマンらしくて良かったです!
ところでこの試合のレフェリーは女性でした。セクハラ攻撃(ってレフェリーに攻撃しちゃだめだけど)があるかと期待してたんですけどね…。せっかくのシチュエーションなのにもったいないなと思ってしまいました。

2.AKB48マッチ30分1本勝負
○フェチロー(NUWA2年)、NYU-RIN PARK(SWS2年)(10:34一騎当千→体固め)錯乱ボーイDT(UWF1年)、ブタネコ(SWS1年)×

みんな大好きAKB48の写真集に押しメンが載っていなかったことに腹を立てて勝手に破り捨ててしまった先輩への恨み、一方、押しメンのポスターを勝手に持ってってしまった先輩への恨みという、遺恨マッチです。
殺伐とした雰囲気でリングインしたわりにはAKBの曲が流れると仲良くダンシング。曲が終わるとまたギスギスで試合開始。
ところどころにAKBネタがはさまれていて勉強になりました。何の役にも立たないのでほとんど忘れましたが。
NYU-RIN選手、写真だとかわいらしいけど、実物はけっこうぽっちゃりしてます。リングネーム通り、胸元が気になります…。
ブタネコ選手とフェチロー選手がわりと似たようなヒールっぽい見た目で、これまたNYU-RIN選手と錯乱選手はわりとかわいい顔してるから、誰と誰だっけ?と、タッグの組み合わせで混乱してしまいました。
試合の鍵となったのは例のポスター。先輩チームはこれをたくみに利用。エプロンで控える選手にポスターを手になにやら耳打ちしてタッチを拒否させたり、ポスターを顔に当てAKBメンバーになりすまして騙したり(どうして騙されるんだ)、キャンバスに叩きつけられた選手の上にポスターを乗せてそれ以上攻撃できないようにしたりと、ファンの心理を突いていきます。
こうして追い詰めたところで、出た必殺技が一騎当千!あら景虎の技じゃんって思ったら、フェチロー選手はKAGEのファンなんですね。へーへーへー。
ひどいことされた1年チームにがんばって欲しかったけれど、残念な結果となりました。

3.異次元対決30分1本勝負
○朝挿入(HWWA3年)(9:54ボマイェ→片エビ固め)テント・ハリゾー(RWO4年)×

煽りVで朝挿入選手が「ボマイェ」と言う度に笑いが起こっていました。まあ、そうですよね、あらためて聞くとおかしいですよね。
朝挿入選手は今大会イチ、キャラクターがぶっとんでいました。別にどこがどうってわけじゃないんですけど、素材ですかね。
テント選手細いけど背高いなーと思ったら、朝挿入選手が小さいだけでした。160cmですって。なので手四つ組むにも届かない。ジャンプして無理矢理掴みました。すごいね!
そこからわりとまともに展開していたのですが、朝挿入選手が気を失ったところで、テント選手がリング下をゴソゴソ。取り出だしたるはヘッドギア。それを朝挿入選手の頭と自分の頭に付けてスイッチオン。するとスクリーンに異次元で展開されているという試合が映し出されました。しかもニコニコ動画風のコメント付き。けっして事前に収録したVではないとのことです。スクリーンで展開される熱戦、こちらのリング上ではただ横たわっているだけのふたり。ラクだな。
こちらの世界に戻るにはむこうの世界でボマイェを成功させなければならないとのこと。レフェリーがコントローラーを間違って操作してまた頭からやりなおしになっちゃったり、コメントが文字化けしたりして、次元がゆがんでいく演出がなにげにこわかったです。で、むこうの世界でボマイェが炸裂かー!といったところでこっちの世界に戻ってきて試合再開、間もなくこちらの世界でもボマイェが炸裂!すんごい飛んでました。なぜか会場大爆笑。
テント選手は最後の試合相手が朝挿入選手だった上に勝ちまで持っていかれてしまいました。
選手退場、スクリーンには向かい合ってゲームをする朝挿入選手とテント選手の姿が。実況解説が「もしかしてこっちが仮想世界かも?!」と変な空気で第三試合が終わりました。マッスルっぽかったです。

4.団体対抗戦?UWFvs.SWS?30分1本勝負
○マラデカイ(SWS2年)、シコッテー・2・ホッテー(SWS2年)(11:00カンクーントルネード→片エビ固め)ビシバシM太郎(UWF2年)、潮吹豪(UWF2年)×

