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おはこんばんちは

最近見た映画

・実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
1本の映画としては長いけれど、山岳ベース事件~あさま山荘事件を知るには、変化球の「光の雨」と警察視点の「突撃せよ!あさま山荘」の2本を見るよりも、連合赤軍視点のこの1本を見れば事足りる。前段でよど号ハイジャック事件にも触れてるし、終わりには2002年までの連合赤軍に関する事件が年表で紹介されている。
わりかし淡々と描かれているからしつこくならずに長くても飽きずに見れた。知ってる俳優がほとんど出ていないのもリアリティを出すのに一役買ってたかと。とくに永田洋子役、「光の雨」では演者の裕木奈江を知ってたから本人のイメージを覆す演技にばかり目を奪われてしまったけど、こっちだと演者を知らないこともあって「なんでこんな普通の女に?」と思ってしまうあたりがかえって怖かった。
内ゲバの山岳ベース事件はばかみたいとしか思わないんだけど、機動隊との衝突で数百人逮捕だの、ハイジャックだの大使館襲撃だの爆弾テロだの超法規的措置だの、学生運動そのものはスケールがでかすぎて、日本での出来事だということが信じられない。そしてそれに関連する物事が2000年代までなんとなく続いていたということに驚き。平和な時代に生まれてよかったと思う一方で、その時代に生まれたとしてもテレビの中での出来事だったろうなとも思う。

・トゥルーマン・ショー
生まれたときから生活をフルタイムで全世界に放映されている男の話。
前知識なしで見始めたから、なんだこれ?と思いながら見てたら…やたら目につくポスターやら便利グッズやら、あのとき感じた違和感はそういうことだったのね。突如始まるココアの宣伝には笑ってしまった。
知らないのは当事者だけで、舞台設定を用意して反応を見て楽しむ。恋愛リアリティならぬ人生リアリティってことか。たしかにドキュメンタリーよりもリアリティの方が刺激的だもんね。
作中だけでも仕掛け人結構ポカしてるのに、30年間も本人に気付かれないだなんてそんなことありえる?とも思うけど、育てたように育ったのだとすれば行動パターンの見当もつくだろうし、ありえなくもないかと思えるのが怖い。なによりプロデューサーの目論見通り応援したくなる好青年に育っているのが怖い。
主人公が無事に脱出したのはよかったし最後の台詞にも胸が空いたけれど、世界中が感動に包まれているのはカゴの中の鳥を見て面白がってたくせに勝手だなあと思ってしまった。

・パシフィック・リム:アップライジング
あれから10年、世界を救った英雄の息子は堕落した生活を送っていたが、イェーガー自作少女と出会ったことがきっかけでパイロットの教官になる話。
登場人物の多くが前作からの続投なのに刺青だらけの怪獣オタクしか覚えてなかった。しかも乗っ取られているとはいえラスボスになるなんてー。
ま、人間ドラマは置いといて。
スクラッパーちゃんがめっっっっちゃカワイイ!チビとばかにされてたけど大活躍!救世主!最高!カイジュウに乗っ取られたイェーガーもパワードスーツみたいでカッコイイ!
最終決戦は富士山で大暴れ!とはいかなかったけど東京のビル街で暴れ回るのも最高だった。でも目に飛び込んでくる漢字ひらかなカタカナが気になって集中できない~。カイジュウが三身合体したときはイェーガーも合体して超巨大ロボになると思ったんだけどな~次作に期待してます!

・ゲットスマート
優秀な分析官ゆえにエージェントになれない男が犯罪組織を叩くにあたり顔を知られていないからという理由で急きょエージェントに抜擢され整形したばかりの女性エージェントと組んで捜査に乗り出す話。
パケ借りで大当たり。ロック様が出ててトクした気分。いや笑った笑った。やっぱり本人は大まじめってのが一番笑える。主人公が並はずれた努力家ってのも好感が持てる。エージェントとしては初めての任務でいろいろと足りない部分もあるけれど分析官としての経験が生かされる場面があるのがいい。優秀なエージェントが事務方に回されるとコピー機すらまともに使えないってのも職業に貴賤なしというメッセージが伝わってくる。オタクコンビ好きだなー。
整形のエピソードは辛かった。整形させられるってどんな気持ちなんだろう…。「整形前は母親似だったのよ」という台詞が切ない。
男女バディものということでどうせくっつくんだろうなと思いつつも全然くっつく気がしなかったんだけど結局くっついた。

