« 2019 . 07 »    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

ええやん

宝塚宙組公演・三井住友VISAカード ミュージカル「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」に行ってきました。
雪→星→宙→月→花→星→宙→宙→月→星→花→星→花→星→宙で昨年の全国ツアー振りの宙組。宝塚三昧の三日間、ラストを飾る公演です。
演目が発表された時から、歌ウマシシィにコーラスの宙組、なによりエリザベート自体を生で見たいと思っていましたが、実現できました。

今更エリザベートそのものについてどうこうはないので、生徒に絡めて感想を。'14年花組版を映像で見ているので、どうしても比較した感想になってしまいますが…。

・朝夏まなと/トート
太陽という形容がピッタリな陽性トップスターの彼女にトートはハマるのかはたして疑問だったのですが、懸念でした。
力強く自信に満ち溢れたトート、本人のスタイルの良さも相まって本当にかっこよかったです。「死は逃げ場ではない!」の言い方は怒気を含んでいてガーン!と来ました。
演じる人によってアプローチって全然違うんですね。みちのくプロレスで例えると、明日海トートがハヤトなら朝夏トートは拳王。どっちが優れているとかはないと思いますが、どっちにときめくかといったら、朝夏トートですね私は。
歌も堂々としていました。ただ、私、彼女については「歌にしろ踊りにしろ芝居にしろなにをとってもクセがない」と思っていたのですが、声があまり良くないということに気付きまして…。彩輝直さんに似てるなと。まぁ様の歌は聴けるのでさほど気にはならないのですが。

・実咲凜音/エリザベート
歌に不安要素がないって素晴らしいですね。蘭乃シシィはとくに少女時代の歌唱で地声と裏声が切り替わる部分がはっきりしてて違和感ありまくりだったのですが、みりおんは全然わからない。
ただ、手堅くまとめすぎかなという印象を受けました。蘭乃シシィは少女時代、晩年とあまりの変貌ぶりにギョッとしたのですが、みりおんはシシィにそういうのは感じませんでした。
全体的に抑えた演技でしたが、それでむしろ印象に残ったのが浮気写真を見せられた時の表情。この場面では目を見開いてわななくという安易な演技をしそうなものですが、そうしなくてもちゃんとショックを受けたことが伝わってきたのはすごいなと思いました。

・真風涼帆/フランツ・ヨーゼフ
昨年の全国ツアーで見たときには彼女、歌うまいんだなー容姿だけじゃないんだなーと思ったのですが…歌の面で北翔フランツと比較するのは酷でしょうか。北翔フランツはいとも簡単に歌っていましたが、実際は難しく、なにより低いんだなと。
エリザベートやるならトートがハマリ役と言われている彼女ですが、フランツは舞台から降りた彼女の姿から感じるやわらかな…といいますか、ぽやんとした雰囲気に合ってると思いました。優しそうだもの。だからこそ最終答弁はもっともっと気張って迫力が欲しかったです。

・愛月ひかる/ルイジ・ルキーニ
ビジュアルはとってもかっこいいのですが、私、彼女の喋り方がどうにもこうにも苦手でして…モゴモゴしているというか…。
どっか突き抜けた感のある望海ルキーニと比べてしまうとなんともかんとも。演技については単純に良し悪しは言えませんが、歌唱力はあるに越したことはない。

・純矢ちとせ/ゾフィー
強そうな宙娘がやるゾフィーはやはり強そうでした。メイクがキツくないのにしっかり強面かつ美しい。一花ゾフィーも「誰よりも小さいのに誰よりも強い」という個性が魅力だったけど、やっぱりタッパがあると強さの説得力が増すなと。
「顔は洗ったの」の場面は最終答弁の次くらいに楽しみにしていたので、ニヤニヤが止まりませんでした。

・彩花まり/リヒテンシュタイン
彼女が博多座アムネリスを演じた話題の人ですね。すごい美人じゃあないですか。本公演アムネリスとどっちがどうとかもう好みの問題じゃない?ってくらい。厳しそうでゾフィーとの並びがすごく絵になるので、この二人に挟まれてあれこれ言われちゃあシシィもまいっちゃうよね。