そういえば学プロにマスクマンっていないのかなあ?と思ったらいましたいましたマラデカイ選手。あまり強そうに見えませんが、どっかのチャンピオンだそうです。
潮噴選手は体がしっかりしていてびっくりしましたよ!どっかのインディ選手だといわれても全然わかりません!かっこいい!って思てたら、お上品に言い換えますと、女性経験がたいへん豊富でいらっしゃるようで、会場からの反感を買っていました。
実況解説にもつっこまれていましたけど、ビシバシ選手のコスチュームにでっかく「ビシバシ」って書いてあるのが気になりました。ビシバシ。ビシバシ選手もかわいい顔してましたけどね。
この試合はノータッチルール。選手がリングから落ちればタッチなしで交代できるというルチャルールです。ジュニアという位置付けの試合でこのルール、すごくスピード感がありました!とくにマラデカイ選手は安定感こそないものの、高度な飛び技もできてすごいなあと思いました。だんだんチャンピオンの風格が見えてきました。
他の試合でも場外乱闘はありましたが、潮噴選手とシコッテー選手の場外がガチっぽすぎて見てて不安になりました。鉄柱に打ち付けるって…。プロレスだとどんなに危ない攻撃が出ても「プロレスラーだから大丈夫」という芯があるけど、なんたって学生プロレスですからね…こんな不安は大会中ずっと付きまとっていました。
カッコイイ潮噴選手がかっこよく勝っちゃったらつまんないなあと思ったら、マラデカイ選手が不恰好ながらも関空じゃなかった、カンクーントルネードで潮噴選手をピン!胸が空きました!
実況解説の二人は技の名前もポンポン出てくるし、メジャー選手だけでなくて大日本の関本大介選手、ドラゲーの鷹木選手、ユニオンの高木選手の名前が出てくるあたり、守備範囲の広さがうかがえました。ただ、カンクーントルネードの名前が出てこなくて「すごい大技」と言ってしまったのが惜しかったです。や、私だって出てきませんけど!

エキシビジョンマッチ4分間勝負
中良依沙(NUWA1年)(エキシビジョンのため勝敗なし)滝河原クリトリス(KWA1年)

紙テープが飛びましたよ!さすが学プロといえ女子プロ!
エキシビジョンマッチということで、時間も短く、勝敗つかず、延長コールが起こりましたが、時間の都合もあるので延長はナシ。
「延長は個人的に依頼してホテルでやってください」学プロはシモネタに関しては女性にも容赦無いですね!中良依沙って普通じゃんと思ったら…ああ…。
どうでもいいけどクリトリスネタが三人も居ますね。あと潮噴きネタも二人いますね。こういうのってまるかぶりじゃなきゃOKくらいなんですかね?

5.童貞粗珍軍vs.sWo45分1本勝負
○玲嘉(nkw)、ドクロ狂死郎(nkw)、シルメッチャ・フカシタローン(SWS2年)、潮噴亭鶴瓶(SWS2年)(20:36霞草)マジキチ3P(SWS3年)、ぶっかけ八兵衛(NUWA2年)、ひとりでヌケるもん!(NUWA2年)、マン毛ソルジャー(UWF2年)×

前日、選手宅で親睦を深める選手達、しかし0時を過ぎたあたりに、母親に勝手に卑猥なメールを送られたり、灰皿テキーラを飲まされたり(みんなこのネタ好きね)、親睦を深めるはずが溝が深まってしまいました。
8人タッグマッチ、ベビーとヒールの色分けがしっかりしていて、ヒールの登場も派手ということで期待していたんですけどねえ。ここまでの試合が想像してたのとまるでちがう、レベルの高い試合ばっかりでしたから、やわらかく言えば私の想像の範疇でした。これがお笑いマッチとかなら楽しく見れたんでしょうけど、なまじシリアスなもんだから粗が目立ってしまいました。
8人もいるのにひとりの選手でずっぱりってのも8人タッグの意味無いじゃん!これも含めて実況解説がおもしろおかしくいじってくれたけど、これ実況解説なかったら見るのツラかったかも。
シモネタじゃないうえにかっこ悪くないリングネームで逆に目立っていたドクロ狂死郎選手と玲嘉選手(ふたりとも中二病全開だなー)は見た目ソックリすぎて区別つかんと思ってたら、実況解説もそうだったようで、名前間違えまくってました。
フィニッシュもポカーンって感じで、お客さんポカーンとさせちゃいかんよ!
余談ですが、潮噴亭選手のコスチュームを見て、日高郁人選手のコスチュームの生地が赤ラッセのコスチュームの生地の色違いだということに気付きました。

6.スペシャルタッグマッチ45分1本勝負
○きしだくん(UWF2年)、児ーポ監督(SWS2年)(20:50ラリアット→片エビ固め)ヌキ道山(NUWA3年)、モー!マイティ(SWS4年)×

