プックン
宝塚月組公演・ミュージカル「PUCK」/ショー・ファンタジー「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」に行ってきました。4回目にして初の東京宝塚劇場!うまい具合に雪→星→宙ときて今回は月組です。
早めに到着して会場の近くの日比谷シャンテで食事をしたのですが、館内では宝塚のステージ衣装の展示をやっていました。さすがに館内くまなく見て回るのは気が引けたので、通りがかりに見る程度で楽しみました。
開場時間までは東京宝塚劇場内のショップをウロウロ。ブロマイドにポスターにカレンダーはもちろん、パンフレットをはじめとした書籍も充実してて一日中でもいれそうでした。
開場時間を過ぎたので入場。エントランスの赤じゅうたんの階段とシャンデリアが豪華~!平日の日中だというのに学生服姿もチラホラ。男子学生もいたけど修学旅行かな?いいなあ。
今回は2階席だったので階段で各階周ってみたのですが、フードもグッズ売り場も充実していて、軽食程度なら困ることはなさそうです。どこのブースでもパンフレットを用意してあるのが親切。
開演時間が近づいたので席へ。東京宝塚劇場は生演奏なので舞台下からオーケストラの音合わせが聴こえてきます。2階席は前列との段差がしっかりありますが、私の場合は前の人の頭でステージ前の銀橋が見切れました。
今回はミュージカルとショーの二本立て。
ミュージカル「PUCK」は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」をベースに現代風にアレンジしたそうで、単純明快でボーイミーツガールでありながら環境問題にも触れていて、子どもに見せたい夏休み映画のようなお話でした。
ショー・ファンタジー「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」は、抽象的なものから、童話をモチーフにしたショートストーリー仕立てのものまで、タイトル通りめまぐるしく変わるシチュエーションにダレるヒマもありませんでした。
では感想を箇条書きで。
まずはミュージカル。
・トップスターの龍真咲さんが演じる生まれたばかりパックのあまりの愛らしさに私が勝手に抱いていた宝塚のトップスターのイメージが崩れました。こういうタイプのトップスターもいるんだあ~?!って。打って変わって物語後半のダニーの企みを暴くパックはとても凛々しくて素敵でした!
・妖精の視点からということで人間界の時間が一気に飛ぶのが面白い。バイオリニストを夢見ていた少年が学校の音楽の先生になってたりとか妙に現実的で。その中でもヒロインのハーミアだけは幼い頃に出会った妖精のことを忘れずに変わらずきれいな心を持ち続けているという比較もわかりやすくていいですね。
・パックは人間には見えないという設定なので人間たちが普通に会話しているまわりをパックがウロチョロしながらひとりごと言ってるのがチラホラ聴こえるんだけど、それがいちいちおかしくって。「わーハゲちゃったー」「髪が生えますように。アーメン」がツボ。
・宝塚専門チャンネルのフリーマガジンのインタビューでダニー役の美弥るりかさんが「ファン時代はパックとハーミアの恋を応援しながら見ていたからダニーが嫌いで…」と言っていたのが可笑しかったです。
・ヘレンは見た目も何もかもアメリカのホームドラマに出てくるような典型的ないじわるな女の子キャラでまあーぴったりな人がいるもんだと思ったら演じた沙央くらまさんは男役。もう男役が娘役をやることには驚かなくなりましたが、男役だと知って妙に納得してしまいました。すごい不遇だけど最後はちゃんと幸せになってくれてホッ。こういうキャラ嫌いじゃないのでね。
・ビリヤードのシーンが初めて見る人でもわかるくらい思いっきりアドリブで面白かったです。「1ヶ月半かかってようやく当たるようになった」とか「外したのに当たった音がした」とか。
・パックが声を発してしまうきっかけがハーミアへの恋心とは関係なくて、森を守るためだったことに感動しました。
続いてショー。
・Mr.シンデレラがMs.シンデレラと出会った横で魔法使い同士もちゃっかりフォーリンラブしちゃっててほのぼの~。
・娘役トップの愛希れいかさんの機械人形ダンスに驚愕!本当に人間味が感じられなくて、まわりの誰よりもギギガガしてました。
・Misirlouが使われててアガった。
・娘役がシンプルなドレスで裾ヒラヒラさせて踊るが好き。
・男役のタンゴ?フラメンコ?の衣装はよく見るような気がするけど何度見てもすごいインパクト。あのゴッツイフリルの袖!
