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英語で2ワード

映画「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!」観てきました!チラシの解説がほぼほぼフルでネタバレなのはどういうつもりだ。
ツッコミどころ満載のまごうことなきおバカ映画なんだけど私はかなり響きました。
メタルバンドったってそれ一本で食ってるわけではなく(なんたって結成12年目でオリジナル曲なし!)、田舎で生活するにはその風貌はあまりにも生き辛く、町をあるけば「ホモ」呼ばわり。そんな変わり者をバカにするくらいしか楽しみがない青年たちも都会のフェスに出ると知るや手のひら返し。同郷の手柄は村の手柄、村を挙げてのお祭り騒ぎに村長まで出てくる始末。この閉塞感がもう…!!!
バンドのサクセスストーリーとしては初めてのオリジナル曲が認められるなんてむしろシンデレラストーリーっぽくもあるんだけど、ガラスの靴フィッティング会場に自ら出向いたという感じか。そこまでの苦労がね!国境越えとかバイキングとかさずがに私は何を見せられてるのかと…。
無事に辿り着いたステージでまさかのゲロアゲインだったけどゲロ直撃した客が率先して歓声あげたのはアツかった!!!メタラーの鑑!
主人公たちの障害となる悪意のあるキャラクターもいるけれど、それらもひっくるめて拭いきれないほのぼの感。幼馴染が集まって結成した仲良しバンドってのがいいし、メンバーも個性的で楽しい。ベースはみんな好きでしょ。図書館勤務のメタルマニア。一番の変人なのにそこはかとなく漂う気品。豊富な知識でぶん殴るギターリフ潰しめちゃめちゃ笑った。
全員長髪で見分けつかんと思っていたメンバーにもどんどん愛着が湧くから、ドラムの死が本当に悲しかった。嘘をついたというよりもフェスに出場できるという前提で動いたせいで大変なことになってしまって意気消沈の主人公に「俺はどこでだってやってやるよ!」と意気込みを見せて慰めた直後のあの展開だもの。ドラムが死ぬくらいならメタルで正気を取り戻す入所者のパートいらないと思ったくらい。まあ…「仲間の死を乗り越えて」という重要なフェーズだし、みんなでステージに立つぞという絆の強さを示すシーンにも繋がるから必要だったのでしょう!そういえば「スパイナル・タップ」でもドラマーが死んでたけどメタルあるあるなの?(嫌なあるある)
軽い気持ちで見に行ったんだけど、この題材のおかげでへヴィメタルを大音量で聴けたことに感慨深くなってしまいました。なんやかんや年に1回くらいはそういう音楽が聴けるイベントに行ってたし、まさにコロナでダメになったチケットもあったし、そしてまたそういうイベントに行ける日がいつ来るのかもわからないし。こんな映画でセンチメンタルな気分になりたくないよホントに!
ちなみにフィンランドのメタルはみちのくプロレス絡みだと九龍の入場曲がLordiの「Hard Rock Hallelujah」でしたな。
映画 | CM(0) | TB(-) 2020.08.16(Sun) 23:44
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