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少年の声を持つ男が女を少女にする

最近見た映画

・アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ
執筆活動のために借りた長期滞在先のロッジでならず者どもに暴行された女性作家が復讐する話。
復讐パートは見たいけどれ暴行パートは見たくなくてずっと手を出せずにいた作品がアマプラに登場。そういうものだと知らずに見た「サベージ・キラー」が相当だったので、あれよりひどいことはまずないだろうと意を決して。
暴行パートはレーティング相応。それでも嫌だけど。復讐パートは各々の所業に合わせたりとなかなか凝っていて楽しかった。
保安官に身重の妻と幼い娘がいるという設定が嫌すぎる。凄まじい暴行を目にしてもなお彼女に慈悲を期待してしまった私はしっかり自己嫌悪に陥りました。
知恵遅れの彼に対しても脅されてたし彼女を助けようとしてやったんだし反省してるし…と思ってしまって、そうだとわかっていてもなお許さかった彼女の行動につくづく、部外者は黙ってろだわ。
あのギミックにはわずかばかりの慈悲があったのかなと思わなくもないけど、あったとしてもわずかすぎるし、銃声を聞いてほんの少しだけ微笑んだ顔がすべてってことか。

・ピッチ・パーフェクト
大学なんか行かずに楽曲制作で食べていきたい少女がとりあえず1年間大学生活楽しめば親が夢に協力してくれるってんで落ち目のアカペラサークルに入る話。
主人公の役者が結構な頻度で吉田沙保里選手に見える。
「明るい文化系」が台頭していることは「21ジャンプストリート」で学んだけど、こういう世界なんだ~。男子チームのリーダーあの面であの性格ってホント腹立つ(笑)
アカペラの大会なんて日本のテレビ番組の企画でしか見たことないけど、アメリカでは歌の技術だけでなくてパフォーマンスも審査されるんだね。大会のシーンはいわずもがなだけど、飲み会でやったラップバトルならぬアカペラバトルがアツくて燃えた。
主人公がかすむほどに個性派揃いのメンバーの中でもアジア系(日系?)の彼女が強烈。闇の住人か何か?蚊の鳴くような声で喋る彼女が普通の声量で喋ったら「そんなに叫ばなくても」と言われるギャグが好き。アジア系といえば主人公のルームメイトに関する描写の意図がわからなかった。「ルームメイトとの親交を拒絶して同じ人種としかつるまない留学生」ってのがあるあるネタなのかな?ネガティブな存在として描かれているわりには終盤で主人公に「よい春休みを」と声をかける描写が入るのが謎。太っちょエミーの本名がパトリシアだってのが泣いて告白するほどの秘密だというのも意味が分からないし(ユダヤ人をバカにしてる自分こそユダヤ人だったってこと?)、お気楽お下劣コメディに見えてそうじゃないんだろうな。こりゃ解説を漁るしかない。

・バチカン・テープ
怪我した指先の傷口をカラスにつつかれた結果悪魔に取りつかれた女性の悪魔祓いを試みる話。
パケ写が強烈で、口に何の機械付けられてんのかと思った機械じゃなかった。あらすじも見てなかったからエクソシストの話だとも思わなかった。てっきりSAWシリーズみたいな話かと。
「震える舌」を見て悪魔憑きは破傷風なんじゃないかと思ったけど、やっぱり取っ掛かりは破傷風っぽい。
悪魔も怖いけど敵意むき出しで娘の恋人を拒絶する父親が怖い。悪魔祓いに失敗した途端被害者の出自を貶す神父も怖い。
あの後アリーナで起こることは想像できるけどせっかくなら映像で見たかった。ていうか、ああやって戦略的に普通に振舞えるならハナからそうしてりゃエクソシストに目をつけられることもなくサクっと行けたのでは。ま、そこはまだ乗っ取られる前の被害者の魂がそうさせなかったと解釈しとこう。

・シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
私立探偵が友人の医者の協力を得て、連続爆破事件に挑む話。
前作よりも笑えるシーンが多かった。馬を駆るかっこいいシーンにひとりだけポニーは反則。ホームズってお兄ちゃんもヘンな人なのね。社交性はあるみたいだから奇行が余計に目立つ。じいやも大好き。
前作ではわりと完全無欠っぽかったワトソン君の人間らしい面が見えたのもよかった。あれってバチェラーパーティーなのかな?「なんで私の友人が誰も来てないんだ」のホームズとのやりとりめちゃくちゃ笑った。
ついに登場の教授が思ったよりも普通というか裏社会の人っぽくないというか、でも世俗に溶け込めるその普通さがかえって怖い。
教授の生死は不明みたいな終わり方はちょっと不満。ホームズの彼女(?)は死んでしまったの?だとしたらあっさり過ぎるし、もっと長いシリーズで見たかった。2作目までは決まってたけど3作目が作れるかはわからなかったのかな?

・K2 初登頂の真実
第二次世界大戦で敗戦国となったイタリアが国民を元気づけるためにもK2の初登頂に挑む話。
初登頂に成功したのに後味が悪すぎる。それも本人の口から言わせてないから、若く才能のあるヴァルテルを「信じていた」のか「おそれていた」のか、実際どうだったの?とモヤモヤ。エピローグでようやく後者だとわかりゲンナリ。アキッレが「英雄だ」と称えられたときにバツが悪そうに「ここにいるみんなが英雄だ」と言ったのには罪悪感も隠れていそう。
映画では描かれていなかったけれど、ヴァルテルに同行したポーターが凍傷で手足を切断したのがアキッレの己の名声のための身勝手な行動のせいだと思うと怒りしかない。
人間の脆さや仲間を思いやる気持ちを描きたかったんだろうけれど、リーノの婚約者のエピソードは胸糞悪ー。「私たち友達よね」と確認しあってからの不貞は悪趣味すぎ。あんなシーン入れる意味ある?手紙のシーンだけでよくない?
ライトスタッフみたーいとワクワクしながら見始めたのにこんな嫌な気分になるなんて…。
映画 | CM(0) | TB(-) 2019.02.01(Fri) 23:56
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