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2014/06/08(日)みちのくプロレス「怪力乱神」@後楽園ホール 観衆:1368人満員

野球があったようで昼間っからドームシティはすごい人出!たしか去年の6月も野球とかぶっていたような。
ちょうどリングアナのムーチャス入江さんが前説を始めた頃に到着。パンチさんを呼び込んでグッズの宣伝をしたのですが、パンチさんがハヤトグッズにいちいち「高くないですか?!」といちゃもんを付けるもんですからその度にムーチャスさんが「○○とのコラボだから高くないです!」とフォロー。早くも帽子を購入して着用していたお客さんを見つけると「高くないですか?!」と絡む。まあぶっちゃけ高いけどね!安い方のTシャツことムーの太陽マスター名言Tシャツも宣伝。いくつか名言を紹介したところ、やはりサムラゴウチネタとオボカタネタがウケがよかったです。
「引き続き気仙沼二郎の歌謡ショーをお楽しみください」と呼び込まれた沼ちゃん、「歌謡ショーだなんて一曲しか歌わないのに…」とハードルを上げるような呼び込みに少々困惑のご様子。自身のタッグベルト防衛戦について紫色のTシャツを着用しているお客さんがチラホラいることに脅威を感じつつ意気込みを語るも客席の鈍い反応をボヤキ、「それでは最後の曲です」で笑いを取って「海の魂」を披露しました。私後楽園ホールでこの曲聴いたの初めてかも。
ところで今回北側後方にカーテンがかかっていたのですが、みちのくプロレスでは初めて見たような?ステージ席も片側1列だけだったし、チケット伸びなかったのかな?とはいえ用意された席はほぼ埋まっていました。

対戦カード発表に続いて「交流戦よりも熱い戦いがここにある!」でいよいよ試合開始!

1.オープニングバトル15分1本勝負
○佐々木大地(7:12原爆固め)郡司歩×

定番のカードであり、大舞台で一番見たいカードでもあります。いつものカードとはいえ大舞台で組まれると何か起こるんじゃないかと、ズバリ書くとシングルでの郡司の大地越えが成るのではないかと期待したのですが、今日は郡司が勝つ画が全く見えませんでした。大地の手堅い勝利といったところ。初っぱなのショルダータックルでパワーの差を見せつけたのも良かったし、大技もビシバシ決めてきたし、やっぱり大地は基礎はしっかりしてるんだなと思い直しました。
郡司だって打点の高いミサイルキックという会場を沸かせられる武器を持ってるんだけどね。気迫ばかり誉められるけどさ。
郡司が追いつきそうと思えば大地がぐっと突き放す。ホントに追いつけ追い越せだなこの二人は。

2.ヤッペーマン3号デビュー3周年、イーグルス・マスク誕生特別試合20分1本勝負
ヤッペーマン1号&ヤッペーマン2号&○ヤッペーマン3号(10:57体固め)イーグルス・マスク、バンクーバー・キャット、マッチョ・パンプ×※おっぴろげジャンプ