・くまのプーさん(2011年)
100エーカーの森に住む(という設定の)動物(のぬいぐるみ)たちの物語。
キャラクターとしてはもちろん知ってたけど、これを見てプーさんってぬいぐるみだったの?!という状態から鑑賞。
ツッコミ不在全員ボケ。唯一ウサギがツッコミになり得るんだけど、優しいのか我慢強いのか、結局ツッコまないから大惨事。優しさってときに残酷。
プーさんは無自覚のクズ。穴を掘らされたり石を運ばされたり怪物の追跡を任されたり厄介ごとを押し付けられるブタがかわいそうすぎる。でも笑う。
プーさんがハチミツ切れを起こして幻覚を見るシーンは麻薬中毒の禁断症状のソレ。最後ハチミツの壺に飛び込むのもまじかよって。
寝坊するのもボーっとするのも老けるのも靴下に穴が開くのも全部怪物のせいにするのは見習いたい。そのくらい気楽に生きたい。
エンドロール後にみんなが勝手な想像で作り上げたはずの怪物が出てきたのには笑った。しかもスゲーいいヤツ。
吹替と字幕の両方で見たけど「女子供以外は全員おっさん声」なのは本国版に忠実なのね。
映画 | CM(0) | TB(-) 2019.02.26(Tue) 23:45

ピーチ姫

アメトーーク!のろくでなしBLUES芸人の回面白かったです。
私のヤンキーマンガ好きの原点で影響受けてボクシングやブルーハーツも好きになったし、ジャンプ全盛期の頃に本誌で読んでたり単行本もちょこちょこ集めてたりしてたけどジャンプを読まなくなったりなんだりで結局最後まで読んでないのよね。葛西はキャラクターとしては知ってるけど、川島やらサリーやらにいたっては誰それ状態…。連載当時に久し振りに本誌で見たら千秋が明菜ちゃんカットのままルーズソックス履いてるのにビックリしたのをよく覚えている。ひなのという名前ひっくるめて当時の最先端みたいなオシャレ女子と同じ画面に収まってるのも不思議だった。
そんでその千秋ですよ。当時はなんとも思ってたなかったけど、私は「愛という名の後方支援」系のヒロインが大好きなので真逆を行く千秋はいま読み返したらきっと嫌いなタイプのヒロインだろうなーとは思ってたんですけどね。まさか作者本人にまで嫌われてたとは…。芸人たちがよってたかって嫌いって言ってるのは笑って見てられたけど、作者にまで愛されないなんて不憫じゃあありませんか。いつか読み直して本当に嫌いかどうか確認したいと思ってたけど、これ見ちゃったらもうまともに読めないだろうな。
ちなみに私的三大ヤンキー漫画(ろくブル・今日俺・特拓)の中でのベストヒロインはぶっちぎりで今日俺の理子ちゃんです。…そもそも特拓のヒロインって誰?昌さん?拓ちゃん?

追記。
とりあえず手元にある「ろくでなしぶるーちゅ」を読み返した限りではべつに千秋嫌いじゃないなあ。かわいいし優しいし。
未分類 | CM(0) | TB(-) 2019.02.25(Mon) 20:49