相撲の稽古に励むきしだくん児ーポ監督。そこにやってきたヌキ道山とモー!マイティの両先輩。話があると呼び出されると、言葉をにごしつつ八百長を持ちかけられました。これまたタイムリー。そんなことできるか!と怒るきしだくんをまあまあまとりあえずもらっとこうやと福沢さんを懐に入れる児ーポ監督。そんな児ーポ監督の態度に「俺がやっているのは相撲じゃない!」とまわしを脱ぎショートタイツに生着替え。児ーポ監督もはっとしてまわしをぬぎ吊りパンに生着替え。そして先輩達に宣戦布告!
この試合が今大会で一番良かったです!素晴らしかったです!
ヘビー級に囲まれて奮闘するきしだくんには胸を打たれました!親が金持ちでバイトしたことなくて月のお小遣いはじゅうまんえんだーよー♪とリアルMUD EBISUとわかったときはちょっと嫌いになりましたけど。
児ーポ監督は見た目通りのパワーファイトを展開。ふたりまとめてのジャーマンはそのままつぶれてしまいましたけど、抱え上げただけでもたいしたものです。
チョップ合戦にラリアット合戦、終盤のラッシュ→タッチが何度も繰り替えされたのには驚きました。見るからに動けてるのが不思議なくらいなのに、どうして試合が続けられるのか。
児ーポ監督の大技ムーンサルトの当たりが浅くて決めきれなかったのは展開にリアルさを生み出していました。
先輩後輩ったって1学年の差、こちとら関係や実力なんて知りませんから、誰がどう決めるのかまったく予想がつかず、最後まで手に汗握りました。こんな、つい前のめりになってしまうような試合を学プロで見られるとは思ってもみませんでした。シモネタ全開の実況も右から左へ流れるらいの大熱戦でした!
この試合の様子はバトルニュースにありますので是非読んでください!
コチラ

7.スペシャルシングルマッチ60分1本勝負
○HDTスタイルズ(SWS4年)(13:39マルティネーテ→体固め)テレホンクラノ(UWF4年)×

UWFとSWSのトップ対決でしょうか?
HDTスタイルズ選手のオーラの無さっぷりにビックリ。入場で客席まわってアピールしながらリングインする選手が多くて、HDT選手もそうだったのですが、大会Tシャツを着てたこともあって、ホントにスタッフが歩いてるのかと思いました。って他の選手だってそんなオーラがあるってわけじゃないですけどね。それにしても。実況解説にもツッこまれてたけど、Tシャツ着たまま試合ってのもいただけませんなあ。どなたかが言ってました、プロレスラーは裸見せてナンボ!
クラノ選手の入場曲が姐さんの曲でしたわよ!入場曲からもわかるとおり、クラノ選手は姐さんファンなんですね。ミラクルエクスタシーがやたらフューチャーされてました。
他の試合は煽りVも実況解説もシモネタのオンパレードだったのに、この試合だけシリアスというか、悪い言い方すると感動の押し売りみたいなところがあって若干興醒め。
セミがあれだったもんですから、メインはあれよりすごいということか!学プロおそるべし!と期待しまくっていたので、物足りなさを感じてしまいました。

メインで勝利を収めたHDT選手のマイク。「俺達のくだらないお遊びに土曜日の貴重な時間を割いてくれてありがとうございます」メインの試合中にはああ思っていたけど、かといってそう言われると「くだらないお遊びだなんてとんでもない!」とか思っちゃいますね。くだらないお遊びだろうと真剣ならそれでいいじゃん。
マイクの後、選手とスタッフ全員をリングに呼び寄せます。
リング上からジャニーズのコンサート会場よろしく「きしだくん」うちわで応援しているお客さんを発見!きしだくんは「ありがとうございます!」と嬉しそう。HDT選手も「あんなすてきなマダムがファンに付いているなんて…」とビックリ。
他の選手にも促されて嫌々前に出てきたクラノ選手、マイクを取ると「俺達の戦いが終わってもまだこいつらの戦いが残ってんだよ!」と言ってマイクを叩きつけました。すばらしい!学プロの歴史を感じました!
そして、お客さんも全員起立でプロレス会場ではおなじみの1!2!3!ダー!でシメました。

帰りがけに売店でも覘くかと行ってみたら、Tシャツが1種類だけ売ってました。あらもう撤収しちゃった?と思ったら、掲示されていた商品一覧を見ると、ほんとのほんとにTシャツ1種類以外は全部売り切れ!スゲー!

いやー。期待以上の満足感でした!プロレス会場とはまた違う盛り上がり方というか、羨ましいくらいの盛り上がりっぷり。身内(プロにありがちな営業的な身内ではなくて本当の意味での)の率が高いという理由もあるとは思いますが。ビジネスライクじゃなくてスタッフが一生懸命やってるってのもいいですね!
試合ももっと牧歌的なものを想像してたので、本格的でビックリしました。煽りVも単純明快で面白く、一見でも入り込むことが出来ました。プロレスって見続けないと勢力図とかわからなくて楽しみきれないところがありますからね。
本当に来てよかったです!今回で「こういうものだ」とわかったので、来年行くとまたちがって見えるんでしょうね。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2011.02.26(Sat) 23:59

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