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生きることは諦めること

宝塚花組公演・ミュージカル「カリスタの海に抱かれて」/レヴューロマン「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」に行ってきました。
雪→星→宙→月→花とキッチリ5回目で5組制覇!狙ってたわけじゃないのでちょっとした奇跡です。

では早速感想をば…。

まずはミュージカル「カリスタの海に抱かれて」
・主人公のカルロは王子様タイプなのかなと思ったらアリシアと二人きりになったときのアリシアへの態度が「ツン」というか、同年代の女子と話したこともないような男子校生みたいにぶっきらぼうで、島民たちの前での気取った話し方やパーティーで紳士に振る舞う態度とのギャップがおかしくて一気に好感度が上りました。アリシアへの恋心に気付いてからもぶっきらぼうな態度は変わらずで、あ、こっちが本当の姿なのね、好きな人の前では素の自分をさらけ出せるのね~と微笑ましかったです。
・ヒロインのアリシア、宝塚のヒロインにもこういう勝気なお転婆タイプがいるんですね。田舎娘というのもなかなか衝撃的でした。「都会の男は女性経験が豊富」と思い込んでるのがいかにも田舎娘っぽい。カルロと待ち合わせした森での「ホーホー。あたしだよ!」と飛び出すシーンがもうかわいくてかわいくて!
・ロベルトがすごく複雑なポジション。カルロとかつて血の約束を交わした親友であり、今は敵対関係にあり、さらにアリシアの許婚であると。
・カルロとアリシアとロベルトの恋愛感情と親愛感情の混ざった三角関係がつらい。アリシアに「カルロはあたしよりあんたの方が大事なんだよ!」と言われたってロベルトとしてはアリシアの心が自分ではなくカルロにある以上カルロを憎んでしまうだろうし。
・総督の娘の純粋で単純でおバカなキャラは憎めません。その純粋さが総督一家の命を救うことになったしね。
・カリスタの男たち、たくさん出てきたわりには個々の見せ場がほとんどなかったので、であれば逆に人数減らして人物像を掘り下げてほしかったです。
・カリスタの女たちの「○○なのかい?」「○○だよ」という言い回しににしおかすみこがちらついて困った。
・カルロは今にも火あぶりにされそうでまさかのアンハッピーエンド?!とドキドキしてしまいました。
・ナポレオンが最後の最後に名乗るのはいい演出。後半になってから突然食えないキャラが出てきたぞと思ったらお前だったのか!
・カリスタを後にするカルロとアリシアはともかくカリスタに残るロベルトたちになんとなく暗雲が立ち込めているのがなんとも…。

続いてレヴューロマン「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」
・タイトル通りのファンタジーな世界観が展開されるのかと思ったら、世界旅行とかコミカルなバスケ対決とか、ポカーンとしてしまうシーンも…。
・冬の黒い嵐が春を待ちわびる少女と出会って…というシーンが切なくてとてもよかったです。
・公式サイトの画像にも使用されていた男役だけの摩天楼のダンス、紫の中にトップスターの金色が映えてゴージャスでした!
・トップスターの花魁姿にはド肝抜かれました。
・トップスターをセンターに据えてトップスター以外の全員で羽を形成するシーンはトップスターが超巨大な羽を背負ってるみたいでさらにド肝抜かれました。
・あの和太鼓も生徒さんの生演奏なんですよね?すごいなあ。
・花組ポーズをナマで見れて感激!
・そしてロケットはやっぱり楽しい。
・そしてそして大階段のフィナーレは何度見ても感動する。階段の真ん中で歌ってる人と舞台の縁でお辞儀する人とどっちを見ればいいのやら。ぜいたくは言わないからせめて目が4つ欲しい。

最後に生徒について
・月組を見た時に2番手3番手の序列がはっきりしてない組もあるということがわかりましたが、花組ははっきりしてました。
・トップスターの明日海りおさん、涼しげな目元の端正な顔立ち。ちょっと出っ歯気味なのか、少し口を開いたときに白い歯が覗く表情が物憂げで不思議な魅力がありました。演技では滑舌が悪いのか台詞が聴き取りにくいところもありましたが、こもった感じの声質は丸みがあって包まれるような温かみを生み出していてむしろいい方向に働いているように思いました。
・娘役トップの花乃まりあさん、面長なせいか少年タイプの明日海さんと並ぶと姉さん女房っぽくなりますね。骨格が男性的なので男役だったらどんな感じになったんだろう?と妄想してしまいました。
・2番手の芹香斗亜さん、歌も踊りもダイナミック。宝塚顔の区別のつかない私でも丸顔なのですぐにわかりました。
・3番手の柚香光さん、男性的な顔立ちでスター性があるのはわかるのですが、歌にかなり難ありだと思いました…。おおざっぱな演技は味がありましたし、豪快な役どころにもピッタリでした。
・美穂圭子さん、立ち姿の荘厳さと深みと迫力のある歌声に、いわゆる「女装」かと思ったのですが、専科の方なんですね。専科は老け役でしか見たことがなかったのでこういうタイプの人もいるんだと発見になりました。
・高すぎる身長・広い肩・太い首・大きい手・面長・切れ長な目・ふくらんだ口元・高く筋の通った鼻などの女性としたらコンプレックスになりそうなものも男役では資質になり、さほど高くない身長・細い肩・細い首・小さな手・丸顔・つぶらな目・控えめな口元・主張しない小鼻といった女性らしい要素が男役ではハンデになるんだから不思議な世界です。

今回は1階席後方中頃での観賞となりましたが、舞台の両端が前の人の頭で見切れました。この見切れ方なら距離があっても2階席の方がマシだなあなんて思ってたら、終演後に隣り合わせた方が「前の人の座高高くて見辛くなかったですか?」って。た、たしかにずいぶん姿勢のいい方だなあまいったなあとは思ったから座り姿勢の悪い人だったら頭くらい見えたかも?

さて5組制覇ということでどの組の話題も楽しめるようになったかなと!って雪組見たのなんて2013年9月だからもう付いていけなくなってるだろうけど。
いやしかし宝塚、これハマったら底なし沼ですよ。ハマるのがこわいので今後も自制していかなければ。と言いつつすでに2公演分のチケットが手元に…。こわいこわい。
宝塚 | CM(0) | TB(-) 2015.06.19(Fri) 01:26

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