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金色の表紙が目印

「宝塚(ヅカ)読本」(中本千晶著)を読みました。
宝塚のことをよく知らない人(ポイント)からのソボクな疑問に長年宝塚に愛を捧げるいちファンである著者が答えるというQ&A形式でとっても読みやすかったです。「宝塚のことをよく知らない人」からのソボクな疑問なので、話のとっかかりがライトでミーハーなのも良いです。

いやー。宝塚も音楽もプロレスも一緒ですなー。
「○○さんと仲良くなりたい!○○さんの特別な存在になりたい!○○さんには私だけを見て欲しい!」とか、「○○はワシが育てた」とか、もーーー「あるある。わかるわかる」のオンパレード。ミュージシャンやプロレスラーに限らず、役者でもスポーツ選手でもなんでも、表舞台に立つ人に熱を上げたことのある人ならば、思わず苦笑いしてしまうでしょう。
ファンが真剣に宝塚の行く末を考えてるところなんか、真剣に団体の行く末を考えているプロレスファンとおんなじですし、「一般の人にウケが良いパレードはファンには退屈」というのも「一般の人にウケが良い定番セットリストはファンには退屈」ってのとおんなじですしね?。共通点上げてるとキリがありません。
「未知の世界を垣間見る」というよりも「私も大変だけどあなたも大変ね。お互い頑張りましょうね」というような気持ちになりました。

とはいえやっぱり未知の世界は未知の世界ですよ。
「私設ファンクラブ」なんて聞くと、一昔前の音楽雑誌の読者交流欄に載っていた「私設ファンクラブ会員募集。年4回会報を発行。コンサート後にはお茶会も予定しています」というのしか思い浮かばないんですけどね、宝塚ではいわゆるプロモーターやマネージャー的な役割も果たすのだそうです。
出待ちにしても、整列係のような人がいるとか。出待ちなんていうと、ハリウッドスターの来日ニュースでよく見る、空港に大勢のファンが待ち構えていてスターが来た途端に「キャーーーー!」というようなのしか思い浮かばないんですけどね、整列係の指示に従って理路整然と並び、生徒が出てきたらカメラのシャッターの音だけが鳴り響き、スターが通り過ぎると、一斉にため息が漏れて「すてきね?」となるそうです。
前にとある駅でジャニーズの出待ちに遭遇したことがありまして、そのときも、それまでガヤガヤしてたのに、ジャニーズらしき人が出てきたとたんに空気が変わって、黄色い声の大合唱!大騒ぎになるかと思いきや、途端に静まり返ったのを思い出しました。ジャニーズにもなにかきまりがあるんでしょうね。

面白いのが「男性ファンには様々な特典があります」という話。
・トイレならばなくて済む
・男性というだけで目立つので
 ・生徒に覚えてもらえる
 ・アドリブのターゲットになりやすい
ディナーショーのアドリブで、スターがお客さんの手を取って愛を囁くシーンがあるとして、これが男性であれば「やっぱり男の人はトクよね?」と羨望の眼差しを浴びて済むけれど、これが女性となると「なんであの女なの?!」という刃物のような眼差しを浴びることになるという。

とまあこんな面白エピソード満載なので、宝塚に興味のある人もない人も読んでみてください。とくに先にも書きましたように、表舞台に立つ人に熱を上げたことのある人は是非とも!顔から火が噴出すことウケアイ!
宝塚 | CM(0) | TB(-) 2010.03.21(Sun) 21:06

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