缶バッヂ

最近見た映画など。

・SHERLOCK シーズン1・第1話
アフガニスタンから帰還した軍医がルームメイトを探していたら趣味で事件の捜査に首を突っ込んでいる男を紹介されて一緒に首を突っ込むようになる話。
ドラマだけど90分1話完結だから映画感覚で見やすい。
現代が舞台のシャーロック・ホームズ。ホームズが見た目も相まって相当変人。立て板に水な推理の披露はよく舌が回るなと。
ワトソン君は親しみやすい印象。ホームズとの身長差がすごいのはホームズがデカいんじゃなくてワトソン君が小さいのね。
まだ出会ったばかりの二人だけど、こんなに魅力的な二人がこれからどんどん仲を深めていくのかと思うと楽しみ。「話しながら考えたいけれど骸骨を持ち歩くわけにはいかないし」という発言からするにホームズはすでにワトソン君のことを友人だと思っているようだし。
事件の方はちょっとなあ。「脅されて飲みました」「4連続で成功したのは運が良かっただけ」なんて肩すかしもいいところ。動機も我が子に財産を残すためとはいえ結局殺し屋稼業だし。
事件じゃないところでワトソン君にホームズを監視する話を持ちかけたのがモリアーティ教授じゃなくてお兄ちゃんだったという大どんでん返しが発生したのには笑ってしまった。あんなの、見た人9割方モリアーティ教授だと思うって!

・ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
大統領警護の仕事に失敗して中国の山奥にこもって心身の鍛錬に励んでいたスパイのもとに名指しで仕事の依頼が来たので復帰する話。
Mr.ビーンの人の作品初めて見た。めっちゃツボった。下品だけど「裸の銃を持つ男」よりもピンクネタ控えめだから見やすい。立派な身なりの気取った紳士がとことんアホなことするのホント好き。本人に悪気ないのもいい。ものすごーくわかりやすい黒幕に気付いてないのが観客ひっくるめても主人公だけってのがもう。真面目な会議の最中に椅子の座面調整の止め方がわからなくて延々と上がったり下がったりしてるの死ぬほど笑った。ありがちなアクションシーンを小バカにするような追いかけっこも最高。冒頭のワケワカラン修行がちゃんと伏線になってるのには感心した。
しっかし顔芸ホントすごいな。「モザンビーク」と言われたときの表情筋どうなってんの?Mr.ビーンも見てみよう。

・ジェーン・ドゥの解剖
検視官の父とその仕事を手伝う息子のもとに警察から「今夜中にやってくれ」と外傷ひとつない美しい死体が届く話。
オカルトが得意ではないのはイマイチノレないのが理由なんだけど、これはなかなか怖かった。皮をめくったら…のシーンはまじで声出たわ。
解剖の過程は勉強にもなるしワクワクしながら見れたけど、中断以降は怖いから早く終わってくれと思いながら見てた。
でもやっぱり魔女の呪いでしたーのオチはノレない…そりゃこんなのオカルトでしか説明のしようがないけどさ。いやでもでも魔女の力でガワだけ元通りだとすると、中身のあれこれは物理的に行われたってことか。結局人間が一番怖いんじゃん!

・宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲
宇宙征服を目論む悪の組織による人工彗星を地球に衝突させる計画を阻止すべく宇宙の平和を守る12人の戦士が立ち上がった!という話。
たった1年前なのにすでに懐かしい。あらためてスーツのデザインが最高。メンバーもみんなかわいい~。そうそう、ラッキーのこの根拠のない自信がいいんだよ。そしてやっぱり話がよくわからない。でもキュウレンジャーは画面がにぎやかで目に楽しいから話がわからなくても大丈夫!
ラストバトルで主題歌入れてくるタイミングがジャストすぎて素でうおおおおおお!と言ってしまった。更にサビで反撃開始なんてもうどこまでもアガるー!いやこれ劇場で見たかった。
ルパンレンジャーvsパトレンジャーがまっとうに面白いのでつい「キュウレンよりもルパパトの方が…」なんて比較してしまいがちだけど、やっぱりキュウレンジャー楽しいわ。

・スーサイド・ショップ
公共の場での自殺が禁じられているほど自殺者が多発している街で自殺用品店を営む陰気な一家に太陽のように明るい子どもが生まれる話。
ちょっとこれは…よりによってこのご時世に見たくなかった。虐待描写がキツくてまいった。当の本人は全然堪えてないみたいに描かれてるけど、暴行シーンがストレートすぎるし、喫煙推奨だって十分虐待だよ。あそこで見せた笑顔すら息子の身を案じたのではなくて自分の保身としか思えない。仕事熱心過ぎてノイローゼだったとしても許されない。
最終的に言いたいことはよくわかったし異論はないけれど、最後に毒入りクレープを渡したのが謎。「これが最後の接客」という、三代続く家業を終わらせる当主なりのケジメだったのかな?
映画 | CM(0) | TB(-) 2019.02.18(Mon) 23:29

劇団スナフキン

「怪盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー」が最終回を迎えました。
「トクサツガガガ」をより楽しむために見始めたスーパー戦隊シリーズ、昨年に引き続きの2シリーズ目、すっごく面白かったです!
前作のキュウレンジャーは最初から最後までよくわからなかったので、ちょっとヒネった設定でありながらシンプルにまとまっていたルパパトのなんとわかりやすかったことか!行方不明事件の真相も納得のいくものだったし(「化けの皮の素材を集めていた」という理由にはこれまでに出てきた一般市民に化けた怪人を思い出して慄いた)、「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方にはええ~?!と思わなくもないけど、まあ、残務処理もみたいものであとはなかよくけんかしなって感じだからいいかなって。初美花ちゃんと咲也の恋の行方に決着がつかなかったのもご想像にお任せしますってことだろうから、良い方向に想像しておきます。
ディザスター面でもかーなーりー良かったー。もちろん技術の進歩ってのもあるだろうけれど、やっぱり宇宙よりも街中でドンパチやる方がアガるわー。第2話だかのビルの間をすり抜けてのカーチェイスも最高だった。それとスーツアクターばりのアクションができる素顔の戦士の存在よ。絶品なアクション映像の連続に結構な頻度で「ああ~~~いい~~~」と唸ってしまった。
キュウレンジャーでは個性的なキャラクターを愛でる楽しさを知ったけど、ルパパトではストーリーの面白さを知った!キュウレンジャーの後がルパパトでよかった!次作も見るぞー!

ちなみにプリキュアも引き続き見てます。敵キャラのカッパがバラモン兄弟すぎて気が散ってしょうがないんですけど。オープニング映像に登場してるってことは最後まで出てくるの?すでにまともにストーリーを追える気がしない。
特撮 | CM(0) | TB(-) 2019.02.16(Sat) 00:36

何杯でもイケル

米米CLUB。

米米CLUBがおらがまちにやってくる!ってことで有名な曲しか知らないので2枚組のベストアルバムを聴きこんで行ってきました。
米米は同級生がファンだったなあ。Sちゃんお元気ですか?カールスモーキー石井の結婚報道にショックを受けていたところをからかって泣かせてしまったことをいまだに思い出しては反省しています。会場に来てましたか?

ステージ客席問わず年齢層の高さに考慮してか、15分間の休憩が入る2部形式。第1部がめちゃくちゃ楽しかった。たたでさえ総勢15人と大所帯なのに、にぎやかしはフロントに任せるってのじゃなくて、楽器を持って移動できる人は全員前に出てくる勢い。「米米=カールスモーキー石井のバンド」という先入観は見事に崩れ去りました。ジェームス小野田がメインをとるパートでは一歩下がったマイクスタンドの定位置からコーラスだってするし、少しも浮かずに完全にバンドメンバーの一員。第1部に限って言えばフロントマンはジェームス小野田なんじゃないかってくらい。その一丸となってかかってくる感じに圧倒されっぱなし!突然一人芝居が始まるわ、美しい愛の歌に野次が入るわ、もー情報量の多さに付いていくのが大変で、1秒たりとも暇を与えません!というサービス精神がしっかり伝わってきました!
第1部があまりにも楽しすぎたので、カールスモーキー石井のボーカル曲がメインの第2部の前半は出番のないメンバーは一旦引っ込むという無駄のなさも手伝ってか、少々物足りなさも否めず…。カールスモーキー石井の人となりがいくらか知れたのはよかったかな。見た目は二枚目なのに中身は三枚目なのね~。本当にトークが面白くて笑わされっぱなしでした。「どんまい」の曲紹介は傑作。「仕事なので好きでもない曲をやります」なんて言ってしまう素直さもいい。