・2階席の通路にも生徒さんたちが出て来たのにはビックリしました!せっかく間近で見れるんだからとステージそっちのけで一生懸命見ましたよ!
・宝塚大劇場と東京宝塚劇場でしか見れない大階段のパレードに感激!ホントに足元見ないで降りてくるとか信じられない。
・カーテンコールが無くてチョッピリガッカリ。
・龍真咲さんと愛希れいかさんは身長差があまりなくて並んでると幼馴染というか同級生カップルっぽくてなんだかドキドキしてしまいました。龍真咲さんが小さいのではなくて愛希れいかさんが大きいみたいですね。でもふたりとも高身長だということを感じさせないくらいかわいい!
・なんだか龍真咲さんよりも愛希れいかさんにときめいてしまったワ…
4回目の宝塚でしたが、まだまだ新鮮に楽しめています!組が違うだけでも全然別モノに思えるし、ロケーションでもイレギュラーな方を先に見ていたので、通常だとこうなんだと思う点がいくつもありました。わかりやすいアドリブがあったりカーテンコールが無かったり。それからパンフレットに主要メンバーのプロフィールが載ってない。
よくツアーバンドが「地方のライブはお客さんがあたたかい」なんてこと言ったりしますけど、たしかに全国ツアーの方が演者の方から「迎え入れてくれてありがとう!」な雰囲気を感じますね。本拠地だと演者もお客さんもクールな感じがしました。本拠地に通っているお客さんからしても全国ツアーのあたたかい雰囲気を感じたくて足を運んでしまうというのもわかる気がします。
ところで…ステージを見ても二番手がよくわからず、パンフレットを見ても写真の大きさが同格の男役が何人もいるし、調べても結局わからず…。星組のように二番手と三番手まではっきりしている組があれば、月組のように決まってない組もあるんですね?まだまだ全然知らないことだらけだわー。
5回目は花組になるといいな。いやもう見れリゃ何組でもいいんだけど。
早めに到着して会場の近くの日比谷シャンテで食事をしたのですが、館内では宝塚のステージ衣装の展示をやっていました。さすがに館内くまなく見て回るのは気が引けたので、通りがかりに見る程度で楽しみました。
開場時間までは東京宝塚劇場内のショップをウロウロ。ブロマイドにポスターにカレンダーはもちろん、パンフレットをはじめとした書籍も充実してて一日中でもいれそうでした。
開場時間を過ぎたので入場。エントランスの赤じゅうたんの階段とシャンデリアが豪華~!平日の日中だというのに学生服姿もチラホラ。男子学生もいたけど修学旅行かな?いいなあ。
今回は2階席だったので階段で各階周ってみたのですが、フードもグッズ売り場も充実していて、軽食程度なら困ることはなさそうです。どこのブースでもパンフレットを用意してあるのが親切。
開演時間が近づいたので席へ。東京宝塚劇場は生演奏なので舞台下からオーケストラの音合わせが聴こえてきます。2階席は前列との段差がしっかりありますが、私の場合は前の人の頭でステージ前の銀橋が見切れました。
今回はミュージカルとショーの二本立て。
ミュージカル「PUCK」は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」をベースに現代風にアレンジしたそうで、単純明快でボーイミーツガールでありながら環境問題にも触れていて、子どもに見せたい夏休み映画のようなお話でした。
ショー・ファンタジー「CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-」は、抽象的なものから、童話をモチーフにしたショートストーリー仕立てのものまで、タイトル通りめまぐるしく変わるシチュエーションにダレるヒマもありませんでした。
では感想を箇条書きで。
まずはミュージカル。
・トップスターの龍真咲さんが演じる生まれたばかりパックのあまりの愛らしさに私が勝手に抱いていた宝塚のトップスターのイメージが崩れました。こういうタイプのトップスターもいるんだあ~?!って。打って変わって物語後半のダニーの企みを暴くパックはとても凛々しくて素敵でした!
・妖精の視点からということで人間界の時間が一気に飛ぶのが面白い。バイオリニストを夢見ていた少年が学校の音楽の先生になってたりとか妙に現実的で。その中でもヒロインのハーミアだけは幼い頃に出会った妖精のことを忘れずに変わらずきれいな心を持ち続けているという比較もわかりやすくていいですね。
・パックは人間には見えないという設定なので人間たちが普通に会話しているまわりをパックがウロチョロしながらひとりごと言ってるのがチラホラ聴こえるんだけど、それがいちいちおかしくって。「わーハゲちゃったー」「髪が生えますように。アーメン」がツボ。
・宝塚専門チャンネルのフリーマガジンのインタビューでダニー役の美弥るりかさんが「ファン時代はパックとハーミアの恋を応援しながら見ていたからダニーが嫌いで…」と言っていたのが可笑しかったです。
・ヘレンは見た目も何もかもアメリカのホームドラマに出てくるような典型的ないじわるな女の子キャラでまあーぴったりな人がいるもんだと思ったら演じた沙央くらまさんは男役。もう男役が娘役をやることには驚かなくなりましたが、男役だと知って妙に納得してしまいました。すごい不遇だけど最後はちゃんと幸せになってくれてホッ。こういうキャラ嫌いじゃないのでね。
・ビリヤードのシーンが初めて見る人でもわかるくらい思いっきりアドリブで面白かったです。「1ヶ月半かかってようやく当たるようになった」とか「外したのに当たった音がした」とか。
・パックが声を発してしまうきっかけがハーミアへの恋心とは関係なくて、森を守るためだったことに感動しました。
続いてショー。
・Mr.シンデレラがMs.シンデレラと出会った横で魔法使い同士もちゃっかりフォーリンラブしちゃっててほのぼの~。
・娘役トップの愛希れいかさんの機械人形ダンスに驚愕!本当に人間味が感じられなくて、まわりの誰よりもギギガガしてました。
・Misirlouが使われててアガった。
・娘役がシンプルなドレスで裾ヒラヒラさせて踊るが好き。
・男役のタンゴ?フラメンコ?の衣装はよく見るような気がするけど何度見てもすごいインパクト。あのゴッツイフリルの袖!
・2階席の通路にも生徒さんたちが出て来たのにはビックリしました!せっかく間近で見れるんだからとステージそっちのけで一生懸命見ましたよ!
・宝塚大劇場と東京宝塚劇場でしか見れない大階段のパレードに感激!ホントに足元見ないで降りてくるとか信じられない。
・カーテンコールが無くてチョッピリガッカリ。
・龍真咲さんと愛希れいかさんは身長差があまりなくて並んでると幼馴染というか同級生カップルっぽくてなんだかドキドキしてしまいました。龍真咲さんが小さいのではなくて愛希れいかさんが大きいみたいですね。でもふたりとも高身長だということを感じさせないくらいかわいい!
・なんだか龍真咲さんよりも愛希れいかさんにときめいてしまったワ…
4回目の宝塚でしたが、まだまだ新鮮に楽しめています!組が違うだけでも全然別モノに思えるし、ロケーションでもイレギュラーな方を先に見ていたので、通常だとこうなんだと思う点がいくつもありました。わかりやすいアドリブがあったりカーテンコールが無かったり。それからパンフレットに主要メンバーのプロフィールが載ってない。
よくツアーバンドが「地方のライブはお客さんがあたたかい」なんてこと言ったりしますけど、たしかに全国ツアーの方が演者の方から「迎え入れてくれてありがとう!」な雰囲気を感じますね。本拠地だと演者もお客さんもクールな感じがしました。本拠地に通っているお客さんからしても全国ツアーのあたたかい雰囲気を感じたくて足を運んでしまうというのもわかる気がします。
ところで…ステージを見ても二番手がよくわからず、パンフレットを見ても写真の大きさが同格の男役が何人もいるし、調べても結局わからず…。星組のように二番手と三番手まではっきりしている組があれば、月組のように決まってない組もあるんですね?まだまだ全然知らないことだらけだわー。
5回目は花組になるといいな。いやもう見れリゃ何組でもいいんだけど。