3号デビュー3周年記念、そして本試合がデビュー戦となる新キャラ「イーグルス・マスク」とは何者か?と書いてはみたものの、みちプロ公式サイトのコメントでバレバレな気がしないでもない。
まずはミステル・カカオじゃなくて(素で間違えた)マッチョ☆パンプとバンクーバー・キャットの夫婦コンビが登場。マッチョ様は4コーナーでポージングするから入場が長い。キャット見るの久しぶり。夫婦で同じコーナーに立っているという画もなかなか良いものですな。そして注目のイーグルス・マスクが楽天イーグルスの曲で登場。エプロンに上がりリングインすると見せかけて思い出したかのようにリングサイドに降りてバットを掲げて客席にアピール。を、三方で繰り返してようやくリングイン。リング上でのパートナーとの記念撮影のポーズはなぜかバント。
続いてヤッペーマンズが登場!三人そろっておニューのコスチューム!なんかキモイ!いやっ、3号ちゃんはキモくないんだけど、フロントに大きなフリルをあしらった純白のワンピースは時代錯誤甚だしく、お世辞にもイケてるとは言えない…。無理矢理押し付けられたのか?どうやら本人もお気に召さない様子でいつも以上に口をへの字に曲げていました。そんな3号の様子を察したのか客席からは「3号かわいいよ!」という優しい声援があがりました。3号だけでもどうしちゃったの?という感じなのに、お兄ちゃんズはワンショルダー!しかも2号は脚の付け根のラインが女子みたいでキモイ。「乳首は片方だけ出した方がセクシー」という1号の謎のこだわりによる着こなしでさらにキモイ。で、後から気づいたんですけど、これ、いつものコスチュームを無理やりワンショルダーにして、2号は多分裾を内側に折りこんであんな風にしてるのね。なんでこんなことに…。
イーグルスとヤッペーマンズは初対面のはずですが、おしゃべりなイーグルスに1号はいきなり「聞いたことあるような声でしゃべるな」とつっかかっていました。
さて試合。いろいろあって1号とイーグルス・マスクからスタート。いきなりピンチに陥った1号「ギブアップする前に訊いておきたいことがある」え、もう試合終わっちゃうの?「お前は楽天と阪神、どっちが好きなんだ?」この質問でほとんどのお客さんがイーグルス・マスクの正体に気付いたかと思います。イーグルスは返答に詰まりつも「楽天や」と返答。更に「野球とプロレスどっちが好きなんだ?」という質問にもやはり返答に詰まりつつも「野球や」と。じゃあ野球選手になればよかったんじゃない?!こんなことをしばらく繰り広げたのち、1号とイーグルは「6人タッグなのに俺ら出過ぎや」「じゃあまた後で!」と一旦引っ込むことに。二人で喋ってるときに一度だけ1号の関西弁が出たのでウフッと思いました。
キャットと2号は2号が小柄だからかなかなかに息の合った攻防を展開。キャットはニャーと猫のポーズでアピールしたり、ひっかき攻撃をしたり、ちゃんとキャラクターを持っていていいですね。
問題はマッチョ様。3号をボディスラムで叩き付けるべく持ち上げては下ろしを2、3回繰り返し、なにやってんだ?と思ったら、腕を匂ったー!最低!1号はキャットに向かって「お前の旦那変態だな!」って、キャットかわいそう…。
再び登場イーグルス。気になるファイトスタイルはといいますと、キャラクターそのまんまのコミカルな野球殺法を展開。攻撃が成功すると「セーフ!」、串刺し攻撃では体格コーナーから盗塁するように「リーリーリー」、相手が気付くとコーナーまで戻ってやり直し、そして突進!かわされて「アウトー!」野球ファンが多いであろう男性客にオオウケ、セーフだのアウトだの一緒になって言ってるし、初めて見るとは思えない反応。もしかしてイーグルスの中の人の別キャラでも同じようなことやってたのかな?
さて今回のセクハラ要員のマッチョ様。お触りはともかく、キスしたのにはマジでビックリした…!奥さんの前だろうとお構いなしでやりたい放題のマッチョ様はレフェリーどころか敵味方全員の気をそらした隙に3号の胸を鷲掴み!ついに奥さんの堪忍袋の緒が切れて旦那に制裁!キャットは敵のはずのヤッペーマンズにまで「やっちまいな!」と命令。マッチョ様は敵味方全員によってたかってボコボコにされた挙句、最後は3号が復讐のおっぴろげジャンプで3カウント!しかしこのフィニッシュもご褒美のようなもので、やっぱりというかなんというか、3号の脚を掴んで離さないマッチョ様。なんとかひっぺがすと、怒髪天のキャットがマッチョ様に電気あんまでお仕置き!今度はこっちもひっぺがさなきゃならなくてお兄ちゃんズとイーグルス大忙し。脱兎のごとくリングを降りたマッチョ様をキャットは猛烈な勢いで追いかけていきました。
図らずも(?)業界的にかなりタイムリーなネタでしたね。夫婦レスラーを生かした内容でかなり面白かったけど、セクハラは沼ちゃんやカツオがやるとふたりのキャラもあって笑えるんだけど、マッチョ様がやると生々しすぎてひくわー。
それからお兄ちゃんズの珍妙な格好は気に入らないコスチュームを与えられてご機嫌ナナメな3号を元気付けるためというか自分たちがヘンな格好をすることでお客さんの3号への視線を少しでもそらすための心遣いなのではないかと思えてきました。なんと美しい兄妹愛!

