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2015/05/04(月)みちのくプロレス「ゴールデンウイークツアー2015」@八戸市八食センター厨ホール 観衆:295人

八食センターに向かう途中で赤いジャージの人が走ってるのが見えました。多分三ちゃんだと思う。八食センターからそこそこ離れてたけどなんであんなところ走ってたんだろう?練習?

ゴールデンウィークということで昨日の秋田と同じく八食センターも大にぎわい。昨日はそうでもなかったけど、今日は多少は客足にも良い方向に影響があったと思われます。試合開始までに何度か客席整理があったので。

客入れの時間で八戸大会恒例、パラのへことパラエストラ八戸のデモンストレーションがありました。例の進行役のメガネのお兄さんがメガネかけてなくてただの進行役のお兄さんになってました。「ゴールデンウィークど真ん中!…ど真ん中って言いたいだけなんですけどね」ただの進行役のお兄さんになっても相変わらず面白かったです。
今回は女性ファイターが参戦。タンクトップからのぞく背中にもしっかりと筋肉が付いてて思わず見とれてしまいました。
それからチビッコ部門、3人のうちひとりだけあきらかにレベルが違くて、腹部に攻撃を受けた相手がうずくまってしまったりとかなんかもうすごかったです。

続いてパンチさん登場。「今年3回目の八戸ですが、皆勤の人?」チラホラ手が上がりました。今後も八戸での大会が予定されているそうで「こんなに地方を大事にする団体も無いですよ。前代未聞です」都道府県単位じゃなくて市町村単位で考えればたしかに!6.6には十和田大会も予定されていて、チケット販売のブースも出ていました。
いつもはやらない注意事項のお知らせもありました。「ムーの太陽が入場するときは荷物を持って逃げてください。とくに今回のツアーでは靴を凶器に使われることが多いです。団体に苦情を言うのはナシでお願いします」もしかして実際に苦情があったのかな?「動画撮影は禁止です。静止画は、20年以上の歴史を誇るみちのくプロレス…じゃんじゃん撮ってください!ブログ、twitter、facebookにどんどんアップしてください!」
ここで客席整理があったのですが、スポンサーの垂れ幕の前には絶対に立たないようにとちょっと厳しめの注意がありました。消防法云々通確保のためということでしたが…。

続いてニューフェイズを率いたイーグルスマスクが登場。やったことは昨日と大体同じ。でもさすが八戸のお客さん、ノリがいい。イーグルスが「誰か郡司大地コールの音頭を取ってなんて思わない!」と言えばすぐに音頭を取る人が現れてまとまった郡司大地コールに。よかったね!イーグルス!ニューフェイズの紹介をしておきながらバラバラに試合が組まれているのはニューフェイズをたくさん楽しんでもらうためだそうです。
今日の郡司はマウスピースをしたままでもわりとはっきりと「今日はご来場ありがとうございます」と聞き取れました。でも郡司は喋りよりジェスチャーの方がわかりやすい。

ニューフェイズwithイーグルスがひっこむと「若い二人の後は先日誕生日を迎えて43歳になったばかりの気仙沼二郎選手に登場していただきましょう」という呼び込みで沼ちゃん登場。「イーグルスマスクすごいね。テレフォンショッピングみたい。ジャパネットたかたに出れそう」スポンサーの紹介をして、歌へ。今回のツアーは物販の関係でどこでも「俺の海」なのかな?

1.15分1本勝負
○大柳錦也(7:55最強卍固め)佐々木大地×

昨日に引き続き第1試合に登場の大地。大柳先輩相手だと大地いけるんじゃない?!と思ってしまうのですが、道場プロレスなんかで顔をのぞかせるこわい大柳先輩を思い出すと、それは大柳先輩次第というか、結局掌で転がされてんのかなって。
昨日の第1試合で大地の相手を務めたkenと大柳先輩はどちらもテクニカルでこの二人が戦うととにかく手が合うから似たようなタイプだと思っているのでつい昨日の第1試合と比べてしまうのですが、kenは相手を光らせる技量はそんなに無さそうだなと思ってしまいました。