・蒼羽りく/ルドルフ、桜木みなと/エルマー、澄輝さやと/シュテファン
役替わりはBパターンでした。誰のルドルフを見たかったかとか強い希望はあませんでしたが、しいて言うなら、フィナーレの黒燕尾4人口に入っているあたり本命と思われるずんちゃんで見たかったかな。
エルマーとかシュテファンとか革命家たちは革命家たちという括りでしか見れてないので、誰が誰とかよくわかってないのですが、ずんちゃんは声の通りがいいから自然と目が行きますね。背も公称より大きく見える。スタイルがいいのかな?
あっきーは写真とかで見るとすごく好みなのに、舞台で見るといつも印象がない…。
りくくんは顔立ちが男役として恵まれてるなーと思っているのですが、意外とかわいらいしいというか、おぼっちゃま感ありました。

・星風まどか/少年ルドルフ
超路線娘役と話題の。かわいい顔のわりに娘役にしては身長もそれなりにあるので少年っぽさが際立っていました。
「猫を殺した」の場面はトートの表情に注目ですな。「なぬっ。…こやつ(フフン)」みたいな。

・伶美うらら/マダム・ヴォルフ
彼女といえば忘れもしないアムネリス、その歌声には耳を疑ったものです。今回は地声で歌ってるから大丈夫という評判でしたが…おばちゃん声でびっっっくりしました。いや、遣り手婆の役ですから、間違ってはない。全然アリ。でも、なんというか、路線娘役が演じるにしてはこの方向性はいいのだろうか?と…。
ビジュアルは大変な話題となったスチールそのまんまで最高でした。ルキーニへのキスもブチュッと熱烈でかわいらしさすら感じてしまいました。

・天玲美音/ラウシャー
とってもキュートな大司教様。スチールだとかっこいいのに、マッシュルームなカツラになってたし。「…チョット」の言い方もクセになりそう。
一度認識してしまえば立見席からだって発見できるてんれー、これが最後なんてさみしーよー!

・星吹彩翔/ヴィンディッシュ嬢
今回一番のサプライズ配役。もんちかわいい顔してるから女装感ゼロ。なにより思いっきり女声の美しい歌声に驚きでした。みりおんとの歌唱バトルも一切引けを取らず。涙を堪え切れませんでした。私が唯一涙を流した場面です。
病院の場面以外ではいわゆるバイトっていうんですか?をやっていましたが、もんちはどこにいてもわかるぞー!なのにパレードではもんち嬢が待てど暮らせど出てこないぞ?!と思っていた私。男役の格好で出てきたため見落としました。

・黒天使
生観劇で一番の収穫は黒天使をしっかり楽しめたことでした。アップが多い映像ではどうしても黒天使がクローズされませんから。戴冠式のシーンだかで群衆と一緒にワッショイやってるのが面白かったです。
フォーメーションでいつもセンターにいる二人、体格のいい風馬翔くんと紅一点の結乃かなりさんのシンメトリーは対比が面白くて楽しめました。同じ格好してても娘役ってわかるものですね。もちろん身長によるところが大きいですが、顔も何となく愛らしい。どうも私は群舞の紅一点に弱いみたい。女だてらにゴリゴリやっちゃう感じが。(※宝塚には女性しかいません)

考えてみたら映像で見たことのある芝居の再演を見るのは初めての経験でした。ショーならばこないだの月組全国ツアーのアパショがそうでしたが。
もちろん生の舞台と映像とをそのまま比較することはできませんが、同じ舞台でもメンバーが変わると全体の印象まで変わってしまうのだなと。
当然ここはあっちの方がよかったここはこっちの方がよかったといった個人的な感想はありますが、その違いの比較も面白いものだなと知ることができました。今後も「前に見たからもういいや」なんてことにはなりそうにないです。
念願…というにはずいぶん早く叶ってしまいましたが、エリザベートを生で見れて良かったです。
舞台 | CM(0) | TB(-) 2016.10.02(Sun) 02:15

コメント

コメントの投稿


秘密にする
copyright © 未聴CDはゼロにはならない all rights reserved.

プロフィール

nisui

  • Author:nisui

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード