« 2019 . 10 »    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

2015/05/05(火)みちのくプロレス「ゴールデンウイークツアー2015」@矢巾町民総合体育館 観衆:1055人

東北Jr選手権!拳王矢巾凱旋!というわけで今日はいつもよりほんの少しだけ早く到着するように行ったのですが、いつもより開場待ちの列が伸びてました。

てきとうな時間にパンチさん登場。「今回、通路のテープを貼りました。そこの三角の部分は座っていただいても構わないので、前の方で見たい方はどうぞ」矢巾ってゴザシートはあるもののお客さんわりとフリーダムに座ってるので、むしろ座っちゃいけないゾーンがあったのかと。2階のスタンド席と花道とステージ以外はどこに座ってもいいと思ってました。
グッズ紹介では「一説ではこのムーの太陽Tシャツを着ていると入場時に水をかけられないそうです」デマだろー。

続いてニューフェイズwithイーグルスマスクが登場。やってることは同じことなんですが、ビミョーにマイナーチェンジしてるのがおかしい。「誕生した新タッグチャンピオン」→「滲み出てきた新タッグチャンピオン」とか。郡司大地コールの反応の悪さは秋田どころではなく、「いつもの人が音頭取るとかやめて!」と言っても無反応、「ホームだからこそコールしないわけですね。身内みたいなモンですしね」と言われる始末。結局イーグルス自ら「郡司、大地」と煽ってなんとかコールを引き出してました。
今日の郡司は何喋ってるかわかるぞと思ったら「マウスピースしてなくてもそんなもん」だそうで。大地の試合への意気込みは「天気が良くて良かったです」でした。

順番的にはここで沼ちゃんの出番ですが、たしか出てこなかったような…。

1.15分1本勝負
○剣舞、大柳錦也(8:38エビ固め)郡司歩、佐々木大地×※巌鬼

今回のツアーでニューフェイズとして組まれた唯一の試合。
(道場プロレスのことは一旦忘れて)東北タッグ王者ですから、先輩相手に善戦するような試合では困るし、普通には負けられないわけですが、どちらもキッチリクリアしていたと思います。
郡司はフェイスロックを3回もやったし、しつこくやり続けてればそのうちどうにかなるよ!ほんのちょっとだけどまさかと思えたし!
郡司がミサイルキックで大地に誤爆したのにはドキッとしました。誤爆を見るとすわ仲間割れか?!と思ってしまうので…。
ニューフェイズは二人とも最後までよく動いてて、第1試合としては長くやっているのに終わりも見えなくてこれどうやって終わらせるの?と思ったところで剣舞が文句のつけようのないほど見事な巌鬼でフィニッシュ。まさしく必殺技。これ出されちゃあ終わりだよね。
矢巾はわりと一見さんも多いと思うのですが、それっぽいお客さんの反応からするにこのカードは第1試合にふさわしいんだなと思いました。基本技でありながらお客さんがどっと沸くドロップキックにミサイルキック、往年のプロレスファンが喜ぶ卍固め、見栄えのする華やかな飛び技、全部見れるもの。第1試合にしてはゼータクだけどね。そりゃ盛り上がって当然か。

2.20分1本勝負
○ken45°(6:50体固め)イーグルスマスク×※コーナープレス失敗

イーグルスのシングルなんて初めて見るような?カード発表された時はイーグルスのシリアスな試合が見れるか?!と少しは思ったかもしれませんが(多分思ってない)、「第2試合は楽しくあるべき」というイーグルスの信条どおりの試合でした。ていうかシングルだけど秋田八戸で見た3WAYとだいたい同じ。相手kenだし。
面白かったのが、コーナートップに上ったイーグルスを文字通り迎え撃つべくkenがイーグルのバットを持って構えた場面。殺る気まんまんのkenもイーグルスの混乱っぷりもケッサクでした。デュークレフェリーがバットを奪い取って凄惨な事件の目撃者にならずに済みましたが。
新必殺技ディスイズホームスチールではkenがリーリーリー。結構楽しそうにやってました。
三日連続同じようなフィニッシュ見てるのになんで毎回笑っちゃうんだろう。面白いコントは何度見ても笑うのと同じか。