2.陸奥3WAYマッチ20分1本勝負
○剣舞(8:38体固め)イーグルスマスク×※コーナープレス失敗
※もう一人はken45°

おおまかな流れは昨日とほぼ同じ。違うのは正規軍二人にバッドボーイ一人なので三つ巴のはずの張り手合戦でken「俺だけ打たれる数が多い」と幾分割を食った感じに。とはいえ剣舞に裏切られたイーグルスが「そっちがそうならこっちはこうや」とkenに共闘を求めて張り返すと。
3WAYでこの面子だと剣舞は役者が足りないかなあと思ったけど、予想外な役者っぷりを見せてくれました。イーグルスの見せ場である新必殺技ディスイズホームスチールを無理矢理奪うとkenの股の間にスライディングして盗塁に成功、イーグルスとkenの二人に「何がやりたいんや」と詰め寄られると「拙者も野球がしーたーいーの!」(拳を振って足を踏み鳴らしながら)と駄々をこねる。剣舞がみちのくのリングでこんなことをするなんてビックリです。「うん、じゃあ試合終わったらやろうな?」となだめるイーグルスもおかしかったです。
こんなコミカルな3WAYでもkenはケブラドーラコンヒーロ、剣舞はメサイヤと大技もきっちり決めてくるので、昨日よりもだいぶ激しい印象。そんな中でイーグルスの串刺しラリアットのやさしさといったら…。kenや剣舞なんて日頃の恨みでもあるのかここぞとばかりブチかましてくるのにね!
最後のくだりはこんなかんじ。イーグルス「コーナーに吊るされた剣舞、そこで倒れているken、そして比較的元気なこの俺!レフェリーを剣舞にぶつければいいんだ!人間と人間が全力でぶつかり合えばそれはもう交通事故です。この試合、見えた!」で、どうなったかはお察しの通り。剣舞は降って沸いた勝利に飛び跳ねて大喜び!昨日イーグルスが勝ったときよりハッピー度が高いのはなぜだ?!

3.30分1本勝負
○南野タケシ(9:59ライガーボム)郡司歩×

郡司大善戦。南野が鹿浜ダイナマイトもナックルもデスバレーもライガーボムも全部出したのは郡司がことごとく跳ね返すから仕方なくといった感じ。
ただ粘りを見せただけでなくて、とにかくフェイスロックをどうにかしていきたいんだという心意気が見えたし、カサドーラ(多分)の初披露(多分)も!見せ場もしっかり作ってました。
郡司は飛び技あんまり得意そうじゃないからフェイスロックは合ってると思うんだよね!ぜひ磨いていってほしい!

4.30分1本勝負
○気仙沼二郎、ヤッペーマン1号&2号(16:26反則)ザ・グレート・サスケ、バラモンケイ、バラモンシュウ×※レフェリー暴行

ムーの太陽はどこから出てくるかわからなくて入場の際はいつもソワソワしてしまうのですが、この会場は出てこれるような扉が一箇所しかないのでソワソワしなくて済みます。まあ逃げ場はないんですけど!
試合前にパンチさんが注意事項を口頭で伝えた成果か、ケイがペットボトル片手に客席に行ったときにはブルーシートはもぬけのカラ。人も物もキレイサッパリなくなってました。そんな手前側の客席とは対照的に妙に盛り上がってる奥側の客席。この会場はなぜか奥側の方が盛り上がるんですよね。
今日のマスターの奇跡は、
1.小四のチビッコは今年10cm背が伸びる!
2.車椅子の少年が松葉杖で立ち上がった!
でした。もうひとつくらいあったかも。
例の小さいおじさん(くりかえしますが、沼ちゃんがそう呼んでたので倣っています)、バラモン兄弟に宇宙人認定されて「宇宙人が写真を撮っている!」「宇宙人がみちのくプロレスのパンフレットを持っている!」などといじられてました。
ムーの太陽の先発は例によって例のくだりでマスター。正規軍の先発は2号。マスターは2号と対峙したまま会場内の気を集めて集めてどんどん大きくしていっせーのーせっでフツーにヘッドロックしたのには死ぬほど笑った。そのままフツーにプロレス始めちゃって、シュウ「今日は奇跡がありません!奇跡ゼロ!」せっかく2号が押してたのに「もうやだよーこわいよー」でバトンタッチ。普通に戦っててもこわいみたい。
場外乱闘のときに奥の方でまた1号がお客さんの荷物でなんかやらかしたみたいで千賀死ねコールが上がっててウンザリ。身内が面白がってちゃ客に浸透するのは時間の問題だろうからせめて一刻も早く廃れてほしい。
1号とっ捕まえてリングに戻ってきたシュウ、手にはどっから出てきたのか箒が。1号の股に挟んだ状態で箒を持ち上げて強制魔法使いごっこ。悶絶する1号、1号の尻を噛むシュウ、1号ピンチ!と思ったら「チ○チ○に挟まれて死ねー!」でヘッドシザーズホイップ!試合はパートナーに任せてリングサイドにエスケープした1号。心配するセコンドに「夜になってみないと大丈夫かわからない…」
おなじみのボーリング攻撃も終わるとガラリと様相が変わり、シュウ対沼ちゃんの激しい戦いに。チョップの打ち合いではお互い一歩も引かず、シュウのステップキックも久々に見ました。
たしかパイプ椅子攻撃だったと思うけど、沼ちゃんの額から血!そこにシュウが噛みついて傷口を広げてしまい、沼ちゃんの顔面に流血の跡がくっきり。
そんな状態でもシュウに必死で食らい付く沼ちゃん、標識攻撃の誤爆を誘ったものの、結局昨日と同様シュウがレフェリー暴行、反則を取られ正規軍の勝利。
当然のように荒れるリング内。シュウの悪い口も止まらず「そんな状態で明日俺からベルト獲れるわけねえだろ!」「今日は本気で言うぞ、死んで地獄に(以下略)…もううじ虫だけどな!」漂う緊張感に耐えられなかったのか?ケイ「マスター、兄弟との温度差をどうにかしてください!」マスター「私は今レフェリーを救済中だ!」
そんなそんなでムーの太陽が引っ込み沼ちゃんがマイクを持ったのですが、沼ちゃんの流血姿にボーッとなってしまってマイクの内容全く頭に入って来ませんでした。多分矢巾がんばりますとかそういうマイクだったと思います。もーーーーー沼ちゃんの流血姿ほんっっっとたまんない!至高!たまにしか見れないからありがたいんだろうな。

5.時間無制限1本勝負
○卍丸、フジタ"Jr"ハヤト(17:18片エビ固め)のはしたろう、日向寺塁×※卍落とし

正規軍はインテグラルハードで入場。ハヤトはいつものコスチュームに戻ってました。
やたらと塁が印象に残る試合でした。塁はこういうカードでもしっかりと目立てるようになったんだなと。ノータッチトペとか、唐突なセカンドロープからのケブラーダとか、派手に飛べるのは塁しかいないからじゃない?と言われればそうなんですが。
ノータッチトペで飛ぶときにあっちに卍丸こっちにハヤトがいて、どっちに飛ぼうか迷ったように見えたのは、まだハヤトに飛ぶのはこわいのかなあ?なんてことを思ってしまいました。この試合に限ったことではないんだけど、ハヤトが派手な技を受けないのは「受けない」のではなく「受けれない」のではないかと…。野橋の飛びつきフランケンとか、剣舞のメサイヤとか、ハヤトが受けてるの見たことない。
ハヤトの串刺しニーは8割方コーナーパッド蹴ってる気がするんだけど、たまに当たりがすごいときがあってたいへんビビリます。この試合でも塁の横っ面にガッチリ当たっててホントにビックリした。
最後はゴリークラッシュを決めたい塁を卍丸が垂直落下式と卍落としのコンボでフィニッシュと、昨日と同じだったけど、ちゃんとバッドボーイが押してたから唐突な感じもしなくてよかったです。もし塁がゴリークラッシュで決めてたらそれこそ唐突だしね。
今のみちプロのベストメンバーがこれなのかなと思わせる試合でした。

試合後のマイクはハヤト。相当消耗したようで「えー…喋ろうと思っていたことをことを忘れました」今日も話は矢巾仙台へ。「矢巾と仙台では、黙って他の団体に移籍した拳王が帰ってきて俺と戦います。矢巾なら高速で2時間くらいで行けると思うので、お友達を数人連れて、ここにいる全員必ず来てください」昨日よりも更に強引なマイクでした。

矢巾と仙台はツアーの中でもスペシャル版な位置付けなので、今日までが通常大会ですね。私は昨日からの観戦なので二大会しか見てませんが、しっかりと各地で「矢巾にも行きたい!」と思わせたんじゃないでしょうか?!
昨日今日と似たようなカードで違いを比較できるのもツアーの醍醐味ですね。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2015.05.04(Mon) 23:59
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