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年収1億円タレントもが現実のものに?!

俳優としてのデビュー作「カケオチのススメ」ではキャイ~ンの天野くんに「私はオススメできません」と言われてから19年。
銀幕デビュー作「ハッピーピープル」にて信号待ちでタバコをポイ捨てした直後に撲殺される青年役を演じてから17年。
やたらめったら映画出てるよなーとは思ってたけど!やたらめったらNHKのドラマにも出てるよなーとは思ってだけど!
自称「喋るセット」ことピエール瀧が日本アカデミー賞俳優に!すごーい何かの冗談みたーい。

そんな瀧の受賞作となった映画「凶悪」。公開はとっくに終わってるしDVD出るのはまだ先なので予習がてら原作(?)・新潮45編集部「凶悪-ある死刑囚の告発-」を読みました。
死と金のにおいを嗅ぎつける強欲な不動産ブローカー・"先生"と人を殺すことをなんとも思わない元組長・後藤が出会ってしまったがために起こった悲劇の数々。
親愛が憎悪に変わるとものすごい負のエネルギーが発生するんだなと。
カーテン屋の事件には家族って一体なんなんだろう…と虚しくなってしまった。
「"先生"が愛娘に買い与えたグランドピアノが置いてある部屋で繰り広げられる死の酒宴」のエグさに身震いがした。
しっかし会社の上司に借金の相談をしたら「お父さんアル中と糖尿でだいぶ弱ってるんでしょ?じゃあ酒飲ませて殺しちゃって保険金で払えばいいじゃん。いい人("先生")がいるから紹介するよ」という答えが返ってくるって一体どういう世界なんだ。こんなのは私の知らない世界だし一生知りたくない世界。
ラーメンが出てくるのを待っている間になにげなく読んでるような雑誌にもこんな執念の取材の末の記事があったりするんですね。今後は心して読みたいと思います。
単行本と文庫本が出てるんですけど、絶対に文庫本で読むべき。単行本の時点では"先生"は逮捕されてないけど、発刊されたわずか半月後に"先生"こと三上は逮捕されて、文庫本にはその顛末が書かれています。

しっかしこれ…なんで映画化したんだろ?きっと映画のハイライトは死の酒宴なんだろうな。文字だけでもキツイのにあれ映像で見せられんのかよ…。
映画で後藤がどういう描かれ方をしてるかわからないけど、アーティスト写真の撮影ですら「人に銃を突きつけるのがすごく嫌だった」というような瀧さんが後藤を演じるのは相当こたえるものがあったことでしょう。
見たいけど見るのがこわい。
読書 | CM(0) | TB(-) 2014.02.07(Fri) 23:56
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