3.30分1本勝負
○ザ・グレート・サスケ、バラモンケイ、ウルトラマンロビン(10:19ギブアップ)新崎人生、ヤッぺーマン1号&2号×※サスケの念動力で

まだ5月だというのにロビンさんをみちのくのリングで見る不思議。入場の儀式でチビッコに囲まれてるのを見てうわー騙されてんなーって思ってしまいました…。チビッコから見ればロビンさんもじゅうぶんかっこよく見えるんでしょうね。
矢巾は広いからマスター追っかけるの大変&長すぎて途中で飽きるので最初の方しか見てないんですけど、親子連れのチビッコの前で袈裟の中から人形を乗せたおもちゃのベビーカーが出てきたのは手品みたいでビックリしました。これは「妹ができる暗示」だそうで、「次の子」コールがあがってました。
ムーの太陽の6人タッグだからどうせいつもと同じだと思ってたのですが、昨日もそうだったけど普通に戦うマスターにケイやきもき。はじめのうちは「奇跡を見せてください」とか騒いでたけど、一向に奇跡は見せず、劣勢になると「奇跡はもういいから帰ってきて!」
場外乱闘も無かったのはシュウがいなかったから?
やはり注目はロビンさん。ロビンさんが出てくるとハラハラします!人生との絡みもあったけど、つくづくプロレスラーはピンキリだなあと。
ムーの太陽でこんなまともな試合も珍しいな。マスター奇跡やめたのかな?とか思ってたらコブラツイストをかけていた2号がいきなりタップして試合終了。まさか最後の最後にこんなかたちで奇跡が発動するとはね!ってかこんなのアリ???(アリ元気かなあ…)
マスターはマスターのままでした。

試合後、人生がマイクを持ち「もうムーの太陽を止められる選手がみちのくプロレスにはいないからみちのくプロレス以外から募集します」と大発表!条件は「今度の後楽園大会に出れる人、なにか特殊な能力を持っている人」だそうで、こないだの新木場で懲りてなかったのか!また有象無象が集まったらどうするんだ?!後楽園大会はどうなってしまうのだーーー!!!

4.30分1本勝負
○南野タケシ、フジタ"Jr"ハヤト、卍丸(12:52回転エビ固め)拳王、のはしたろう、日向寺塁×

いよいよ拳王登場。「結局」ノアに移籍してしまった拳王に対するお客さんの反応はどんなもんかと思いましたが、もんのすごい歓迎っぷりでした。登場する前からソワソワした空気が流れてました。
写真で見たときは拳王金髪似合わねーと思ってましたが、生で見たらなかなかかっこよかったです。でもモミアゲだけ黒いのが笑える。
阿修羅復活!ということで、野橋と塁も阿修羅のコスチュームで揃えてくることを期待してたのですが、通常のコスチュームでした。ざーんねん。野橋と塁がインテグラルハードで入場してきたのもものすごい違和感が…。もっと「阿修羅復活!」っぽさを演出してほしかったなあ。
ともあれ一時は正規軍そっちのけで抗争の中心となっていた阿修羅対バッドボーイを見れるのは嬉しい。
もちろん戦いの主軸はハヤトと拳王。リング上で、場外で、ところかまわずバチバチやり合う二人を見て、これが連日田舎の体育館で繰り広げられていたなんて今となっては信じられないというかとんでもねー贅沢だったなと。失って初めて気付くってやつですね。拳王はちょうど一年前に見た時点ですでにひとまわり分厚くなったなと思ってて、さすがにそれより更にというほどではなかったけど、ハヤトとの差が開いちゃってんじゃないかなあなんて思ったりもしたのですが、あの頃と変わらずにまともに拳王とやり合ってました。あの細さでと言いたいところだけど、最近のハヤトは肉付きが良い。年齢重ねたせいか男の色気も感じるようになったし、もう儚げな少年という雰囲気も無くなったかな。
離脱後に一度だけノアのリングで見たとはいえ、矢巾で見る拳王はまた格別!コーナー串刺しのテキサスコンドルキックにファルコンアローにダイビングフットスタンプに…目の前で次々に繰り出されるこの場所で散々見たムーブの数々にいちいち感動してしまいました。
阿修羅の連係はとくになかったし(って当時もそんなチームワーク抜群ってこともなかったけど)、三人からはなんとなーくよそよそしい空気を感じたり感じなかったりもしましたが、とにもかくにも三人が同じコーナーで並んでる絵面が見れて嬉しかったです。見てるときはそんなこと思わなかったけど、これが見納めなんだろうなー。いやいやもう一度見れたことをラッキーだと思おう。
今日もまた卍丸の垂直落下式→卍落としで終わりかなと思ったら、塁がゴリークラッシュにこだわったばっかりに南野に隙を突かれて丸め込まれるという、予想外の終わり方でした。阿修羅対バッドボーイには白黒付けないってことですかね。
この試合のハイライトは当然ハヤトと拳王のエルボー合戦&キック合戦だけど、個人的に一番アガったのは塁が南野にナックル入れたシーン。塁坊やるじゃん!

試合後、拳王がマイクを持ちました。ノアでは巻き舌で「クソブタネガネ」とか言ってるからてっきり「せっかくのゴールデンウィークにプロレスなんか見に来てるプロレスオタクの暇人ども」とかなんとか言われるのかと思ってたら、至極真っ当な挨拶でした。移籍の報告は淋しいけれど、「俺が矢巾で試合をするのは最後だと思っている人もいるかも知れないけれど、俺はもっと高みに上って、必ずここに戻ってきます」と言ってくれたことには未来を感じました。「心はみちのくにあり」だね。「それまでみちのくプロレスと拳王の応援をよろしくお願いします」と、みちのくプロレスの名前をちゃんと出してくれたのも嬉しかったです。
拳王退場後、今度はハヤトがマイクを持ちました。「矢巾に帰ってきて試合を見せてちゃんと自分の口から移籍を報告したことは認めたいと思います。またいつか矢巾に戻って来るとか言ってたけどよ、そのときはお前の帰ってくる場所なんか無いからな。俺はこれからもみちのくプロレスを守る。世界一アツくて面白いみちのくプロレスをみんなと一緒に作りあげていきます」すぱらしいいいいい!ピープルズチャンプ!チャンプじゃないけど!
ハヤトと拳王、二人の物語はこれからも続くのでしょう。仙台と矢巾が終わってもきっと。

もうここで大会終わってしまいそうな感じですがメインが残ってます!

5.東北ジュニアヘビー級選手権 時間無制限1本勝負
○気仙沼二郎(24:1片エビ固め)バラモンシュウ×※真・マテマティカバスター
※気仙沼二郎が第19代王者に

シュウが東北Jrを戴冠したのは2014.5.5だからちょうど一年前なんですね。途中半年以上間が開いたとはいえ一年間も王座にいたとは…。いかにベルトがないがしろにされてたかを物語っているような気がしないでもない。
挑戦者は23年目の初戴冠を目指す沼ちゃん。昨日の八戸大会で割られた額に巻かれてる包帯が痛々しい。
シュウはハナからトップギア。早々にパウダー攻撃を仕掛け、沼ちゃんの包帯をはぎ取りまだふさがってないであろう傷口を攻めて沼ちゃん早くも流血。パイプ椅子もバカスカリングに投げ入れて、椅子を叩き付けたり椅子に叩き付けたり。
シュウはまともに戦うと関節と蹴りが主体だけど、この試合では沼ちゃんの腰を狙う流れてアルゼンチンバックブリーカーを披露。セコンドのケイも「パワーファイターだ!」と興奮。
場外でも散々にやれ、ボーリング攻撃ではパイプ椅子追加でいつも以上ダメージを喰らい、沼ちゃん全く反撃に出れず、あまりにも一方的な展開。テキサスクローバーホールドでギブアップを迫るとケイは「もう終わりにしようぜ」とか「試合止めた方がいいんじゃねえか」とか、ムカつきながらもこんなケイの憎まれ口聞いてると、沼ちゃんの戴冠にはすごく期待してたのにこれじゃあホントに無理なのかなあ…なんて思えて悲しくなってしまいました。
ボコボコに蹴られまくってもじっと耐える沼ちゃん、なんで反撃しないの?!ともどかしく思ってたら、蹴られた勢いでロープによりかかると反動利用して沼ちゃんボンバー!これ狙ってたのかあああああ!!!
ここから一気に巻き返し。コーナートップからの場外プランチャは広告にひっかかったのかなんなのか変な落ち方してヒヤッとしたけど無事生還。セントーンに銀鱗にとたたみかけ、シュウにもダメージの色が見え始めると、あんなに憎まれ口叩きまくってたケイが「おい大丈夫か兄弟!」なんて焦り始めて痛快。ゾンビキングを丸め込みで切り抜け、気仙沼落としが決まったのでこれでフィニッシュかと思ったらフォールに行かず、会場もざわざわ。再度シュウをコーナーに上げて担ぐと、リング中央で溜めに溜めてシットダウン!変形気仙沼落とし!!!これがかつて野橋が言っていた「一番喰らいたくない技」ですよ!初めて見た!!!文字通りの必殺技でフィニッシュ!試合中はシュウへの声援の方が多く感じたけど、しっかり爆発しました!つくづくいい試合ってのはお客さんの反応にきっちり出る。