2枚組ベストでしか予習してなかったけどそこから1/3もやってくれたので予習しといてよかったと思う一方で予習しなくても絶対楽しめた自信がある!
「かっちょいい!」は絶対聴きたかったので聴けて本当に嬉しかったし、パフォーマンスも最高だった!大ヒット曲「君がいるだけで」「浪漫飛行」はもちろん私も聴くの楽しみにしてたんだけど、さらっと消化されていったというか、客席の反応も含めてこういう感じなのかと。この2曲が米米の代表曲なのは間違いないんだろうけれど、実際にこうして現場に来てみると、真骨頂は「Shake Hip!」だと実感。
初めての現場ではファンの様子も楽しみのひとつでして、一番苦手なノリの終始手拍子も覚悟してたのですが、まあーみなさんよく踊る。振りコピかってくらいの人もチラホラ。ステージにはお手本になるダンサーがいるし、ベイベー(=及川光博ファン)の血が騒いだけれど、踊りを真似るのに必死になって楽しみきれなかったら本末転倒なので今回はステージに集中しました。これはホント、ハマってしまう現場のノリだわ。ベイベー歴が長くなって初心者ベイベーの気分を味わいたいなんて思ってる人は米米のコンサートに行くといいよ。おすすめです!

前に何かの番組で米米のコンサートが「レビュー」と評されていて、これが私が米米のコンサートに行ってみたいと思った理由のひとつでもあるのですが、さすがに宝塚のアレを期待すべくもないけれど、機能的な舞台装置とこだわりのある衣装に充分満たされました。なにより女性ダンサー二人の明るく健康的な雰囲気にすみれやらサクラやらを感じずにはいられません。

もう明日にでもまた観たいと思うほど良かったです。そりゃ一流の演奏は大事よ。でもね、大枚はたいたチケットだもの、わかりやすく豪華で派手なステージが見たいじゃない!だから一流の演奏に加えて特効テープだけならずパイロまで発動するステージにこれよこれこれ!これが見たかったのよ!と大満足でございました。本当に行ってよかった!
ライブ・コンサート | CM(0) | TB(-) 2019.02.14(Thu) 22:39

少年の声を持つ男が女を少女にする

最近見た映画

・アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ
執筆活動のために借りた長期滞在先のロッジでならず者どもに暴行された女性作家が復讐する話。
復讐パートは見たいけどれ暴行パートは見たくなくてずっと手を出せずにいた作品がアマプラに登場。そういうものだと知らずに見た「サベージ・キラー」が相当だったので、あれよりひどいことはまずないだろうと意を決して。
暴行パートはレーティング相応。それでも嫌だけど。復讐パートは各々の所業に合わせたりとなかなか凝っていて楽しかった。
保安官に身重の妻と幼い娘がいるという設定が嫌すぎる。凄まじい暴行を目にしてもなお彼女に慈悲を期待してしまった私はしっかり自己嫌悪に陥りました。
知恵遅れの彼に対しても脅されてたし彼女を助けようとしてやったんだし反省してるし…と思ってしまって、そうだとわかっていてもなお許さかった彼女の行動につくづく、部外者は黙ってろだわ。
あのギミックにはわずかばかりの慈悲があったのかなと思わなくもないけど、あったとしてもわずかすぎるし、銃声を聞いてほんの少しだけ微笑んだ顔がすべてってことか。

・ピッチ・パーフェクト
大学なんか行かずに楽曲制作で食べていきたい少女がとりあえず1年間大学生活楽しめば親が夢に協力してくれるってんで落ち目のアカペラサークルに入る話。
主人公の役者が結構な頻度で吉田沙保里選手に見える。
「明るい文化系」が台頭していることは「21ジャンプストリート」で学んだけど、こういう世界なんだ~。男子チームのリーダーあの面であの性格ってホント腹立つ(笑)
アカペラの大会なんて日本のテレビ番組の企画でしか見たことないけど、アメリカでは歌の技術だけでなくてパフォーマンスも審査されるんだね。大会のシーンはいわずもがなだけど、飲み会でやったラップバトルならぬアカペラバトルがアツくて燃えた。
主人公がかすむほどに個性派揃いのメンバーの中でもアジア系(日系?)の彼女が強烈。闇の住人か何か?蚊の鳴くような声で喋る彼女が普通の声量で喋ったら「そんなに叫ばなくても」と言われるギャグが好き。アジア系といえば主人公のルームメイトに関する描写の意図がわからなかった。「ルームメイトとの親交を拒絶して同じ人種としかつるまない留学生」ってのがあるあるネタなのかな?ネガティブな存在として描かれているわりには終盤で主人公に「よい春休みを」と声をかける描写が入るのが謎。太っちょエミーの本名がパトリシアだってのが泣いて告白するほどの秘密だというのも意味が分からないし(ユダヤ人をバカにしてる自分こそユダヤ人だったってこと?)、お気楽お下劣コメディに見えてそうじゃないんだろうな。こりゃ解説を漁るしかない。

・バチカン・テープ
怪我した指先の傷口をカラスにつつかれた結果悪魔に取りつかれた女性の悪魔祓いを試みる話。
パケ写が強烈で、口に何の機械付けられてんのかと思った機械じゃなかった。あらすじも見てなかったからエクソシストの話だとも思わなかった。てっきりSAWシリーズみたいな話かと。
「震える舌」を見て悪魔憑きは破傷風なんじゃないかと思ったけど、やっぱり取っ掛かりは破傷風っぽい。
悪魔も怖いけど敵意むき出しで娘の恋人を拒絶する父親が怖い。悪魔祓いに失敗した途端被害者の出自を貶す神父も怖い。
あの後アリーナで起こることは想像できるけどせっかくなら映像で見たかった。ていうか、ああやって戦略的に普通に振舞えるならハナからそうしてりゃエクソシストに目をつけられることもなくサクっと行けたのでは。ま、そこはまだ乗っ取られる前の被害者の魂がそうさせなかったと解釈しとこう。

・シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
私立探偵が友人の医者の協力を得て、連続爆破事件に挑む話。
前作よりも笑えるシーンが多かった。馬を駆るかっこいいシーンにひとりだけポニーは反則。ホームズってお兄ちゃんもヘンな人なのね。社交性はあるみたいだから奇行が余計に目立つ。じいやも大好き。
前作ではわりと完全無欠っぽかったワトソン君の人間らしい面が見えたのもよかった。あれってバチェラーパーティーなのかな?「なんで私の友人が誰も来てないんだ」のホームズとのやりとりめちゃくちゃ笑った。
ついに登場の教授が思ったよりも普通というか裏社会の人っぽくないというか、でも世俗に溶け込めるその普通さがかえって怖い。
教授の生死は不明みたいな終わり方はちょっと不満。ホームズの彼女(?)は死んでしまったの?だとしたらあっさり過ぎるし、もっと長いシリーズで見たかった。2作目までは決まってたけど3作目が作れるかはわからなかったのかな?

・K2 初登頂の真実
第二次世界大戦で敗戦国となったイタリアが国民を元気づけるためにもK2の初登頂に挑む話。
初登頂に成功したのに後味が悪すぎる。それも本人の口から言わせてないから、若く才能のあるヴァルテルを「信じていた」のか「おそれていた」のか、実際どうだったの?とモヤモヤ。エピローグでようやく後者だとわかりゲンナリ。アキッレが「英雄だ」と称えられたときにバツが悪そうに「ここにいるみんなが英雄だ」と言ったのには罪悪感も隠れていそう。
映画では描かれていなかったけれど、ヴァルテルに同行したポーターが凍傷で手足を切断したのがアキッレの己の名声のための身勝手な行動のせいだと思うと怒りしかない。
人間の脆さや仲間を思いやる気持ちを描きたかったんだろうけれど、リーノの婚約者のエピソードは胸糞悪ー。「私たち友達よね」と確認しあってからの不貞は悪趣味すぎ。あんなシーン入れる意味ある?手紙のシーンだけでよくない?
ライトスタッフみたーいとワクワクしながら見始めたのにこんな嫌な気分になるなんて…。
映画 | CM(0) | TB(-) 2019.02.01(Fri) 23:56
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