3.インターナショナルマッチ30分1本勝負
○日向寺塁、大柳錦也(13:52逆エビ固め)ウルティモ・ドラゴン、マヌエル・マヨーリ×

塁の復帰&正規軍出戻り後初の大舞台だとか留学生マヌエル・マヨーリの初戦だとか色々冠はあるもののズバ抜けて地味なカード。しかしながら思い返すと見どころの多い試合でした。
まずなぜか先発のマヌエルを下げて校長の先発を要求した大柳は校長とジャベ合戦を展開。
新顔のマヌエル・マヨーリもいきなりその場飛びカンクーントルネードみたいなことをやってお客さんを驚かせたり、他にも見たことのないような技をいくつもやって、存在をしっかりと印象付けていました。ロングパンタロンのサイドに手書きかっていうような字体のカタカナで「マヌエル」「マヨーリ」と書いてあるコスチュームもインパクトありました。名前なんだっけ?となったらコスチュームを見ろ!ってね。
このメンツだと塁のファイトスタイルの違いは目立ちました。正規軍に出戻ったからとか、本調子ではないからという見方もできそうですが、悪いことをしない分、ファイトスタイルがだいぶシンプルになったような気がします。チョップとスピアーとブレーンバスターと逆エビだけ、といった具合に。唯一、大柳先輩が卍固めで校長を苦しめている横でマヌエル相手に見せたカンパーナはトリッキーでした。最初逆エビをしたいのかな?と思ったらステップオーバーしない。それでどうするのかと思ったらぐいーっと曲げて持ち上げて、その体勢から見事にカンパーナに持って行ったのには驚きました。ありゃとんでもない拷問技ね。
しかしなあ。あんまり書きたくないけどホンットに塁は東京で人気ないなあ。ヒール時代は「ヒールだから」という理由付けができたけど、正規軍に戻ってもなんとなく空気がスーッと冷めていくのを感じてしまう…。東北ではそんなことないんだけど…。といってもまだ矢巾と道場プロレスでしか見てないか。ま、まあ、まだ復帰したばっかりだし!正規軍にも出戻ったばっかりだし!これからこれから!(という言い訳もいつまで通じるか…)

4.野橋太郎正規軍復帰戦30分1本勝負
○南野タケシ、卍丸、ken45°(9:23鹿浜ダイナマイト)野橋太郎、剣舞、ラッセ×

バッドボーイから入場。kenが鋲付きの烏口マスクしててかっこいいんだけど、より世紀末のヒャッハーな彼っぽくなったなと…。南野のシャツにでっかく「DK」と書いてあって、なんだろ?と思ったら、南野は全日内のヒールユニット「ダークキングダム」というユニットに参加しているようで、そのTシャツですね。全日に参戦してるなんて知らなかった。校長も全日に参戦してるからその縁かな?
続いて正規軍。剣舞とラッセは入場時に自身のイラストキャップをお客さんにプレゼント。ラッセに直接かぶせてもらったチビッコはとっても嬉しそうでした。入場時の剣舞の持物が刀じゃなくて扇子になってたけどなんで?刀忘れたの?野橋は正規軍に出戻ったのに阿修羅コスチュームプラス一斗缶といういつもの格好で登場。しかしながら正規軍に出戻ったいうのは周知のようで、野橋ってこんなに人気あったっけ?と思うくらいに野橋への声援がいっぱい飛んでました。贔屓耳じゃないはず!野橋は体格的な面もあって応援したくなるタイプだとは思うのですが、正規軍に出戻ったことでお客さんの声援が容赦なくなった感じ。とくにこの試合は冠に名前が入っていることもあってか野橋の捕まるシーンが目立ち、余計に声援が飛んでいました。
ラッセや剣舞と組むのは久々の野橋ですが、コンビネーションはバッチリ。この二人に野橋が加わることでスピード感が倍増してパワフルさがプラスされた感じに。ラッセが南野をフォールしたもののおそらく返されるであろうことを見込んでコーナートップでスタンバっていた剣舞がダイビングフットスタンプを投下、続けざまに野橋がダイビングヘッドバッドを投下!スバラシイ!三人でのトリプルトペスイシーダも飛び出し、もうね、これを見れただけでも野橋が正規軍に戻ってきてよかったなと!心から思いました!
なんでかkenは6人タッグだとあまり印象がないのですが、相手に野橋がいると途端に目立ちますね!手が合うのか二人の攻防が見せ場になる。逆に卍丸はあまり目立たないような。
南野はひとりでバッチリ目立ってました。やっはりこのメンツの中だとパワーがズバ抜けている。立ちシャイニングの威力には会場がどよめきました。南野調子いいなあ。
バッドボーイも卍丸のキック、kenのラリアット、南野のグーパンチ(…)、の連続攻撃、コーナー串刺しのトレイン攻撃など、コンビネーションを見せてきました。相手が相手だから連続攻撃は凄惨…。
スピード感は終盤になっても衰えず、めまぐるしく入れ替わる攻防に、カットに入るタイミングもお見事。最後はラッセと南野の戦いに。ラッセは南野のデスバレーを返すとマバタキ!しかし3カウントならず、鹿浜ダイナマイトにタップ。
最後まで一進一退の攻防でどっちが勝つかわからない面白い試合でした!正規軍は負けてしまったけどいきなりこんな高レベルな試合見せてくれるなんて野橋はさすがだね!さすがミスター正規軍!

休憩時間、席に戻ってくるとリングにユリオカ超特Qさんが立っていました。藤波ドラゴンのテーマが流れてユリQさんが登場した時のビミョーな空気を見逃してしまいました!残念!自身の公演の宣伝と棚橋選手のモノマネとお客さんからのリクエストで金本選手のモノマネをしてササッと引っ込んでいきました。やはり東北で見るよりありがたみが無い…。

5.東北タッグ選手権試合時間無制限1本勝負
<挑戦者組>○ザ・グレート・サスケ、バラモンケイ(18:34メシア降臨)新崎人生、気仙沼二郎×<王者組>
※人生、沼二郎が初防衛に失敗、サスケ、ケイが第21代王者組となる

野橋アリ組が急造タッグにベルト落としただけでもエエ~?だったのに防衛戦の相手がムーの太陽って…と、勝敗にはこれっっっぽっちも興味のないタイトルマッチになってしまいました。
挑戦者組であるムーの太陽から入場。二人ムーですが、神輿で登場。ケイと一緒に神輿を担いでいたバラモン頭巾&ポンチョ着用のやたらデカイ人はそのままセコンドに。サスケの入場用マスクの毛の部分が白くなってるーあやしー。しっかしこの会場は逃げられないので聖水は甘んじて受けなければならないのですな。
続いて王者組の入場。人生の横で錫杖を持って控えるのは野橋が一番絵になる!写真では見てたけど沼ちゃんコスチュームが変わりましたね。アニマル柄がちょっとヨネ原人っぽい。
さてムーの太陽がタイトルマッチでなにをやるのかと疑問に思ったのですが、そのまんまでした。半年間東北各地でやっていたことを大舞台でお披露目といった感じ。ただ、大舞台だけあって更なるギミックも投入。それは追々。
マスターの「触れずして戦う」は沼ちゃんにはサッパリ効きませんが、人生とは波長が合うようでマスターもじっくりと攻略にかかり、お客さんも固唾をのんで見守ります。なによりも人生が真顔なのが最高。達磨大師のくだりでは七転び八起きのはずが2回目の攻撃にそのままひっくり返りそうになりどうにか持ち直したのがおかしくてたまりませんでした。
沼ちゃんは全く付き合わず、太陽の塔を崩したりと、むしろ人生より頼りになるんじゃないかと。逆に人生は美しいフォームでボーリング攻撃をしたりと相手の土俵で楽しんでいるご様子。
無言で奇跡の数々を披露してきたマスターですが、なぜかこのタイミングで久方振りの「ラムジャム!ラムジャム!」ハリキッてラムジャムコールを煽るサスケのキャラクターのブレっぷりにお客さん困惑。そして自爆。マットに突き刺さるサスケ久々に見た。更にまさかまさかの鉄柱越えアトミコをやってのけてお客さん大困惑。
場外乱闘の際に謎の箱が持ち込まれてしばらくエプロン上に放置されていたのですが、私はきっと大量のパウダーが入っているのだろうなと思ったのですが、サスケが人生に極楽固めで絞め上げられて大ピンチを迎えたそのときについに謎の箱の蓋が開かれ、中から出てきたのはコビトバラモン!人生唖然。サスケからも手を放してしまいました。コビトバラモンがマスターを救出すべく果敢に人生に立ち向かい、ナナントヘッドシザーズで投げてしまいました!スゲエ!
一転ピンチを迎えた王者組、今度はセコンドのやたらデカイバラモンが介入しメシア降臨の手助けをして沼ちゃんから3カウントを奪ってしまいました!
ケイの印象がほとんどないくらいのマスターのひとり舞台。カードの広がり無さにサスケはゆっくり休んでくれた方が…と思っていたのですが、こんな試合を見てしまったら考えをあらためざるをえません。
勝敗はどうでもよかったけどムーの太陽が獲ってしまったことで今後のベルトの行方は気になるトコロ。ムーの太陽としてはこれ以上の試合はもうできないんじゃないかと思うのですが。

6.東北ジュニアヘビー級選手権試合時間無制限1本勝負
<王者>○バラモンシュウ(22:06キャタピラ)フジタ"Jr"ハヤト×<挑戦者>
※第18代王者が初防衛に成功

せっかくベルト獲ったのに1ヶ月政権になってしまうのかと不安ばかり募るシュウの初防衛戦。
ハヤトに続いて入場してきたシュウは水撒きもそこそこにリングインするなりベルトをデュークレフェリーに押し付けてちゃっちゃと返還。コミッショナー宣言を代読する瀧澤専務に水ピューッ。更に背後に回って尻めがけて水ピューッ。デュークレフェリーがあわてていました。
試合前からめちゃくちゃですが、試合の方は真っ当に始まりました。しかもシュウはクリーンファイトを宣言して握手を求めるという、ある意味お約束の始まり。ハヤトは一応答えたものの、何かされる前にといったふうに素早く手をひっこめていました。
手さぐりといった感じの序盤、シュウが結構すかす。エプロン上でのランニンクキックも逃げられたり、ハヤトやりにくそう。そんな緊張感のある空気の中でやや遅れて登場したMr.PUSSYの場違いない出立ちににわかにざわつく会場。試合を終えたばかりなのでまだ肩で息をしていました。
リング上の攻防も熱を帯び始めた頃に場外へ。椅子攻撃も飛び出し、戦いは南側まで飛び火、なんだかすんごい音とお客さんの悲鳴が鳴り響いていました。そして水攻撃で一番の被害を被るのは結局お客さん。
リングに戻るとシュウはコーナーパッドを外してハヤトに串刺し攻撃、左腕に狙いを定めると、左腕を鉄柱に巻きつけてボーリング攻撃でハヤトを悶絶させました。
しかしハヤトもお返しとばかりシュウをコーナーに逆さ吊りにすると顔面にボーリング攻撃!ハヤトもノリノリで「ストラーイク!」この攻撃でシュウは額から流血。
レイ・ミステリオやミスティコのマスクをかぶってルチャ殺法を出そうとしたりシュウの意味不明な行動にハヤトはペース崩されっぱなし。シュウに痛めつけられた左腕をガッチリ極められてロープを求める場面もありましたが、中盤になってようやく自分のペースを掴み始めたハヤトは様々なバリエーションでシュウを蹴りまくってついにK.I.D!かなりの時間絞められていましたが、なんとか上体を起こして脱出。しかしこれでシュウの体力がだいぶ削られたようで、Mr.PUSSYも水攻撃に竹刀攻撃にとあからさまな介入を始めました。
Mr.PUSSYの介入の甲斐あってか元気を取り戻したシュウは墨汁を手に取ると「これがなんだかわかるかー?!」と墨汁コールを煽り墨汁を口に含みハヤトに噴きかけようとするもハヤトはシュウの口を塞いで阻止!墨汁を奪い取ると自ら口に含みました。口の塞ぎ合いの末、同時に噴射!お互い顔面真っ黒!
こうなると二人の条件はほぼ同じ、ハヤトが試合を決めるべく、シュウをスープレックスで投げ飛ばし、PKにハイキックにとシュウを蹴りまくり、ヘルムでフォールするもゾンビのごとく立ち上がるシュウ。二度目のK.I.Dで落ちたか?と思ったものの、微妙に動いているのでレフェリーストップもできず、たまらずMr.PUSSYが介入してハヤトを攻撃。
K.I.Dからは逃れたものの、俯せのまま体をビクビクと震わせるシュウ。しかしこれはハヤトをおびき寄せる作戦だったようで、ハヤトが手を出してきた隙をついて丸め込み!クリアされたものの、ハヤトのペースを崩したのは確か、次のチャンスでキャタピラでハヤトを捕えることに成功、3カウント奪取!会場が爆発しました。試合中も贔屓耳抜きでほぼシュウへの声援一色という感じだったのですが、すごい爆発の仕方でした。私はこの反応はお客さんはみちプロに変化を望んでいる証拠だと思いました。

私はどんな手を使ってでも、セコンド介入しまくりでいいから、ハヤトの株を下げない形でいいから、なんとしてもシュウに防衛して欲しい!と思っていたので、望ましい結果でした。しかし試合後のハヤトのフラフラっぶりに予想以上の消耗戦だったのだなということを思い知らされました。「ハヤトの株を下げない形」というのは具体的には「ケイの介入さえなければハヤトの余裕の勝利だった」という意味なんだけど、ケイの介入が無くても果たしてどうだったかな?と。ハヤトは負けたけど、心身削ったファイトにまた別の意味で株が上がりました!じゃあシュウが余裕の勝利だったか?というとそんなことは決してありません。試合後のシュウはマイクのときですら目の焦点が合ってなくて、大丈夫かなあ?と心配になりましたよ…。あんな状態でよくもまああんなにいつもの調子でベラベラと喋れるもんだなと。
なんかすごい試合でした。すごい試合を見ました。

試合終了、ハヤトはバッドボーイの面々の肩を借りて退場。シュウはずりずりとマットを這うとファーストロープにかじりついて勝利の喜びを表現?ホントに妖怪みたいな顔してました。
セレモニーでは認定証を受け取るとムシャシムャポイッ。ベルトを受け取りマイクを手に喋りかけたところでMr.PUSSYがトロフィーを指差して「なんかこれも貰えるらしいぞ」「なんだよまだもらえるのかよ」とトロフィーを受け取り、あらためてマイク。内容は、マスターに与えられた苦行を乗り越えて云々、ハヤトに勝ったことで地球の平和が守られた云々。いつもと同じ。そして「お前らマスターの御姿を見たいだろう!」と、マスターコールを煽り、マスター登場。エプロン上に立ったマスターは人文字でSを表現すると「S…?もしかしてシュウ、俺のことか?!」そうそうそう!と頷くマスター。次にモップの柄を指して「棒?」お客さんも一緒になってマスターのメッセージを読み解いていきます。今度は頭上で掌を合わせて「A」腕でマルを作って「O」両手それぞれで人差し指と親指でマルを作って「目」それを前に突き出して「出」胸の前で腕をクロスさせて「十」つまり「シュウ、防衛おめでとう」であると!次のメッセージも調子よく読み解いていると「先に言われちゃってるけど」とバラモンからツッコミが。
で、次の防衛戦の相手の念写が始まるわけですが、「念写をすると寿命が縮むのに。マスターもう寿命ねえんじゃねえのか?」とさらっとマスターを年寄扱いするシュウ。なにげにヒドイこと言ってます。コビトバラモンが差し出したチェキに「エイッ!エイエイエイエイエイ…」と人力エコーで念を入れたマスター。「どのエイで念写されたかわかんないけど」で、べろんと出てきた写真。例によって「出てくるのに時間かかる」ということで「さっ、本日の奇跡の目撃者は?!」とマスター自ら南側の後方まで行き、一人の女性客をリングサイドまでエスコート。「なんだか世界の料理みたいになってるぞ」とバラモン。「今日はどちらから?N区から。いいところですね~。お名前は?ミスA」と喫茶店のマスターのように気さくなマスター。「それではミスAに次の挑戦者を発表していただきましょう!」するとAさんは目を丸くして絶句したのち「誰かわかりません」ズコー。マスターがおそるおそる「Aさんこれまでのご観戦回数は…?」と尋ねると「みちのくは初めてです」「ではこちら(リングサイド)にいるお客様の中には熟練のファンがいらっしゃるはずでので、教えてもらってください」で、教えてもらって「大柳錦也さん」と発表されました。次の挑戦者は大柳先輩!すっごい意外な人選!会場の反応もイマイチ^^;あらためてマスターが「大柳錦也で間違いありませんね?」とAさんに念を押すとAさんは「間違いありません!」とキッパリ。「お前知らねーだろ!テキトー言ってんじゃねえ!」というツッコミにも何のことかしら?といった素振り。これにはバラモンも「マスター念写できるのに人選びは失敗してんじゃねえか」と嘆いていました。このAさん、仕込じゃないかと思うくらいすっごいテキトーでいいキャラしてました。
新たな苦行を与えられたシュウはいつもの調子で防衛して地球の平和を守ることを誓い、うじ虫になるぞー!で大会をシメました。セコンドのデカイバラモンとコビトバラモンも交えてベルト総なめのムーの太陽全員で記念撮影。このときデカイバラモンがケイのタッグベルトを持っていたのですが(バラモンに「なんでお前がベルト持ってるんだよ」と言われつつも)、週プロあたりでよく知らない人が見たら「この新王者誰?」とかなりそう。

いやー!久方振りにニヤニヤしながら後楽園ホールの階段を降りました。やっぱり勝ってほしいと思った人が勝つと嬉しいな。望んでいた結果ではありますが、意外な結果でもありました。拳王が離脱してハヤトの単独エース体制になったということもあって、早急にハヤトをまたトップに据えるのかと思っていたのですが。そしたらそうではなかったと。シュウが保持したことでますます予想できない今後のベルトの行方も気になりますが、ハヤトが丸腰の状態でいかにしてみちプロのエースとしての存在感をアピールするのかも気になるところ。
そして東北Jrの次期挑戦者がマスターの念写により大柳先輩に決まったわけですが!なんでこのタイミングで大柳先輩なのかなあと考えたところ、8月のツアーの最終戦の青森大会で組むつもりなのかなと。であればさもありなん。会場の反応はイマイチでしたが、相当楽しみなカードですよ!大一番でこわい大柳先輩が見れるかもしれないし、あらゆる意味で器用な選手だからハチャメチャな試合になっても期待できる。年齢的にもキャリア的にも若手以上中堅以下同士のタイトルマッチってのも注目ポイントどんな試合になるんだろ~?
念写とか、言われるがままに組まれるタイトルマッチってどうなのよ?!と思う気持ちは今でもありますが、こんなふうに思いがけないカードが組まれる利点もあるかな?!

ところで。この日近くに座ってたお客さんがすごくムダ話の多い人で、まあそれははいいんですけど、嫌でも耳に入ってくる話から推察するに、プロレスは好きだけどみちプロファンではない、選手の名前もあやふやな感じ?さすがに終始喋っているわけではなく、試合が盛り上がれば試合に集中してムダ話はなくなる。ムダ話が多いからといって別に穿って見ているわけでもなくて、場面によっては声を出して笑ったり手を叩いて喜んだり驚嘆の声をあげたりと純粋に自由に楽しんでいる様子。そんなお客さんがずーっと喋ってたのが第1試合と第3試合。まあ、包み隠さずいうと、つまらなかったんだなと。みちプロファンではないお客さんのストレートな反応を目の当たりにするのはファンとしてもいろいろと思うところがありますし勉強になります。好きになりすぎるとレンズがどんどんくもっていくので、たまにはこんな反応に触れてレンズを拭くのも大切なことだなと思いました!

ところでその2。同じ後楽園ホールでも6月と12月でこうも空気が違うものかと。12月の宇宙大戦争にしか来ない人もいるのはわかってるけど。たしかに12月の方が異様な盛り上がりを見せるけど6月の方が雰囲気は全然いいなあ。ヘタな野次も飛ばないし。ということはですよ?ヘタな野次を飛ばしてるのは宇宙大戦争にしか来ない人なのかと思うと腹立ってきた!キー!
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2014.06.08(Sun) 23:59

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