ケイはシュウをリングから下ろすと「見てんじゃねえ!」と怒鳴り散らしてシュウを引きずるように退場。ケイ、声ガラガラだったけどどうしたの?あとなんでリンゴ食ってたの?この時期のリンゴっておいしいの?
23年目の東北Jr初戴冠、私泣くかなーって思ったけど泣きはしなかったけど感動した。だって沼ちゃん男泣きで喋ってる途中にも嗚咽しちゃうんだもん。そりゃ心打たれるよ。「23年、やっと同期のTAKAみちのくやカズ・ハヤシや星川にに追いついたと報告できる」マイクの内容も素晴らしかったです。私は聞き取れなかったのですが、これの前に「浪花ー!やったぞ俺ー!」って叫んでたんですね。余計泣けるじゃないの…。
沼ちゃんはすぐに「サスケと闘いたい。若い選手とはいつでもできるだろうから、今はサスケとベルトを賭けて戦いたい」と理由付きで次期挑戦者を指名しました。指名を受けて沼ちゃん・サスケ・人生の三人がリングに集まって協議する光景はとても神聖なものに見えました。
無事に次回タイトルマッチが7月の矢巾に決定し、「不滅だー!」で締め。たまにはこういう生真面目なハッピーエンドもいいじゃない。リングを降りてファンに囲まれる沼ちゃんの姿を見て、沼ちゃんは本当にファンに愛されてるんだなーと思いました。そういえば沼ちゃんにだけ花束贈呈あったしね。さすがにこの日ばかりはお見送りには立ちませんでした。

いやー。よかった。本当に良かった。心からおめでとう。試合後のマイクで沼ちゃんが挙げた同期のように華やかな道ではなかったかもしれないけど、数年プランクがあるとはいえ23年間第一線で活躍してたんだもの、今回の戴冠はなるべくしてなったと断言したい。とくに2008年以降のみちプロなんてまわりにはイキのいい若い選手ばかりだったしね。そんな若い選手相手にいまだにバリバリ戦えてるんだもん。サスケ以降の防衛だって期待できるよ!

で、シュウ政権が終わったわけですが。私シュウ政権には期待してたというより単純に楽しみにしてたんだけど、終わってみればさほどおもしろくなかったなーと。タイトルマッチ自体も当たりハズレあったし、なんといっても8ヶ月開いたのがいまだに解せない通り越してちょっと許せないし。
そんでタイトルマッチの代わりに(?)、主軸となったのがムーの太陽なんだけど、シュウがチャンピオンでもその上に「マスター」という存在がいたから、結局サスケの陰に隠れちゃって、せっかくチャンピオンになったのにトップにも団体の顔にもなれなかったのが本当に残念でならない。せめてバラモン兄弟の括りでもよかったから俺が俺がなシュウ見たかったなー。もうシュウ政権は来ないだろうなあ。

沼ちゃんはどんなチャンピオンになるかな?楽しみ楽しみ。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2015.05.05(Tue) 23:59

コメント

コメントの投稿


秘密にする
copyright © 未聴CDはゼロにはならない all rights reserved.

プロフィール

nisui

  • Author:nisui

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード