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対価

有料配信に価値を見出せない私ですが、一度だけ有料配信を見たことがありまして。
その作品は上演時間が短いこともあって相場に比べてだいぶおトクだったのでどんなもんかと試すのにいいなと。
お目当ての出演者の出番の少なさにがっかりしましてね…。
これが生観劇であればたとえお目当ての出番が少なくても「生観劇」という体験として満足できたんじゃないかな。手軽だからこそ不満に思ってしまったのでは。
などと考えていたのですが。まったくその通りでしたね!現に「チョコレートドーナツ」も風ちゃんの出番少なかったけれどしっかり満たされたもの。
や、たまたまかもしれないよ。作品の好みもあるし。比較対象としてドンピシャだっので「ほらやっぱりね!」と思ってしまったのです。
今後も気になる有料配信は出てくるだろうし、そのときはまた全然違うこと書いてるかも~。むしろその方がいいんだけど。
未分類 | CM(0) | TB(-) 2021.01.26(Tue) 23:16

I Shall Be Released

PARCO劇場オープニング・シリーズ「チョコレートドーナツ」を観てきました。

お目当てはモチのロン、元宝塚トップ娘役の妃海風。4月にもヒロインを演じる「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」を観劇する予定でチケットも手元にあったのに公演中止。それから1年経たないうちにまた風ちゃんに会える機会に恵まれるなんて思ってもみなかったです。
公式サイトを見てもメインの3人以外の配役が記載されていないのでどんな役どころかもわからず。映画も見てなかったのでこれ幸いと予習ナシで臨みました。

男性同士のカップルが育児放棄されたダウン症の子どもを育てるこの物語、明るく楽しい話ではないというのはうっすら感じていたし、冒頭のポールからの手紙ではっきりと悲劇であると断言していたけれど、予想以上に残酷な結末でした。
対立する弁護士や判決を下した裁判長を恨むことはいくらでもできるけれど、誰もがマルコを救おうという想いで自分の正義に従って行動しただけ。同性愛カップルに育てられることは不幸だと思った気持ちにすら嘘はない。悪意はどこにもない。だからこそ気持ちのやり場がない。
この結末では「それでもいつかは」の希望を持つことも許されない。マルコの「ハッピーエンドにして」という希望に沿うかたちでにぎやかに幕が下りたけど、かなり心が重くなりました。

キャスト発表時に「風ちゃんは学校の先生かな?」というツイートを見かけたのでマルコの学校生活が描かれているものと思っていたのですが、どうもバッサリカットされたようで?
そのあたりはしっかり言葉で語られていたので「?」となることはなかったけれど、そんな場面もあればマルコの成長をより深く感じられたのではないかなと思いました。

家族の描写も同じく言葉で語られる部分が多かったけれど、チョコレートドーナツを欲しがるマルコ、体に悪いからダメというルディ、いいじゃないかと甘やかすポール、そんな三人のやり取りがまさに家族のそれでほのぼの。マルコのために用意したかわいい部屋もふたりで頭を悩ませて選んだろうなあ。
多くない直接的な描写の中でも家族愛はしっかり伝わってきました。

この舞台は主人公がドラアグクイーンということもあってショーの場面では客席からも自然と手拍子や拍手が起こるわけですが、二幕冒頭のショーが悪趣味すぎて、そんな場面にも変わらずに手拍子や拍手が起こる状況にゾッとした。観客は純粋に素晴らしいダンスに対してのものであって他意はないとわかっていても。
この場面を作った意図をいろいろ勘繰ってしまう。まさか作った側に意図がないとは思えないし。意味も分からず手拍子や拍手をしていた人がその意味を知ったときに後悔させるため?

ルディの仕事仲間が嫉妬心を告白する場面は切なかった。「私とあなたは同じなのにどうしてあなただけ」って、私もそういうところあるから。

ルディとポールのふたりが世間から受けた仕打ちははかり知れないけれど、弁護士が放った「同性愛が当然であるという間違った考えを植え付けることになる」これこそが間違った考えだと口に出して言える時代に生きていてよかったと心から思います。
とはいえまだまだ問題は山積み。当事者じゃないからこそせめて足を引っ張るようなことはないように心がけたい。
こんなふうに同性愛に理解を示したいようなことを綴っておきながらがら「日本の舞台で黒人の役を本物の黒人が演じている!」と驚いたことに自分の差別心を思い知らされました。

劇中でも何度か涙ぐむ場面があったけれど、一番こみあげてきたのがカーテンコール。コロナ禍こうしてカーテンコールしているという自分が置かれている状況にものすごく感慨深くなりました。

出演者についても少し。

主演の東山紀之、初っ端のショーで真ん中にいるのが彼だということに30秒くらい気付かなった。リップシンクだったから余計。
ダンサー陣に至っては楽屋の場面での話し声で「おおおおお男だったの?!」となりましたまじで。風ちゃんいるかな?って探したもの。
ヒガシは少年隊の人。あと時代劇出てる人。その程度の知識しかなかったので、エネルギッシュなダンスと歌声に驚きました。そしてあの肉体美!しっかりと筋肉が付いていて、お尻が半分見えてるような刺激的な衣装も全然見苦しくなく、すらりとした脚も美しい。マルコを想う切実な演技も心に響きました。

パートナーの谷原章介はNHK「うたコン」の司会でおなじみの顔なので、本物だ!感が一番強かったです。
ミュージカルだと思ってたので彼も歌えるんだーと思ってたら歌わなかった。そもそもミュージカルじゃなかった。
情熱的なルディと穏やかなポールといった並びもよく、より深いところでのつながりが想像できました。

マルコ役の丹下開登くんは、メインビジュアルに起用されている高橋永くんみたいにわかりやすく愛らしいタイプではないけれど、おままごとするような歳でもなくも体も大きいのにお人形を手放さない、むしろ「本当にいそうと」と思えました。
モニカとのダンスシーンは本当に楽しそうで、パンフレットでも好きなシーンに「モニカさんとのダンス」を挙げてくれてて嬉しかったあ。

堀部圭亮はタモリ倶楽部にときどき出ているので(最近出てないけど)なんとなく親近感があるのですが、まあ~嫌な役がピッタリでしたね~~~。ボールからの手紙を読んで彼の心に棘が刺さればよいのですが。

そして我らが妃海の風ちゃん。女性キャストでは1番目にクレジットされていたのでそれなりに期待していたのですが…役として必要なのはわかる。けれども掘り下げられるほどの人格も与えられていなかったなーと…。べつに両親との関係は悪くないだろうが両親のような忌むべき思想は持ってなさそうとか、初対面の子供とも楽しく踊れる人柄の良さとか、想像はいくらでもできるのですべて良い方向に解釈する!
それと白雪姫の仮装がとってもとってもかわいかったのでそれだけで満足です。なにげに法廷の場面でも書記として出ずっぱりだったしね。ウフ。

ルディが憧れるベッド・ミドラーを演じたまりゑさんの歌声も素晴らしかったです。
最後、生バンドが登場したけどもしかしてずっと生演奏だった?!だとしたら嬉しい。気づかなかったとしても嬉しいの!

コロナ禍以降、初めての観劇だったわけですが、それがこの作品で本当に良かったです。
しっかし私の人生で東山紀之と谷原章介を生で見る日が来るとは。ジャニーズは通ってないし谷原章介が舞台もやってるなんて知らなかったから…。
こうして新しい世界に触れることができるのは風ちゃんのおかげです。本当にありがとう!
舞台 | CM(0) | TB(-) 2021.01.20(Wed) 22:54

咳はおならより恥ずかしい

映画「ズーム/見えない参加者」を見てきました!

めっっっっちゃくちゃ怖かった!!!!こわがりなので「来るぞ来るぞ…」のところで視線を外したりするんだけど、お金と時間かけて映画館まで見に来たんだから頑張って見ましたよ!
「アンフレンデッド」みたいにPCモニタの中だけで話が進んでいく本作、静けさがものをいうところもあるので結構でかいスクリーンに観客7人しか入っていないという状況はもってこい。
自分も参加者になって先生の言うとおりにイメージを…とちょっと思ったけど、これ参加しちゃダメなやつだと思い直してすぐにやめました。
私はオカルトあまり得意じゃなくてサイコホラーの方が怖いよねーなんて思ってたけど、物理的に攻撃してくる霊が一番怖い!!!だってどうにもできないじゃん!!!
とくに本作の霊は攻撃力高すぎるし沸点低すぎる。テディなんてろくに参加してないのに一番残酷な死に方しててかわいそう。戻ってこなきゃよかったのに。
霊の正体はジェマが作り出した架空の人物の仮面をかぶった悪霊だと説明されてたけど、「ジェームスの声が聞こえた」のは嘘でも「自殺したジェームス」は実在したのでは?一瞬映った宙に浮いた脚ってそういうことでしょ?悪霊が面白がってなぞらえたのかもしれないけど。
個人的には降霊は信じないけど、かといって面白半分で参加するのはダメだよねえ。主催者のヘイリーにも先生にも失礼。ましてふざけるなんて…本作みたいに万が一ってこともあるし!!!
でも小学生の頃こっくりさんとかエンジェルさんとかやってたなー。ホント今思うと子供だましだよね。今誘われても絶対にやらないけどな!!!
本作はZOOMがメインツールだけどSNOWとホラー相性良すぎ。空中にフィルターだけ浮いてるのはわかりやすく怖いけど、蛇のフィルターが消えないの不気味すぎ。
「アンフレンデッド」を見たときにこれはPCモニタで見るべきと思って「アンフレンデッド:ダークウェブ」は実際にPCモニタで見たので本作もPCモニタでと思ったけど映画館で見てよかった。舞台が「コロナ禍の今現在」ということもあって素晴らしい没入体験だった。一方で「コロナ禍」が「今現在」であることに絶望した。
オマケの「制作関係者が集まって交霊術をやってみた」はおトクだったけど、「謎の音がした(それだけ)」てのが現実的すぎて少々水を差された気がしないでもない。
上映時間がオマケ込みで68分と短すぎるからかどこでも特別料金1,000円で見れるみたいだからお化け屋敷気分で見に行くといいよ!オススメ!
映画 | CM(0) | TB(-) 2021.01.19(Tue) 21:41

パンド

映画「新感染半島」見てきました。

ついに映画館で寝てしまった…。無事に金を手に入れてトラックで港に向かい始めて間もなくどこからか弾が飛んできたところまでは覚えてるんだけど気付いたら仲間の一人が命乞いしてた。仲間のおばちゃんはいなくなってた。もう私には朝イチか空腹に耐えるしか道は残されていないのか…!
決してつまんなかったかというとそんなことはなく面白かったよ!前作のその後が知れたのもよかったし、スケールアップしてドンパチにマッドマックスみたいなカーチェイスとハリウッド映画ばりにド派手で大満足。「かくれんぼ」も悪趣味で最高。原題タイトルロゴはハングル二文字ドーン!でめちゃくちやかっこいい。
上陸直後に見たゾンビがみっちみちに詰まったガラス張りの建物はしっかり伏線になってたし、おじいちゃんボケたかと思わせての実在した「ジェーン」。「大きな音や強い光に集まる」という習性もよく生かされてた。子どもたちの活躍もお見事。
悪役の二人、軍曹はもうお手本のようなゾンビ捕食シーンの餌食に。大尉も悪い奴なのは間違いないんだけど、騙されたのはちょっとかわいそうだったかな。彼の最後の悪あがきのおかげで黒幕連中も無事に全滅したし、考えてみたら彼のおかげで助かったのでは。
前作のことを考えるとおじいちゃんは助からないだろうなとは思ってたけど、主人公と母親どっちも生き残ったのは意外だった。それでいい!前作は犠牲を払いすぎだ!
主人公が渡部にソックリでな…でも主演ってことはどっかで見てるんだろうなと思ったら「群盗」のこの世のものとは思えないほど美しいユンだったとは!え、今「群盗」見たら渡部と思ったりする?まじで?
映画 | CM(0) | TB(-) 2021.01.18(Mon) 23:41

描かなければならない

映画「燃ゆる女の肖像」を見てきました。
どの場面を切り取ってもそのまま絵画にしたいほど美しい映像。曲の使い方も素晴らしい。BGMが一切ないので3曲が場面とともに深く刻まれる。
予告を見ていたので同性愛を描いていることを知っているうえで見始めたんだけど全然そんな気配もなく女中のソフィと一緒に楽しくカードに興じている姿に勘違いだったかな?と思ったら勘違いじゃなかった。
画家のマリアンヌも令嬢のエロイーズも感情薄いから恋心に微塵も気付けず、なんでいきなりキスしてんのこのふたりは?!と思ってしまった。
エロイーズのスカートの裾に火が着いて倒れたときに彼女を失う恐怖を覚えて大切さに気付いたのかなとか想像はできるんだけど、「いつからキスしたいと思ってた?」という会話からしてもだいぶ前から性愛対象として見てたってことでしょ?超展開に頭がついていかなかった。
ただ、これが男女だったら「これだけ濃密な時間を過ごしたら恋に落ちるのも当然だよね」と思えてた気がする。つまりふたりの想いに気付けなかったのは私が異性愛者だから。いや、同性愛を描いていると知ってるうえで気付けないってどうかと思うけど。
このふたり本当に感情が薄くてさあ!エロイーズ「彼女は笑顔を見せない」ソフィ「お互いさまでは?」その通りだよ!だからこそ数少ない強い感情が現れる場面が印象的なんだろうな。
別れの場面はオルフェのなぞらえだろうけど、あそこで振り向かなかったらどうなってたんだろう?振り向いたうえで出て行かれては追う余地もないとエロイーズが思ったのだとしたら、振り向かなけれエロイーズは追いかけたかも?
一度目の再会の「28ページ」の字幕は親切だけど無粋。
二度目の再会で「彼女(エロイーズ)は私(マリアンヌ)を見なかった」のは存在には気付いていたか否か?それによってラストのエロイーズの百面相の捉え方も変わる。あの百面相は結婚して子をもうけて…と人生経験を積んで様々な感情を覚えたのかなとも感じた。
主軸はマリアンヌとエロイーズの関係なのは間違いないんだけど、一番強烈に印象に残ったのがソフィの中絶。目に映っていることが信じられなかった。私はあれを美しいだとか崇高なものだとか思う感性は持ち合わせていない。再現して描かせるエロイーズも描くマリアンヌもモデルになるソフィも全員理解に苦しむ。
見てる最中は「?!」と思う部分が多々あったけど、見終わって思い返してみればあれはこういうことだったのかとちゃんと納得できてる。多くを語られなかったからこそ如何様にも解釈できるし。
評価の高さからは期待してたほどじゃなかったけど案外引きずってる。それと私は同性愛だろうと恋愛モノは得意じゃないということがわかった。
映画 | CM(0) | TB(-) 2021.01.13(Wed) 21:38

同期愛

新春大会は矢巾と仙台に行ってきました。

大瀬良が塁のベルトに挑む大一番。
まさかフィニッシュが足4の字固めとは!フィニッシュにつながる両膝への攻撃が相当なインパクトだったから試合の流れとしても理に適っていると感心させられました。
大瀬良の挑戦が決まったときはチャレンジマッチ感が拭えないなあと思ったけど、実際にもそうだったかなあー。いつもはそんなこと感じないのに「おっと」と思う場面がいくつかあったし、気負いすぎてたのかしら。
で、次の挑戦者は川村と。まあそうなるよね。ベルト争いの中心が大釜組なのはむしろ嬉しいけど、初っ端MUSASHIがリターンマッチに失敗してるからハードルが高くなっちゃってるのがなんとも。
ともあれ2か月は短くない!がんばれ川村!塁はかなり厳しい言葉を投げかけてたけど、そんなことないと思う!川村にはわかりやすい華がある!
今後どう流れていくかはわからないけれど、矢巾のセミでの川村とMUSASHIのスピーディーな攻防にシングルマッチが見たいと思ったので、そう遠くないうちに大舞台で実現することを祈って。

小笠原の成長が本当に目覚ましい。ラッセとの重量級対決はラッセが格の違いを見せつけたけど、仙台で見せたカウンターのラリアットには受けたのはしも驚いてたね!

矢巾の第2試合がすっごいイマイチでな…ムーの太陽は今年もこんな感じなんだろうかとガッカリしてたところで仙台の第2試合がもうめちゃくちゃに面白かった。パートナー変わるだけでこんなにも違うのかと。主役が明確でシャンパン対農業という主軸もハマってた。
愛澤は私がみちプロ観戦始めた頃にはもういなかったので思い入れも大した興味もなかったんだけど、初めて愛澤を魅力的に感じた。メインで塁のセコンドにつく姿にもグっときた!

サスケもサスケでムーの太陽でマスターやってるよりもベテラン軍として若手とやってる方が何倍も魅力的!仙台のセミも素晴らしかったもの!絞め技の競演でフィニッシュになるとは思わずおもいっきり見逃したけど。

矢巾のメインのバトロルイヤルはお年玉みたいでとっても楽しかったです。サプライズの雷斗さんなんてまさしく。M-12みたいに東北Jrの挑戦権がかかってるとかもないので最初から最後まで笑いっぱなし。
こんな試合(言い方)でも東郷さんは普通にこわくてライトさんがかわいそうになった。のはしの小悪党っぷりに新年早々みんなの心がひとつに…!
楽しかったけどロングツアーを思い出して心が抉られました。

ちょっと気になったのがレフェリー、何度も登板していて今回初めてそう思ったんだけど、選手にツッコミ入れるスタイルが性に合わなくてツライ…。デュークさんがいい意味で空気だから余計。お笑いでもツッコミは観客の代弁と言うけれど、プロレスに関してはノーサンキューっすわ。

年が明けたからといっていきなり好転するなんてことはなく、まだまだ長い目で見ていかなきゃならないだろうけど、悪いことばかりじゃないですよ。なんたって3月には卍丸も復帰するし!はやくkenとの並びが見たい!どういうポジションでやっていくかも気になるところ。新人は3年目までの基準で考えると大瀬良と川村ももう新人じゃないんだから、軍団抗争も無理じゃないと思うのですが。
プロレス | CM(0) | TB(-) 2021.01.12(Tue) 22:18

どうせおもしろいの

最近見た映画。

・サマー・オブ・84
閑静な郊外の住宅地を脅かしている連続殺人事件の犯人は隣に住む警察官ではないか?と疑いを持った主人公が仲良しの3人を巻きこんで捜査に乗り出す話。
僕・イケメン・メガネ・デブとテンプレな仲間たちに王道ストーリー、真相に辿り着いたところで背後から犯人が…ということもなくアレ?と思ったら…こんな終わり方嫌だあ~。見なきゃよかったと思うくらい嫌。「子供の夏の冒険を責めたくない」にいいこと言うじゃん!と思った私のバカ!「連続殺人鬼も誰かの隣人である」というメッセージは強烈に焼き付いたけど、むしろ忘れたい…。「来るなら来い」みたいな続編作ってスッキリさせてくれ!
バカやってる仲間たちもそれぞれ事情を抱えているというのも辛かった。
ちゃんと'80sの手法で作られてるんだろうなと思ったのが音楽!不穏なシンセ音がめっちゃ'80sっぽい!

・好きにならずにいられない
実家暮らしの内向的な中年男性が母親の彼氏に無理矢理申し込まれたダンス教室で出会った気まぐれな女性に振り回される話。
「タッカーとデイル」みたいなの期待してたら全然違った。
なんだこの女…と思ったけど双極性障害か。身勝手な行動にムカつきっぱなしだったからそこまでする必要ある?と思ってしまうけれど、主人公がそれで満たされるならばそれでいいのか。ていうかどうなったか教えてよ。
かたやストリッパー呼んでバカ騒ぎ、かたやバーで静かに観戦飲み、自分の職場のガキみたいな仕事仲間と彼女の職場の大人な仕事仲間の対比がすごかった。
恋人もいなくて悲惨な風に描かれているけれど、普通に働いてるし趣味仲間もいるし行きつけの店もあるし衣食住困ってないし別によくない?と思ってしまう。

・The Witch 魔女
惨劇が起こった研究施設から逃げ出した少女が酪農家夫婦に助け出され…という話。
復讐モノということでこの育ての親が殺されて復讐が始まるのねと見進めるとのんきにオーディション番組に出てるし本人記憶喪失だし育ての親も死なないしいつになったら復讐が始まるのかと思ったらもうハナから始まってたのか!!!
そもそも復讐モノじゃないわコレ。自分に死が迫ってなければこんなことせずに酪農家夫婦の娘として平穏無事に過ごしてたでしょう。力ずくはそっちがその気ならで致し方なくじゃん。
主人公の無双っぷりが気持ちいい!絵に描いたような中二病キャラもエラソーに大演説かましたラスボスも一切歯がたたずに無残に死んでいくの最高!
ラストの「お母さん」と「お姉ちゃん」がわかんなくて調べちゃったよ。妹うすら笑いでお母さんのこと見てるから主人公側かと思った。
おせっかいな親友とのデコボココンビっぷりがツボなので普通の女の子に戻ってまたふたりで仲良くしてほしい。

・スプリンパン まえへすすもう!
ゆかいな仲間たちが旅に出る話。
山どんの毛並みのふさふさっぷりに比べて人型キャラのテクスチャの甘さよ。お母さんにいたってはプラネタリウムの今夜の星空案内レベル。
カオスと評判の内容も短い場面が脈絡もなく次々に切り替わるのは宝塚のショーで見慣れてるから何の違和感もなく見てしまった。現にデュエットダンスもあって宝塚みたいと思ったし。素晴らしいダンスに歌ウマでストレスフリーな良質ショー。体感5分。実時間でも5分だけど。

・ダイナー
闇の仕事でヘマした女が殺される寸前に「私は料理が得意です」と主張して殺し屋専用のダイナーでウエイトレスとして働くことになる話。
私なんでこれ見たかったんだっけ?原作読んでたから(感想)じゃなくて…と思ったら沙央くらまが出てるからだった。
というわけで見ました。開始5秒で止めたくなったけどこれは舞台映像だと頭を切り替えたら大丈夫になった。
よくもまああの原作をレーティングなしにしてくれたなと。スプラッタ描写が皆無なのはべつにいいんだけど、肝心の調理シーンが少ないし料理もライティングのせいかおいしそうに見えない。「全身整形で子供になった大人」は工夫して頑張ってた。フルCG(?)の犬もすごかった。
コマちゃんの出番の少なさにがっかりしつつも原作通りならド派手に爆発してくれるだろうと耐えてたのに寸止めってひどくない?!
奇抜な格好をした美しい人がたくさん見れたので頭空っぽにしてイメージビデオだと思えば楽しめるかな。
私は原作ほとんど覚えてないからこの程度のうすっぺらい感想だけど、この二人そんな関係だったっけ?ラストもこんなんじゃなかったよね?と思ったので、原作ファンの人の気持ちや如何に。
映画 | CM(0) | TB(-) 2021.01.08(Fri) 23:40

農薬飲ませろ

最近見た映画など。

・当確師
選挙コンサルタントが「3期目に挑む市長を引きずりおろしてほしい」という依頼を受け対抗馬として保育園長に白羽の矢を立てる話。
少年漫画みたいな展開だった。平凡な主人公が実は伝説の勇者の血をひく者だった!みたいな。「父親を越えてみせる」という終わり方もスケールがでかくてかっこよかった。
市長夫人の行動の理由が夫への憎悪でも親友への友情でもなく「実家を守るため」で、一番の権力者に思えた市長が夫人にとってただの駒だったなんて、つくづくこれに出てくる女性には「弱き者、汝の名は女」が当てはまらない。

・ジェニーの記憶
アラフィフの女性作家が母親からの電話をきっかけに中学生のときに経験した先生とのひと夏の恋の記憶をたどる話。
13歳の「幼すぎる」自分の写真から始まって、友達が感じていた性的な視線に気付かず、同時期にアルバイトの女子大生とも関係を持っていたことを知り、「他の人」の存在にたどり着き…自分は恋愛経験だと思っていたことが虐待だったと認めざるをえなくなっていくのが本当に辛い。母親からの電話を受けるまでまるで忘れてたのは防衛本能が働いていたのではと思えなくもない。
フリーセックスに走ったのも結婚に踏み切れないのも明らかに影響を受けているのに、当の本人は結婚してるなんて恨みたくもなるだろうよ。
先生の悪魔の所業は責められて当然だけど、今になって虐待だったと気付いたことは主人公にとってよかったのだろうか…。せめて先生が相応の制裁を受けないと割に合わない。

・神と共に 第一章:罪と罰
殉職した消防士が三人の使者とともに49日以内に七つの地獄裁判を通過して成仏を目指す話。「第一章」とあるけど本作だけでも楽しめる。
ハ・ジョンウが出てるからいつか見ねばとは思ってたんだけど、こんな、わくわく地獄ツアーみたいな話だったとは。あんな三人が付き添ってくれるなら死後も心強いね!
消防士が犯した罪(といっても判官の言いがかりに等しい)のエピソードがいちいち胸に来る。
怨霊として登場させるために弟の死は必要なのはわかるんだけど、立て続けに息子を失った母親がかわいそう。
「現世で許された罪は死後問われない」という設定は「死んでも許さない」ことがある人にはキツイな。

・神と共に 第二章:因と縁
後輩による誤射で死亡した兵士が三人の使者とともに49日以内に七つの地獄裁判を通過して成仏を目指す話。
地獄だからもうなんでもアリね。恐竜まで出してきてやりたい放題。楽しそう。
よくもまあ複数のエピソードを並行して詰めに詰めたなと。点が線になっていくのが気持ちいい。
「1000年もの間許しを請うチャンスを逃し続けてきた」は身につまされるー。
主人公家族のエピソードはお互いに思いやる気持ちが招いた悲劇といった具合でドラマチックだったけど、弟の事件がなんでそんなことでという感じで…でも現実もそんなもんなのかなー。
全く期待してなかったファンドが上がるという明るいオチがよかった。

・ブリタニー・ランズ・ア・マラソン
怠惰な生活がそのまま体型に出たようなアラサー女性が医者に肥満を指摘されてジム通いを勧められるも会費が高いからとりあえずジョギングから始めたら思いがけずのめり込んでしまった話。
初日に1ブロックで死にそうになってるのがもうあるあるすぎて!!!目標ができてメキメキ効果が現れるあたりサクセスストーリーかと思わせて、賭ける想いが強すぎて挫折するところをちゃんと描いてるのがいい。面と向かって言うのはありえないけど、自分よりも太っている幸せそうな女性に悪意を向けたくなる気持ちわかるなー。
クラブで飲み歩いてるのにジムの月会費129ドルを払えないと言っていた主人公がちゃんと自分に投資できるようになってるし、助けを求める姿にしっかり成長を感じた。
主人公の性格もあるんだろうけれど、マラソン仲間とのベッタリじゃない距離感が心地よかった。マラソン大会のひとり参加に勇気付けられる。
映画 | CM(0) | TB(-) 2021.01.05(Tue) 22:01

無病息災

あけましておめでとうございます。
昨年はコロナのせいであらゆる現場が中止になりフェスなんてもってのほかだったわけですが、年末に開催された太夫フェスが最高だったので少しは気が晴れました。
ほんとうにコロナがどうにかならないとどうにもならないのでどうにかなりますように。
未分類 | CM(0) | TB(-) 2021.01.04(Mon) 23:42
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