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2013/11/23(土)みちのくプロレス「仙台2Days2013」@仙台市ベストウエスタンホテル

仙台2Days!毎年恒例、宇宙大戦争前哨戦を2日目の目玉に持ってきたからか、1日目に面白いカードが集中しました。というわけで天気も良かったので行ってきました。

お時間10分前に沼ちゃん登場。今日も楽天のユニフォームを着用。告知諸々と、特別参戦のパンテーラ選手を紹介。御年48歳の大ベテラン。今年でデビュー28周年という中途半端な数字に「30周年だったら良かったのに」そんなこと言われてもパンテーラ選手も困ると思います。
明日は楽天イーグルスの優勝パレードが行われるのでみちプロ関係者は気が気じゃないと思いますが「明日も来てくれるよね?!」という問いかけに多くのお客さんが拍手と歓声で応えていました。
「昨年からずっと歌っていますが今年もCD化されませんでした。あとでキングレコードの○○さんに言っておこう」というわけでしゃぼん玉。今日の手拍子はいまだかつてないほどにバラバラでした。挙句サビでマイクトラブル発生。お客さんってば「みなさんも一緒に歌いましょう!」では歌わないのに、こういうピンチのときには歌うんですよね。すぐにパンチさんが代わりのマイクを出してことなきを得ました。
選手入場はなしで対戦カード発表。バラモン兄弟に関する注意事項の後「なお、バラモン兄弟は本日なぜか第1試合に登場します」対戦カードを聞き逃したお客さんにも親切ですね!

1.15分1本勝負
○バラモンシュウ、バラモンケイ(7:49テキサス四葉固め)佐々木大地、郡司歩×

ありそうでなかったこのカード。初っ端からコレです。
第1試合でもバラモンの入場はいつもどおり。お客さんはバラモンに煽られてオイコールでノリノリ。仙台はバラモン人気高いね。
試合はバラモン本人も言ってたけど、なんとも第1試合らしい試合でした。ラフファイトも急所攻撃くらい。その急所攻撃も二度にわたるニードロップにセカンドロープを担いでロープをまたがせたところでロープを蹴り上げたりとヒドイもんでしたが。とはいえ派手な場外乱闘もなく、いやバラモンもまともに若手の相手できるんだなあって思いましたね。
第1試合ということで会場は全然温まっていないので、お客さんに声援を煽ったり、こういうところだけ見てるといい人なんじゃないかと錯覚してしまいます。
試合の終わり方もお見事。リングサイドではケイと大地が乱闘、その間にシュウが逆エビで郡司を絞り上げる、耐える郡司、乱闘の末にケイが大地の脳天に標識を叩きつける、大地カットに入れず、郡司無念のギブアップ。ちゃんと理に適ってる。
リングサイドに転がってたキャリーケースは結局試合で使わなかったなーと思ったら試合後にボーリング攻撃をかましてくれました。
珍しくまともな試合で魅せてくれたバラモン。ハプニングは試合後に待っていました。退場時にもしっかり水撒きをしたバラモン、空のペットボトルを客席に投げ込んだところ、どうもお客さんが投げ返したようで?バラモンがすごい剣幕でお客さんに詰め寄りました。デュークレフェリーが間に割って入るほどに。その詰め寄られたお客さんはバツが悪そうに笑うだけで言い返したりとかしなかったのでほどなく収まったんですけど、一体何があったのか、今度は別のお客さんがバラモンと言い争っていました。いやー久々に仙台が荒れました。ペットボトル投げ返すのは侮辱的な感じがするので見てていい気はしないけど、ヒールにマジギレするお客さんは心が和む。でも試合後にパンチさんから「観戦マナーを守ってお楽しみください。場合によっては退場していただくこともございます」とアナウンスがありました。ちなみにバラモンの「整形してやっとブス」は持ちネタのようなものなのでね、気にスンナ!そもそもがビートたけしのギャグだし。
第1試合から濃かった~。

2.3WAYマッチ20分1本勝負
○ken45°(7:11十字固め)大柳錦也×、オバリヨン×

この面子での3WAYは試合内容が予想できません。お笑い要員もいないし、かといってコミカル非対応もいないし。
お笑い要員がいればロックアップではのけものが出るのがお約束ですが、手四つの三つ巴で真っ当にスタート。ヘッドロックの数珠繋ぎも真っ当に見えます。
こういう3WAYもありかと思ったらkenがやらかしてくれました。ken「大柳先輩!まずはコイツ(オバリヨン)からやっちゃいましょう!」大柳先輩「じゃあブレーンバスター…」ken「そうっすね!」敵対してても敬語。速攻で裏切って大柳先輩をブレーンバスターの餌食に。今度は「オバ!先にやっちまおうぜ!」オバ。日本語だけど通じたみたい。でも大柳先輩に二人まとめて脇固めに捕えられてしまいました。他にもごっちゃんフォール狙ったりと、こんな感じでkenがお笑い要員を担当しました。
一方でこんな悪いkenを見るのも久々ってくらい。コーナートップから降ってきた大柳先輩を急所攻撃で迎撃するとか本当にとんでもない悪党だ!二人同時に丸め込んで勝利も持ってっちゃったし、いやはや完全にkenの試合でした。
仙台におけるkenのコーナーでのアピールは念入りに見えます。さすが第二の故郷。

3.30分1本勝負
○パンテーラ、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ(10:30パンテーラスペシャル)ヤッペーマン1号&2号×&3号

初めて見るパンテーラ選手はベテランの風格。言うほどルチャドールを見る機会もありませんが、ルチャドールってみんなあんな感じで陽気なんですかね?パンテーラ選手も陽気でした。マスクモチーフのオリジナル帽子がかわいかったです。
サスケは校長みたいなデザインのオーバーマスクで登場。ナントリングコールのときに客席に投げ入れました!
リングインした校長はパンテーラ選手と抱擁しました。
エントランスに姿を見せたヤッペーマンズ、いつものように明るい感じではなくなぜかテンション低め。でもリングサイドのお客さんとハイタッチしてリングイン。リンクコールでヤッペーマンズに珍しく紙テープが飛んだーと思ったら3号がいるからですね。
試合の半分はチャント合戦で出来ていますってくらいチャント合戦がしつこかったもとい盛り上がりました。1号チャントがグダグダで1号にダメ出しされてしまいました。サスケがパンテーラチャントを煽ってくれたのは助かりました。だってあまり知らないしない選手へ声援を送るのでチョッピリ恥ずかしいじゃない?!よくあるチャント煽るときに耳に手を当てる動作、パンテーラ選手はマスクの虎みたいな耳を指して煽るんですよ。これがかわいいんだ!
まともに試合できないはずのサスケはやっぱりまともに試合できず、振り返ってみても3号に向かって手をワキワキさせて腰を振ってリングサイドを追い掛け回してただけでした。その分、パンテーラ選手の出番が多くてじっくり楽しめたし、校長もいつもより活躍していました。これはこれでよかったような!だって6人タッグになるとゲスト選手の出番なんて微々たるものになるし校長だって最初にちょろっと出てきて最後においしいところ持ってって終わりだもん!あんなにすごいジャベとか見せてくれるのに!
パンテーラ選手は年齢を感じさせない動きを見せてくれました。トペスイシーダでもズバーッと飛んじゃうし!試合を決めた技なんか見たこともない形に客席からも「おおっ!」という声があがりました。2号は速攻でタップとしたみたいですぐにゴングが鳴ったので、ちょっとあれっ?と思ってしまいましたが。
往年のみちプロファンが「昔みたいにルチャドールもっと呼べよ!」と言う気持ちがわかりました。うん、たしかに、もっといろんな選手が見てみたい。かつてそうだったことがあるならば、なおさらそう思うでしょう。でもそればかり求められると、じゃあ自分でメキシコ行けよって…。

4.30分1本勝負
○拳王(9:24体固め)カツオ×※右ハイキック

一番楽しみにしていたカード。道場プロレス組まれたことあるような気もするけど。
いつもどおり明るく登場したカツオでしたが、拳王の入場を待つ間は真剣な表情でコーナーパッドを殴ったりと様子が違いました。
試合はカツオの奇襲でスタート。カツオが逆水平を打つと、拳王はカツオの左腿にローキック。カツオは「もっと蹴って来い!」と強がったものの、あきらかに効いていて結局後々までダメージを引きずる破目に。
拳王が珍しく高速スープレックス出したのはカツオが重いから?でも去年あたりにカツオと戦ってる拳王を見て、拳王は重い選手と戦うのは慣れてないんだろうなと思ったけど、今回は持ち上げるの大変そうとか全然思いませんでした。慣れたのかな?ていうか、カツオと拳王は体型はだいぶ違うけど体重差はそんなに無くない?そんなことない?
後半の拳王の胸板へのハイキックとカツオのショートレンジラリアットのラリーは壮絶でした。むしろカツオのショートレンジラリアットをバカスカ喰らってまともに立ってられる拳王の方がすごい。
ここまで見ていて、現東北Jr王者の拳王に黒が付くのは考えにくい。でもどうやって終らせるの?と思いました。そのくらい、カツオも全然引いてなかったんです。
フィニッシュのハイキックよりもその前の膝を着いた状態のカツオの即頭部へのハイキックの方が強烈だったのに、これを返したカツオがね、もうね。
勝ち名乗りを受けた拳王は、頭すら上げられず介抱されるカツオを見て、「うん」と頷いてリングを降りていきました。充実してたんじゃないかな。
カツオは絶対にコミカルには走らないとは思っていたけれど、その通りで、バーミヤンスタンプが全然笑えないモードでした。
いやはや期待以上の内容でした!来た甲斐があるってモンです。こんな試合見せられるとカツオにも期待しちゃうよねー。よし、あと5kg痩せろ!
試合後に客席から「カツオもまじめな試合ができるんだね」という声が聞こえてきました。そうか仙台では3号のケツ追い回してばっかりだもんね。

休憩中はパンテーラ選手もブースを構えてサイン会に立ちました。2号はお手伝い。
話題沸騰のグッズといえばバラモン兄弟の汚水攻撃から身を守るバラモン傘ですが、なんつーかもうちょっとデザインがんばれよ!しかし「当初より原価が安くなりましたので」で予価より実売価格を安くするとか、儲ける気はないのかと。

5.4FWジュニアヘビー級選手権、時間無制限1本勝負
○<王者>剣舞(15:08エビ固め)野橋太郎<挑戦者>×※廻天剣舞

剣舞の凱旋試合にして4FWジュニアヘビー級選手権。このカードがメインじゃないなんて納得いかん!とはいえ、10月のイギリス大会で同カード組まれてますからね。正直なところ、ありがたみはそんなにない。でもひととおりのセレモニーもあって、雰囲気満点。いいですね~。
剣舞、久々だけど久々な気がしない。見た目そのまんますぎて。あなたのパートナーも見た目そのまんまよ!むしろ更に肥えたよ!
私がみちプロを見始めたのと剣舞がみちプロに登場した次期がほぼ同じ。その頃の剣舞といえば、第1試合が定位置、連敗を重ね、ようやく初勝利したのがその年の11月の仙台大会でした。そんな剣舞が王者として野橋の挑戦を受けるなんて、試合前からしみじみしてしまいました。
試合は両者共に小柄な体格を生かしたハイスピードバトル。息つくヒマもありません。よくまあ次から次へと技が出るなというくらい、剣舞は今できること全部出す勢い。廻天剣舞をかわされても見事に着地!トペコンなんかあきらかに飛びすぎて客席につっこんでいました。野橋は興奮のあまりなぜかニーパッドをはずしてダイビングヘッドバッド!ニーパッドをはずした意味がわからない!
反則とかそういうのは全く頭になかったんですけどね。剣舞がデュークレフェリーと衝突してレフェリーがダウン。エー?そういう流れなのー?「そういう流れ」で一斗缶攻撃を喰らった剣舞でしたが、厳鬼に続けて再度の廻天剣舞をヒットさせ防衛を果たしました!
「そういう流れ」はいらなかったと思いますが、いい試合でした!剣舞の集大成のような試合でした。そういえばマイクがなかったなあ。帰国の報告してほしかったな。


6.時間無制限1本勝負
○南野タケシ、フジタ"Jr"ハヤト、卍丸(19:06鹿浜ダイナマイト)新崎人生、ラッセ、気仙・沼ジローラモ×

最初見たとき、メインになんでこのカード?と思いましたが、今度の後楽園大会のハヤト対人生の前哨戦ですね。拳王対南野の前哨戦は明日に譲って。
お客さんもそれをわかってらっしゃるようで、先発を買って出た人生に「おお~」という声があがり、ハヤトも先発に出ると拍手が起きました。
ハヤトのシングルを見ると、ずっとグラウンドでやればいいんじゃない?立たせなければいいんじゃない?と思ったりするのですが、序盤の人生がまさにそれでした。で、立つとどうなるかというと。いや、絶対効いてないなんてことはないよ!それでも人生の頑丈さが際立って。串刺しコンドルキックも人生の盛り上がった僧帽筋に当ったところで大したダメージないんじゃないかと思ってしまうのですよ。絶対そんなことないんですけど!それに人生の地獄突き。なんだあの恐ろしい技は。kenの地獄突きは地獄突きじゃないと思いました真面目に。これじゃあハヤトの勝つ絵が全く浮かばない。でもハヤトにはK.I.D.があるじゃないと思ったら、K.I.Dで締め上げられて顔真っ赤にしながらも結局持ち上げてコーナーにハヤトを座らせるってそんなことされたら本当にどうにもならないじゃない!いやー本当にもーどーなるんだろー。ハヤトは前チャンピオン時代に強敵相手に防衛を重ねてきたけど、それの比じゃないぞこりゃ。続きは後楽園で!
人生対ハヤト以外では、やはりこの男、南野が大ハッスル!ライガーボムではラッセをすごい高さまで持ち上げたり、沼ちゃんをデスバレーで叩きつけたりと、大技を連発。鹿浜ダイナマイトもすっかり浸透し、かけようとすると悲鳴があがるようになりました。
沼ちゃんも負けじとハッスルしてましたねー。沼ちゃんのダイビングレッグドロップの誤爆率もなかなか…。
卍丸は少ない出番ながらも、インパクトのある垂直落下式ブレーンバスターを見せてくれました。
ラッセはよく受ける日でした。人生と一緒に鉄腕を出したのがラッセのハイライト。
チームとしては勝利したもののハヤトは自分が取れなかったことが悔しかったような素振りを見せました。この反応は素っぽかったです。勝ち名乗りを受けて満足そうな南野に背を向けて…だったので。その後のマイクでも触れなかったし。

シメのマイクはモチロンハヤトが勤めました。「後楽園大会、新崎人生との試合はどうなるか自分でも全然わからないけれどがんばる。南野も拳王に勝ってチャンピオンになって、仙台に戻ってきます」「楽天のパレードもいいけれど、明日の大会も絶対に面白いもの見せるから、今日来た人はお友達をひとりずつ連れて明日も来てください」
試合後もハヤトのマイクの間も南野はニコニコしていましたが、南野は復帰してからリング上でよく笑うようになりましたね。
ハッピーエンドなムードで大会終了となりました。

2daysの1日目は2日目よりも変則的なカードが多くて面白かったです!まだまだ変則的なカードはあるはず!「いつも同じカード」の安心感もいいけれど、変則的なカードの意外性は魅力的。2daysだからこそだったからかも知れませんが、定期的に大会を開催している会場ならば、毎大会ひとつふたつ組んでほしいですね。そのカードを見たいがために多少無理して行くお客さんだっていると思うんですよ!
それからテーマのあるカードはやっぱりいい!私は「なんで戦ってるのかわからない」が嫌なので。みちプロならばどんなカードでも無理矢理テーマ見つけますけどね。でもはっきりしてる方がいいじゃないですか!前哨戦は大事!
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2013.11.23(Sat) 23:59

プロレスに本当も嘘もないだろ

テレビドラマ化の際に愛川ゆず季選手のレギュラー出演でプロレス界隈でも話題になった漫画「ここが噂のエル・パラシオ」が完結しました。最終巻を呼んだので感想を。ちなみにドラマは1話で挫折しました。

どんな漫画かといいますと、
記憶喪失の主人公がひょんなことから弱小女子プロ団体のレフェリー兼雑用係(下僕)として転がり込むことになり、個性豊かな女子レスラーに囲まれた生活が始まる…
と説明するとハーレム漫画のソレですが、ヒロインともいえる須弥山桜花が凶暴で、他もなんたって女子プロレスラーですから、ハプニング以外ではいい思いができないというかわいそうな主人公。
序盤こそお色気コメディの色が濃いですが、2巻の途中からかなりプロレス漫画らしいストーリーになっていきます。レスラーの成長物語ではなく、あの団体のエースはこの団体の元エースで…などといった遺恨が主軸なのも面白い。ブックにまで触れたのにはビックリしましたね。そしてはっきり結論付けないのもまたプロレスらしいと思いました。

作者が現役プロレスファンかは不明ですが、後楽園ホールを大きな会場と位置付けているあたりなんかは時代に即していて、現役プロレスファンが読んでも違和感がありません。「目指すのは後楽園のその先だ」で後楽園ホールの入っている青いビル1F出入口からのアングルで東京ドームがバーン!というコマは、うおおおおおおおお!となりました。こんなシーンは少なくともここ10年でプロレスを見てない人には描けないと思います。

他、プロレスファン的にグッときたのは…
・プロレスに関心のない人ほど「あれってヤラセなんでしょう?」「八百長なんでしょう?」と言ってくる。
・いちいちレスラーみんなで買い物に出るのは道場がある地域の人と交流を図るため。
・子ども大好きなヒールがヒールとしてのイメージを壊さないために子どもたちの前からそっと姿を消す。

ラストもよかったです。おもいっきりネタバレしますが、団体の15周年記念大会、第1試合は同期デビューと思われる新人同士のシングルマッチ、そしてメインは団体のトップレスラーが保持する女子プロ界の至宝ともいえるベルトに団体の若手が挑むタイトルマッチ。若手の成長が描ききれていなかったものの、これらのカードだけでも団体の未来を感じることができました。

ハーレム漫画や萌え漫画かと思って避けていた人は読んでみるといいとおもいます!
プロレス | CM(0) | TB(-) 2013.11.20(Wed) 00:12

2013/11/17(日)みちのくプロレス「道場プロレス2013・11月シリーズ・第2回」@滝沢村大釜幼稚園体育館

昨日の客入りはやはりお菓子まき効果だったようで、今日はいつもより若干多目なくらいに戻ってました。ゲンキンだなあ。

お時間になりまして、「みちのく二人旅」が流れてきたので、あれ?マイトさん?と思ったらホントにマイトさんが登場。本日は沼ちゃんはお休みだそうで、マイトさんがインフォメーションコーナーを務めました。多分言うべきことをちゃんと言ってるだけなのになんだか可笑しい。とくに練習生募集のくだり、「みちのくプロレスは合宿所もあるしトレーニング環境も整っていますので、みなさんがんばってください」がんばってくださいって言われても…。
沼ちゃんがいないので歌のコーナーも当然ありません。というわけでサクサクッと試合へ。

1.10分1本勝負
○アグー(8:07片エビ固め)郡司歩※みちのくドライバー×

アグーの2戦目は郡司とのシングルマッチ。アグーの入場曲はなかなかカッコイイですな。二日目にして早くも豚足ポーズが浸透してきたようで、豚足ポーズで出迎えるお客さんもチラホラ。
昨日は3WAYだったのでコミカルに徹していたアグーですが、カツオみたいにシングルではシリアスにということはなくシングルでもコミカルな印象は変わらず、しかし、コーナー二段目からカンクーントルネードみたいに捻り入れて飛んだり、ポム系の技など、おおっ!と思わせるような大技も出してきました。
張り手合戦などでアグーとバチバチやりあった郡司は、アグーに「あいつ思ったより強えな」なんて言われてました。いやーでもホントにアグーのあの体型からするに張り手は相当重いでしょうに、以前のように張り手一発で動けなくなるということはなくなりましたね郡司は。なんだか戦う姿からも自信を感じましたよ。
みちプロにはアンコ型の選手はカツオしかいないから、カツオのやることなすこと全て新鮮に思えるんだけど、アンコ型の定番ムーブってのがあるんですかね?例えばヒップスタンプとか。そういえばブーブーローラー~リバースはDDTの三和太選手の技のはず。これはアグーオリジナルなのかなと思うムーブでは、四つんばいで突進するだけの「黒豚の大行進」に笑ってしまいました。ネーミングがイイネ。一人民族大移動みたいで。
フィニッシュはシットダウン式フェイスバスター?と思ったけど、公式の結果がみちのくドライバーになってるから郡司がちゃんとけ受身取れなかったっぽいな。世の中「みちドラ2と同型」の技が大量にあるというのに独自の技名を付けないのはエライぞ!

2.10分1本勝負
○オバリヨン(7:17片エビ固め)佐々木大地×※ゴートゥーヘル

オバリヨンって2009年デビューだと思ってたんですけど、2009年からチカラプロレスに所属してたってだけでキャリアはもっと長いんですかね?合宿所で生活しているはずなのにうださんブログにも全然登場しないし謎すぎる…。
意外にもふたりがシングルで戦うのはこれが初めて。ということは勝敗が予想できない!
この試合の大地は殺気立っていてよかったです。オバリヨンにいきなりビンタされておもいっきり張り返したのには会場がどよめきました。
オバリヨンはラフな攻撃で反則カウント取られたり、セカンドロープからのエルボードロップ三連発など、新しい動きも見せてきました。
どちらかが劣勢に立たされるといったこともなく、終盤になっても勝敗が見えず、いい感じで試合は進んでいったのですが。
バックブリーカーを失敗したのかな?オバリヨンの膝に大地の首が当って、うわあっぶねーと思ったら間もなくゴングが鳴って、えっ???公式の結果ではゴートゥーヘルとなっていたので大地がギブアップしたんでしょうけど、全然わかりませんでした。アクシデントがあってマイトさんが試合を止めたのかと本気で思ってました。そのわりには大地は普通に起き上がってマイク持ったし…どうもおかしいなあと思ったんですよね。大抵ギブアップすると客席からあーとかなんとか声が聞こえるものですが、それも聞こえなかったし。私だけでなく客席全体がポカーンとしていたような気がするのですが!ていうか、あの時間感覚だと速攻でギブアップしたってこと?うーんなんか腑に落ちない!

終わり方はともかく試合はかなりよかったのに、試合後の大地のマイクがまあーひどかった。「今日は応援ありがとうございました。この後はビンゴ大会があるので参加していってください。みなさんが(中略)不滅だー!」これだけ。何喋ったか忘れたんじゃなくて本当にこれだけ。大地はこんな簡単なマイクが許されるほどの実力も実績もないでしょうが。大地はマイクやる気ないんかねホントに。やる気がないからやらないで済む話じゃないと思うんだけど。

本日沼ちゃんお休みということでビンゴ大会の進行は郡司が勤めました。
気になる景品のラインナップは以下の通り。
・OOGAMANIAエコバッグ+野橋太郎大好物入り
・カツオTシャツsizeM
・原人出没注意TシャツsizeL
・昔の鉄人TシャツsizeL
・大釜どうでしょうTシャツsizeL
・気仙・沼ジローラモ20周年TシャツsizeL
・みちのくロゴTシャツsizeL
・テーピング&香水セット
・角田信朗トレーニングBOOK+フィギュア
・ダイナマイト四国マイトカレー(食べられません)
・お菓子セット×4

なんか、試合前にチラッと見たらアグーのマスクがあったような気がするんですけど。いつの間にか売店の方に移動してたんですけど。アグーって確か自分でマスク作ってるんですよね。ミステル・カカオといい獅龍といい、器用なレスラーっているもんですね。
一番最初に貰われていったのがOOGAMANIAエコバッグ+野橋太郎大好物入り。野橋太郎の大好物はチャルメラちゃんぽん5食パックでした。「野橋選手への差し入れはちゃんぽんでお願いします」
カツオTシャツをはじめTシャツは順当に貰われていきました。
クセもののダイナマイト四国マイトカレー(食べられません)は当たり前ですが最後まで残りました。こんなゴミ同然のもの景品にしなくても…。
ビンゴ大会終了後は「無事に終えることができました。ありがとうございました」と挨拶。郡司はまじめだな。その後もお客さんが帰り始める中でマイクを通して今後の道場プロレスの告知などをしていました。

さて昨日今日でみちプロ初参戦となったアグーは意外と(失礼)よかったです。キャリアのわりに名前聞かないと(ってみちプロしか見てないような人に言われてもって感じでしょうが)やっぱりなにかあるのかな(むしろなにもないのかな)と思っちゃいますんで。でもみちプロではカツオとかぶるなあー。さすがにまだカツオみたいに…とは思わないけどね。
それとちょっと気になるのが、次があるとして、昨日今日と動員が普通じゃなかったから、いきなりこんなの経験されると、平常運転な道場プロレスでガッカリされないかしらー?ってきっともっとすごい大会とかにも出てそうだから余計なお世話ですね。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2013.11.17(Sun) 23:59

2013/11/16(土)みちのくプロレス「道場プロレス2013・11月シリーズ・第1回」@滝沢村大釜幼稚園体育館

告知されていた楽天イーグルス優勝記念のお菓子まき効果かはたまた沖縄プロレスより初参戦のアグー効果かなんなのか、「あれ今日ハヤト出るの?」ってくらいの客入りでした。それから覆面着用で来場のお客さんにプレゼントありということで客席にもマスクマンがいっぱいで目の保養になりました。それからそれからプレスが来てました。どこだろう?

お時間になりまして、ぐるぐるどかーんぐるどかーん♪という曲で沼ちゃん登場。
「今日は楽天イーグルス優勝を祝してお菓子まきをやります!見てこのお菓の量!子どもたちいいだろう。大人はこういうことができるんだ」
久々の道場プロレスということで告知盛りだくさん。ラ・フランスから始まり、
「後楽園大会のポスターが売ってますが…また映画のなんかなんですよね。マジックなんでしたっけ?お客さんにはまたかと思われてそうですが」
「ルチャリブレグッズがいっぱいありますが、帽子見ました?すごい絵の」
「マウンテンキングでやっていたみちのくふたり旅の優勝チーム予想企画ですが、野橋郡司に投票した方が一名だけいました」一名とは!いろんな意味でスゲエ!サスケもビックリな予言を見事的中させた一名の方には郡司と野橋のサイン入りTシャツがプレゼントされました。その方が着用されていたマスクに「それ海援隊DXのときのディック東郷のマスクだよね」と沼ちゃんが食いついてました。
「今日のお振る舞いはちゃんこの予定だったんですけど、郡司が宮城のローカルテレビの番組収録に行って○○(聞きとれず)を貰ってきたのでおでんになりました」
「今日明日と沖縄プロレスからアグー選手が参戦します。アグー選手見たことある人?…さすがにいませんよね。沖縄特産豚のアグーについて調べてきたんですけど…あ、そういうのはいいから早く試合を始めろと」沼ちゃんは空気が読める男だ!
というわけでしゃぼん玉。歌い終わった沼ちゃん、いきなり「そこさっきからなにやってんだよ!気が散る!お菓子いらないのか!」と、わちゃわちゃしてたチビッコたちを一喝(といっても顔は笑ってたしカラッとした感じでね)。いやーなんか気にしてるなーとは思ってたんですけどねー。赤ちゃんが泣いてるのとは違うからねー。

さてさてお待ちかねのお菓子まき。楽天の緑のユニフォームを掲げると「みなさんもユニフォーム持ってますよね?!」持ってませーん。「郡司にも登場してもらいましょう」郡司は白いユニフォームで登場。スポンサー様の副住職も登場して「楽天イーグルス以外のファンの方いますか?正直に。えー2年連続優勝したらこの倍撒きます。グッズや現金も撒きます」マジデ?!(¥□¥)
万歳三唱の後、まずは小学生以下のチビッコには先に手渡しでプレゼント。続いてすんごい量のお菓子やらグッズやらお札のようなものやらがばらまかれました。いやーしかしもちまきのときもそうなんですけどね。なんで私のいるところには全然飛んでこないんだろう?ってどこにいても7割方の人は同じこと思ってそうですが。

1.10分1本勝負
○野橋太郎(6:17エビ固め)オバリヨン×※丸め込み

オバリヨンはなにげに道場プロレス初登場なんですよね。ということは道場プロレス自体がひと月半振りってことですか。
オバリヨンの道場プロレス初戦は野橋相手のシングルということでじっくり楽しめました。
オバリヨン相手では野橋は先輩モードにはならないようで、とくに序盤は野橋がやられるシーンが目立ちました。
オバリヨンのファイトスタイルの特徴がイマイチ掴めてなかったのですが、あんまり飛ばないのに身軽さとスピードを感じるのはなぜだ?と思ったら、ロープワークが多いということに気付きました。このファイトスタイルは野橋とは手が合いますね。ふたりとも小柄だけど厚みがあって体型も似てるし。終盤は丸め込み押さえ込み中心の攻防になり、最後は野橋取られた?と思ったら野橋が取ってました。ホッ。
コンパクトな試合ながらも野橋自身満足のいく試合ができたようで、リング下のオバリヨンに人差し指を立てて再戦をアピールしていました。

2.3WAYマッチ15分1本勝負
○佐々木大地(8:03スクールボーイ)郡司歩×
※もうひとりはアグー

郡司は楽天イーグルのユニフォーム着用で登場。大地に続いてアグーが登場。名は体を表すといわんばかりのカツオを更に肥えさせたような体型。手を豚足の形にしてお客さんに謎のアピール。リングコールでは人生よろしく大見得を切りました。見た目はコミカルだけどいきなりの3WAYマッチに事故らないかちょっと不安…。
試合はロックアップで入るタイミングを逃したアグーが除け者になり、いつのまにかレフェリーのように振る舞いはじめるアグー。
いつまでもこんなことやっていられないので、郡司に共闘を持ちかけて大地を狙うことに。ところがダブルの攻撃のタイミングが合わず郡司に「早すぎる」とダメ出しされたので、じゃあ、と溜めに溜めたら今度は「遅い!」大地にダブルでブレーンバスターをするはずが郡司が裏切りアグーが餌食に。
その後も郡司はというと、アグーの三三七拍子豚足チョップを「もう一回!」でノせたところで後ろから丸め込んで知らん顔したり、アグーにコーナーからの攻撃を促して大地をセットするふりしてコーナーに昇って客席にアピールしてるアグーを引き摺り下ろして丸め込んで3カウント狙ってみたり、どんどん悪いヤツになっていってるぞ!郡司がこめかみを指してニヤリと悪い顔をするとイラッとくるのはなんでだろう?
ひとり大真面目に戦う大地はアグー相手に「持ち上げるぞー!」と宣言。そして本当にノーザンライトスープレックホールドを決めました!スゲエ!シングルだったらここで決まっていたかもしれませんが、3WAYなのでそうはいかず、郡司がカット。
今度は大地を郡司とアグーがほぼ同時に押さえ込んで3カウント!…と思いきや入ってない!あまりのキワドさに客席が少しざわつきました。レフェリーの沼ちゃんも自分で叩いておきながら苦笑い。
結局試合はまじめにやった大地がまじめに勝ちました。勝ち名乗りを受けた大地は素直に喜びを表に出していて、大地がリング上で笑ってるの久々に見ましたよ。
退場際の郡司はいつもみたいな怒り交じりの悔しさではなく参ったなあーというような表情でした。

マイクを持ったのは大地。試合については「どんな形でも勝ちは勝ちです」とかなんとか前にも聞いたことあるような内容で、「みちのくプロレス初参戦のアグー選手に」とマイクをパス。「本拠地での大会は初参戦です」…えー何喋ったか忘れました。再び大地にマイクを戻し、「それでは最後はいつものあれで締めたいと思います。アグーさんいつものあれってわかりますか?」「わからない」ということでレクチャー。「お客さんは?」というアグーに「みなさんわかっています。ここの会場でわかってないのはアグーさんだけです」と大地。最後はみんなそろって不滅だー!でシメました。

本日のお振る舞いの郡司特製おでんは見たこともない具がいっぱい入ってました。
アグーは初参戦ということでサイン&写真攻めに遭っていました。
沼ちゃんが「マスクはもう脱いでいただいて結構です。ご迷惑おかけしました」って言ってたけど、なにしたんだろ?

もうどんな大会でも二週間空くと久々な感じがするけど、道場プロレスはひと月半というか二ヶ月弱ぶりでしたか。道場プロレスは試合の無い週末に開催されるものですから、無い方がいいんですけどね。でも無いと淋しい!久々の道場プロレスで痛感しました。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2013.11.16(Sat) 23:59

Mは満足のM

ザ・キャプテンズ。

「おまえ一番星」なんて珍しい曲で始まったなーと思ったらヘッドライナー四星球の伏線だった。
考えてみたらヘッドライナーじゃないキャプテンズのライブ見るの初めてかも。トリじゃないからアンコールはないし曲数も少ないんだけど、それでもしっかり起承転結でステージ作ってあって感心。モチロン短いよ!もっと見たいよ!という欲求はあるけれど、短くても満足できた。これって結構すごいことだと思う。
「失神ロック」なる新しい失神ソングができたけど定着するかなあ?失神ポーズもビミョーだし…。「失神天国~恋をしようよ~」は曲といい失神までの流れといい完璧すぎるからこれに成り代わるのは難しそう。
新生は2回目だけど、ケイ伯爵は慣れねえーわ。ブラにガーターベルトに腹に「FxxK ME」って…。ドギツイっす。セッティング中もちゃんとキャラ守っててプロ意識高過ぎ。
ジャッキーはあれだ。BL漫画実写版。いやここはあえてJUNEと書こうではないか。現実感がない。写真より実物の方がきれいよこのコは。夢見る乙女はときめくだろうね。本人ストレートっぽいところがまた…。
ケイ伯爵といいよくこんな人材を見つけてきたよなあ。
そしてヨースケがヘラクレス千賀に似ていることに今更気付く。かなり似てるのになんで気付かなかったんだ?!千賀は2回しか見たことないからだと思うよ。(自問自答)

で、ヘッドライナーの四星球はというと。まず徳島のバンドということで親近感が沸く。
コミックバンドを自称するだけであって笑いをとっても大事にしているようで、ボーカルは段ボール製の巨大な星の顔出しを装着してフロアから登場。MCはきっとこれどこの会場でもおんなじこと言ってるんだろうなーというような鉄板トークじゃなくてフリートークっぽいのにちゃんと面白い。それにいちいちメンバーからのツッコミが入って更に面白くなる。対バンネタも絡めてくるから対バンのファンも興味を持たざるを得ない。客いじりもするし、客の返し方までウマイ。メンバーはフロアに降りてくるし客をステージに上げる。曲も一度聴いただけですぐに口づさめるようなキャッチーさ。ファンは二十歳前後の若い男性が多くて元気いっぱいに盛り上がってる。
たしかに面白い。相当面白い。でも「ぜひまた見たい!」と思わないのは、曲が好みじゃないのよねん。私にとってこれは致命的な問題なんです…。

四星球を見て、あ、私はちゃんとキャプテンズの曲が好きなんだなと。キャプテンズに限らず楽しさに定評のあるライブに何度も行くのは曲ありきなんだなと。思い知らされました。や、キャプテンズはコミックバンドじゃないけど!

しっかしキャプテンズも四星球もたいがいドSである。
ライブ・コンサート | CM(0) | TB(-) 2013.11.12(Tue) 00:25

最高より最高は何だ?

古谷実の漫画といえば、「シガテラ」以降、彼女いない歴=年齢の平々凡々な主人公がある日突然美女に惚れられてつき合うようになり、主人公カップルとはまた関係ないところで起きている危険な事件に知らず知らずに巻き込まれていく…というフォーマットでキャラクターと設定をとっかえひっかえ「わにとかげぎす」「ヒメアノ~ル」と3作続けた結果、「またこのパターンかよ!」と思われるようになってしまったわけですが。
先日最終巻が刊行された「サルチネス」。脇役にはやっぱりこれまでの主人公のようなキャラクターも出てくるのですが、これまで脇を固めていたような変人が主人公となっただけでも大分感触の違う作品になりました。危険な事件もなかったし。そして一番違うのは古谷実の作品としては稀に見るハッピーエンドだったこと。ラスト2ページに泣いた。こんな幸せな結末が待っていたとはね。1巻で誰が予想できたか。
読み終わってから気付いたんですけど、私が古谷実の作品の中で一番好きな「僕といっしょ」に近いですね。主人公はみなしごきょうだいのお兄ちゃん。すごいバカだけどとても弟or妹思いで思いっきり空回りするという。弟or妹が兄に毒されることなくおりこうさんに育ったというのも一緒だし。主人公とはまた別のベクトルでバカな親友(?)もいるし、イケメン秀才も出てくるし、あらまあずいぶん共通点が多いじゃない?!
「僕といっしょ」ほどギャグ強くないし焦燥感がものすごいし、主人公はあんなんなのに、どこかのほほんとした空気が漂っているのはなんやかんやで主人公はいい人に囲まれてるからなんだろうなあ。…あれ?いくら親に捨てられたからとはいえあんなに歪んでしまった意味がわからないぞ?!
ともあれ不気味な表紙からは想像できないような内容のすごくいい作品なので、「またこのパターンかよ!」で見切りをつけてた人も読んでみるといいと思います!
未分類 | CM(0) | TB(-) 2013.11.06(Wed) 22:37

2013/11/04(月)みちのくプロレス「じぇじぇじぇシリーズ~暦の上ではNovember最終戦~20周年記念大会in盛岡」@岩手県営体育館

20周年記念イヤーとして11月のビッグマッチを最終目標に見据えて活動してきたみちのくプロレス。色々なトラブルもあり、20周年記念大会と銘打っておきながら蓋を開けてみたらいつもどおりの大会で往年のファンをガッカリさせたこともありましたが、ついにこの日を迎えました。みちプロの歴史を彩った選手が多数特別参戦、新旧タッグ屋対決もあり、メインはファン投票1位のカードである新世代エース対旧世代エースのタッグマッチ、と、20周年に相応しいカードが並びました。
さすがビッグマッチらしく客入りも上々。売店も試合開始前からにぎわっていました。特別参戦選手もブースを構え、デルフィンやFUNAKIさん、更に試合はないものの(引退したんだから当たり前)来場を予告されていたディック東郷さんもファンサービスにいそしんでおりました。
今大会は記念のパンフレットが出るということで楽しみにしてたんですけどー。紙質がいいとはいえ、表紙含めて8ページで1000円ってのはご祝儀価格すぎやあしないかい?!と思いつつも無条件で買ってしまうファンの悲しい性。

試合開始に先立って沼ちゃんが登場。やっぱり昨日日本一になった楽天イーグルスの話題が出ました。グッズの宣伝ではパンフレットが売り切れたとのこと!そのパンフレットを見ながら「私のカードのところに"楽しい試合は任せろ"と書いてありますけど、今日は真面目にやりますからね!」と意気込みを語りました。スポンサー様の紹介をして、歌はナシで退場。
試合開始は15:05。まずはスーツ姿のサスケと人生が登場して挨拶。人生は「私が社長に就任してからの一番大きな仕事は平成17年の改革でした」と振り返りました。サスケの挨拶は例によって覚えてません。サスケのスーツがつんつるてんなのが気になって気になって。
二人が退場して対戦カード発表。

今回はプレスもいっぱいいて立派なカメラも入ってましたし、いずれDVD化されるのではと思ってますので、感想中心で。

1.20分1本勝負
○ken45°、佐々木大地、オバリヨン(11:41片エビ固め)大柳錦也、房総ボーイ雷斗、郡司歩×※BARONESS

郡司と大地が感情むき出しで激しくやり合い、大柳とオバリヨンが技を見せ合い、そして雷斗が独特のコミカルなキャラクターでお客さんのハートをガッチリキャッチ。「20周年記念大会にお越しいただきありがとうございまーす(ゴマスリスリ)」ってあなたゲストなのに。卑怯な自己紹介もライトニングナントカも毎度同じことやってるのに年に一度くらいしか見ないといつも新鮮な気持ちで笑ってしまいます。
昨日の垂直落下式ブレーンバスターといい今日のBARONESSといい、郡司相手のフィニッシュがどんどん派手になっているような。郡司の粘り強さがそうさせるのでしょうね。
第1試合らしいカードにオバリヨンと雷斗選手が入ることで毛色のちがった試合になりました。幕の内弁当のようなにぎやかさでした。それからオバリヨンのメイクがいつもよりこわかったです。

2.20分1本勝負
○気仙・沼ジローラモ、カツオ(10:28片エビ固め)ヤッペーマン1号&2号×※気仙沼落とし

名勝負ならぬ迷勝負数え歌となりつつあるヤッペーマンズ対沼ちゃんとカツオのタッグ。入場時のカツオがリング下から「3号はどうした3号は!」と言ったとおり、今日は3号がいません。その分男らしい試合が見れるかな?前説で沼ちゃんが言った「真面目に戦います」もあながち嘘じゃない?
例によってカツオの相手を嫌がってヤッペーマンズがどちらも先発に出ようとしなかったんですけど、お客さんがポロッと「1号」と言ったのにまわりのお客さんが乗っかって1号コールが発生して1号が出る破目に。なんかおかしかったです。
チャント合戦はハマルとやっぱり楽しいですね。ヘソ曲げて帰ろうとして呼び戻されたときのカツオ、なんていい顔で笑うんだ。
真面目にやると言っていた沼ちゃん、沼ちゃんがヤッペーマンズに頭突きを食らわせて勢い余ってカツオにまで頭突きくらわせたり、シャイニングウィザードを決めてからのプロレスラブポーズでのアピールが長すぎてフォールのチャンスを逃したりと、やっぱりあんまり真面目じゃなかったです。でも気仙沼落としで試合を決めて面目躍如といったところでしょうか。
それぞれのキャラクターがよく立っていてまさしく「楽しいプロレスならまかせろ」パンフレットに偽りナシな試合でした。

3.30分1本勝負
○シーサー王(10:25エビ固め)ラッセ×※ファイナルシーサーDX

剣舞が帰ってくるまでにハイブリッドボディになると言っていたのはなんだったのか、どんどん肥えていくラッセが140kgの巨漢・シーサー王とシングルで激突!
いやー。いくらラッセが肥えてるとはいえ肥え方が比じゃないっすね。それにシーサー王は肥えてるとはいえブヨブヨじゃないから身長差もあってラッセが子どもに見えます。
そんな体格差をものともせず、ラッセは果敢に挑みました。わりと序盤でシーサー王を持ち上げようとして体が浮いたはいいがそのまま押しつぶされてしまい、やっぱり持ち上げるのは無理かと思ったのに、終盤では肩に担いでちゃんと落としましたからね!ビックリですよ!
シーサー王はあの巨体でありながらコーナートップからガンガン飛ぶので受ける側のダメージは相当なはず。ダイビングエルボーもフットスタンプもラッセは見事に受け切りました。とくにフィニッシュのファイナルシーサーDXはもうこれ以上は無理ってくらいの高さから落とされました。あんなラストライドがあるなんてー。ラッセならもしかしたら丸め込みで、なんてこともちょっと思ったんですけどねー。シーサー王はいろんな意味でデカすぎました。ラッセの健闘に拍手。

4.30分1本勝負
○タイガーマスク、ウルティモ・ドラゴン、スペル・デルフィン(12:14タイガー・スープレックス・ホールド)バラモンシュウ、バラモンケイ、野橋太郎×

四代目タイガーマスクはみちプロの昔のビデオで何度も見てるのでそんな気がしませんが初見です。入場曲が流れるだけで騒然とするんですから、やっぱり人気者なんですねえ~。見たい選手第1位はダテじゃないと。
デルフィンはちょくちょく見ているような気がするんですけど、岩手で見るのは初めてです。校長の入場を待つ間、二人が目を合わせようともしなかったのが気になりました…。校長の登場で握手を交わし合い、少しは空気が和みましたかな。タイガーといいデルフィンといい校長といいコスチュームがキラッキラで、三人並ぶと余計に豪華に見えます。
さてバラモン兄弟野橋組の登場です。指定席ですし、もう逃げ場も無いので観念していたのですが、たいした被害もなくホッ。リングコールでの水吹きを逃れたのも奇跡としか!
試合は校長と野橋からスタート。対戦経験があるのでさすがに安心して見れます。問題はここから。タイガーと対峙したシュウ、いきなり水を吹きかけたー!これに一部のお客さんがバカウケしてて、新日はサッパリな私でもお噂はかねがねでして、やっぱりそういう感じなのかなあと。場外ではケイがタイガーにラリアット放つもよけられて鉄柱にラリアット。そして椅子をなぎ倒しながら客席になだれ込むケイ、それを見るタイガーは「えっ」みたいな感じで、「俺何もしてないのにひとりで勝手に逃げていく」状態。
リングに戻ると阿修羅が「こいつの素顔見たいかー!」とそれぞれマスクを剥ぎにかかりました。いずれも未遂に終わり、残念なような、残念なような。
デルフィン相手にボーリング攻撃も成功させ、相手がレジェンドだろうとバラモンはいつもどおり。レフェリーが気絶している隙を見計らっての凶器攻撃が誤爆するのもいつもどおり。しかし今回は20周年記念大会らしく、標識と竹刀が同時に誤爆。誤爆までいつもより豪華でした。野橋カワイソ。
この試合でちょっと計算違いだったのではと思ったのは、野橋に意外と声援が集まってしまったことでしょうか。野橋対タイガーならば絶対ベビーであるタイガーへの声援一色となりそうなものですが、なんだか野橋への声援の方が多かったような…?野橋はヒールでありながら真剣に戦っている姿を見ると応援せずにはいられませんからねえ。試合が決まってしまったときですら落胆の声が聞こえましたからね。現在進行形のみちプロファンとしては悪い気はしません。
バラモン兄弟はいつもどおり「おぼえてやがれ!」と悪態をついて退場していきました。
レジェンドマスクマントリオは勝どきをあげる姿も華やかでございました。

休憩時間を前に、パンチさんに呼び込まれてエントランスからディック東郷さんが登場!お客さんも歓声で熱烈歓迎。パンチさんが「ディック東郷選手と言いそうになりました」と言っていましたが、体はわかりませんが顔はそのまんまだし、引退したとは思えません。リング上で東郷さんへの公開インタビューが行われましたが、東郷さんのマイクの持ち方が悪かったのかな?よく聴こえませんでした。なんとか聴こえた範囲だと、ワールドツアーのお話と、みちプロの思い出話。ワールドツアーのお話は東郷さんのブログにも書いてあったことだったからだいたいわかったけど、みちプロの思い出話の方が…印象に残る試合はメンズテイオーと…なんだって??「ワールドツアーの模様が収められたDVDなども販売しておりますので、話の続きは売店で」とパンチさんがうまくまとめて公開インタビューは終了となりました。
続いて沼ちゃんが登場してしゃぼんだまを披露。ここぞとばかりに席を立つお客さんがパラパラと…冷たいのね。
この日セコンド陣が着ていた、バックにみちプロのロゴが入ってるウインドブレーカーみたいな生地の上着がすごくかっこよかったんですけど、あれがサウナスーツなんですかね?いいなあ。
休憩時間中にパンチさんからお知らせが。「試合前に売り切れたとお知らせしたパンフレットですが、あと100部あります。ちなみにいつものパンフレットよりだいぶ薄いです。それを承知の上でお買い求めください」パンチさんの物言いはいつも歯に衣着せない…。

5.時間無制限1本勝負
○南野タケシ、卍丸(17:05鹿浜ダイナマイト)TAKAみちのく、FUNAKI×

忘れもしない2011.3.12矢巾大会で組まれていたものの震災により流れてしまったカードが2年半を経てついに実現しました!
TAKAとFUNAKIさんが戦ってるのは見たことあるけど、夢狩人を見るのは初めてです!ひとりずつ入場してきたけどKAIENTAIのテーマで一緒に入場してほしかったなあー。
先日の秋田大会ではFUNAKIさんに握手をすかされた卍丸ですが、今日はすかされる前に手をひっぱたいて拒否。してやったり。
試合ではFUNAKIさんはかなりシリアスな感じなのに、TAKAが向かってくるタケシにひびった様子でストップかけたりサミングしたりとコミカルな動きを挟んでくるから舎人一家も調子狂わされたか?こんな感じでコミカルを演じていたTAKAもジャストフェースロックの体勢に入っただけで客席から「ああーっ!」という声が聞こえるあたりに実力者であることを思い出させられます。
前日の秋田大会では一歩引いた感じで郡司をサポートしていたFUNAKIさんも積極的に戦っていました。卍丸が捕まり、南野も苦しめられ、やはり簡単な相手ではありませんね。
若いだけではどうにもならない経験値の差や、個々の実力では敵わないかも知れないけども、チームワークは絶対に舎人一家のほうが上!連係プレーを見せて鹿浜ダイナマイトにつなぎ執念でFUNAKIさんからタップを奪いました!
元タッグ屋に現役タッグ屋が意地を見せ付けてくれました!念願の試合が嬉しい結果で終わってよかったです!

6.時間無制限1本勝負
○拳王、フジタ"Jr"ハヤト(31:13体固め)ザ・グレート・サスケ、新崎人生×※右ハイキック

ぶっちゃけ期待よりも不安の方がはるかに大きい試合。ハヤトと拳王のタッグは成り立つのかとか、人生は万全の復帰なのかとか、骨がまだくっついていないと断言しているサスケはまともに試合ができるのか、そもそもまともに試合するつもりはあるのか?!とか。
まずはハヤト→拳王の順で入場。次に人生が入場したんですけど、その間、拳王直立不動。人生の入場が終わると体勢を崩していて、拳王の人生への敬意を見ました。じゃあサスケには敬意を払っていないのかといったら…うーん?サスケは月代チョンマゲのオーバーマスクに着物風のガウン?という見たことのない格好で登場。笑いが起きてたけどなんで??リングインすると手に持っていた愚乱・浪花のタオルを高々と掲げました。
意外にもサスケ人生組の奇襲でスタートした試合、週プロでスクープされていた連係プレーも早々に飛び出しました。初っ端からとばしまくりのサスケ人生組、人生は拳王に拝み渡りを敢行!立て続けにハヤトにまで!早くも会場は大興奮!まともに戦えるか心配だったサスケ、スタンドの動きはかなり不自然だったけど、グラウンドではハヤトを相手に、リストをとんでもない方向にひねってみたり、ねちねちと攻め立てました。まあ、グラウンドならばね、とは思いましたが、驚くべきは拳王相手にラ・ケブラーダを敢行したこと!まさかまさかですよ。大歓声があがりました!
ハヤトの受難は続き、人生にも攻められ、10分以上はひとりでやられてたんじゃないんでしょうか真面目に。これはよほどのピンチにも救出に行かない拳王のせいでもあったと思いますが。
人生は問題なし、サスケも思ったよりかだいぶ動ける、じゃあもうひとつの不安要素はというと、ようやく自陣に戻ったハヤトがタッチを求めるも拳王動かず。しかしお客さんの声援に押されるようにタッチに応えてリングイン!これで不安要素はなくなりました。
サスケは拳王ともハヤトとも何度かシングルが組まれていますが、人生とはどちらともシングルが組まれていないので当然注目です。
ハヤトはやはりパワーではまったく敵わず、K.I.Dも持ち上げられてしまう、といった感じ。となると期待は体格でも遜色ない拳王なわけですが、体格だけじゃわからないものですね、やっぱり拳王でもパワーではかないませんでした。持ち上げるのもやっとという感じで、ファルコンアローの成功には会場が沸きました。
鬼のようなパワーを見せつけた人生、ハイライトはコーナートップでの拳王とのせめぎ合い。雪崩式ブレーンバスターをかけたい拳王、堪える人生、結果、人生が拳王に雪崩式喉輪落としを決めました!客席からは悲鳴とも歓声ともつかない声があがりました。
パワーでかなわないのならばハヤトも拳王も蹴って蹴ってけりまくるしかない。ハヤトはランニングキックをガンガンブチ当て、拳王はハイキックをかわされると追加の回し蹴りを見事にヒットさせました!さすが拳王。
お互いに連携はしないといった拳王とハヤト。たしかに連携はありませんでした。しかししっかりと共闘していました。とくにラストのなりふりかまわずふたり交互に人生にハイキックを浴びせる必死な姿に、ふたりは間違いなく同じ方向を見ている、裏切りや試合放棄なんてありえないということを確信しました。
試合を決めたのは拳王のハイキックでしたが、あれはハヤトでもよかったと思います。ハヤトが拳王に譲ったとかそういうことじゃなくて、ふたりの力で人生をあそこまで追い詰めた、最後の一撃がたまたま拳王のハイキックだったというだけ。強烈な一撃がズバリと決まって…といったの胸の空くような終わり方ではありませんでした。まさしく死闘の果てといった終わり方でした。試合が決まったとき、会場は喜びというよりも安堵感に包まれたような気がしました。新世代が勝ってよかった。このひとことに尽きます。旧世代を応援していた人ですら、年に一度でもみちのくを見ている人ならばそう思ったのではないかと!新世代が台頭しない団体に未来はない!

セコンドの大地の肩を借りてリングを降りたハヤト。そのまま退場するのかと思ったら、マイクを持ちエプロンサイドに上がりました。
「俺が勝ちを取りたかったから悔しい」と言いつつも「拳王と組んでサスケと人生に勝てて嬉しいのも本心」とも。そして「20周年記念大会は終ったけど、俺の20周年記念はまだ終っていない。新崎人生、俺とシングルやってください」ついにハヤトが人生にシングルを要求しました!おいおい拳王は黙ってるのかい?!ハヤトは人生の返事は待たずに「俺はみちのくが世界一面白い団体だと思っているし、これからももっともっと面白くしていく」と誓い、退場していきました。
ハヤトが置いていったマイクを握ったのは人生。正座したまま語り始めました。喋り出す前からおだやかな笑みを湛えています。「世代交代はとっくに完了していると思っていたんですけどね。このようなカードをお客様に選んでいただいて、戦ってみて、少しはまだ必要とされているのかなと」ハヤトには「そう言ってくれてるし、シングルやろうか」軽いなあ。立ち上がり、コーナーに座り込んでいた拳王に向き直ると「拳王、お前はもっと上を目指せ。みちのくで足りなのならば外に出てもいい。お前の意志に任せる」って急に何を言い出すんですか?!なんかの前フリですか?ちょっとやめてくれない?!人生からマイクを受け取った拳王の言葉を聴くのがこわいよ!
拳王はいつものように堂々とした態度ではなく、人生に向かって直立不動で喋りました。「俺は新崎人生に憧れてみちのくプロレスに入団しました。俺はいつも滝沢村のことをクソ田舎だとか言ってるけれど、環境もよくて、人もあったかくて、とても住みやすいところです。滝沢村に住めて本当に良かったと思っています」ちょっとやめてよ!泣けてくるからやめてよ!なに素で喋ってんのよ!「人生社長が言っていたように、外に出ていくのもいいと思ってるけれど、外に出て行ったとしても、みちのくプロレスが世界一だという思いは変わらないので、みんな、黙って俺について来い」最後はかろうじて拳王らしい言葉が出てきました。マイクを置くと、人生とサスケに向かって一礼。リングを降りてからもリングに向き直って一礼、そして花道から退場していきました。まさか拳王がリング上でここまで素を見せるとは。飾らない言葉で思いをまっすぐに表しただけのマイクでしたが、これまで聴いたどんなマイクよりも素晴らしかったです。
マイクは回り回ってサスケの元へ。「世代交代はとっくに完了しているんだから老人をいじめるのはやめてほしい!」さすがサスケ。さっきの空気を台無しにするこの破壊力。「もう骨なんてくっつきませんよ」忘れてた、あんまりフツーに戦ってたもんですから。
みちプロ20年の歴史を振り返り「オバマ大統領は選挙に勝利したときに"この勝利はみなさんの勝利です"と言いましたが、旗揚げ直後のマッハランド大会ですでに私が言いました」日本一になった楽天にも触れて「東北発のプロスポーツチームで初めて日本一になったと言っていましたが、第1回スーパーJカップでは世界ナントカベルトをかけて勝利し、東北代表としてとっくの昔に世界一になっています」と謎の自慢大会に突入。人生もコーナー前に座りこみ、足を伸ばしてすっかりリラックスムード。ニコニコしながら聴いていました。「20周年記念大会ということで今日は朝日新聞が取材にいらしています」と、今度はプレス紹介を始めました。何の話かよくわかんなくなりましたが、人生に「これからも笑って許してね」と感謝(?)を述べて、最後はもちろん本家本元の「不滅だー!」でビシッとシメました。ああ久々に聴いた。やっぱりいいね。
人生はリングを降りる前にナントコスチュームの一部である地下足袋を客席に投げ入れました!人生は最後の最後までニコニコしていました。

いやー。すばらしい大会でした。メインは言わずもがな、メイン以外のカードも良かったと思います。ノスタルジーになりすぎず、現在進行形にもなりすぎず、往年のファンにすればあの選手もこの選手も出てない見たかったというのはあるでしょうが、そんなん言ってたらキリないし、レギュラー陣無視したら今度は現役ファンが黙っていないでしょう。
試合の内容も期待を上回るものばかりでした。とくにメインはさすがにサスケの不調の影響は感じましたが、それでも歴史に残る試合になったと思います。試合後のマイクもひっくるめて、つくづくすばらしい試合だったなと!思い出しては噛みしめています。人生の20周年記念大会でも感じたけど、人生の計り知れない愛の大きさを再認識しました。
ハヤト対人生とか、拳王の外部参戦とか、次に繋がる話も出たし、21周年、22年目も楽しみがいっぱいありそうです!
と、その前に年末の風物詩が待っていますね。サスケは何事もなかったかのようにまたしばらく欠場しそうだけど、20周年記念大会のメインとはちがって年末の風物詩は試合できなくても試合にさえ出られれば何の影響もなさそう。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2013.11.04(Mon) 23:59

2013/11/03(日)みちのくプロレス「じぇじぇじぇシリーズ~暦の上ではNovember」@秋田市セリオンプラザ

例年の11月のビッグマッチは単発興行ですが今年はツアーを組んで4連戦。校長に加えてFUNAKIさんも全日程参戦!豪華!客入りもいつもより多いような気がします!それはそうとツアータイトル…。

おなじみの会場ですが設営がいつもと違って正面の客席がが妙に狭くなって奥の方がひろーくなってました。何故?
試合前に地元の格闘技クラブ・サイトー会館のデモンストレーションがありました。人数が少ないからか、レフェリーしながら解説もやってました。レフェリー兼解説とはあたらしい。
試合前のサイン会にはヤッペーマンズが立ってたんですけど、売り物の応援用マスクをとっかえひっかえ着用、パンチさんには「売店では…誰?えー誰かがサイン会をやってます」と言われる始末。
地元の格闘技クラブのデモンストレーションとほぼ入れ替わりで沼ちゃん登場。「野球は日本シリーズ中ですが、明日がみちのくプロレスの日本シリーズです!」と、営業部長として明日に控えた20周年記念大会を念入りに宣伝。なお、明日発売予定の新崎人生20周年記念大会のDVDは秋田大会でも特別先行販売されました。歌のコーナーでは謎のマスクマン二人組が売店から出てきてリングサイドでしゃぼんだまの手拍子を煽って盛り上げました。このまま選手入場式かなーと思ったら引っ込んでしまい、対戦カード発表、そのまま試合開始となりました。

1.15分1本勝負
○大柳錦也(9:08グランド最強卍固め)ラッセ×

大柳先輩もラッセも第1試合ではちょこちょこ見るけど第1試合でこのふたりのシングルは珍しいような?と思って調べたら今年は3月の八戸と7月の山形でやってました。そして2回とも大柳先輩がグランド卍固めで勝ってました。
手四つの力比べからバックの取り合いリストの取り合い、そして張り手合戦へ。ごく基本的な攻防も新人のやるそれとはやっぱり違って見えますね。大柳先輩の体勢の入れ替え方のあざやかなこと。
基本的な攻防はここまでで、お互いの胴に脚を絡ませたまま頭で倒立した体勢で張り手合戦。無茶苦茶だ。ラッセが打つときに「大柳…さん!」って言ってて、どうも呼び捨てには抵抗があるみたいです。
トペスイシーダにハンドスプリングにと華麗な技も出しつつ、ラッセが優位に攻めてるように見えてもなんとなく大柳先輩に余裕が見え隠れ。大柳先輩の番になると弓矢固めやコーナー上での卍固めでラッセを苦しめます。
ラッセのジャガラギと大柳先輩のゴッチ式パイルドライバーはどちらも未遂に終わり、お互いに延髄蹴りを打ち合い、卍固めを掛け合い、ラッセがマバタキ仕掛けたか?と思いきや大柳先輩がラッセを捕えて寝っ転がったような体勢で卍固めに!ラッセがタップして試合終了。
というわけで大柳先輩の3連勝。大柳先輩ってkenとはいい勝負なのにラッセはまだまだなんですかねー?

2.3WAYマッチ20分1本勝負
○ken45°(8:48横入りエビ固め)カツオ×
※もう一人は気仙・沼ジローラモ

沼ちゃんとカツオは3WAYでお馴染みだけどkenが入るとどうなるか。
カツオ→kenの順で入場したんだけど、沼ちゃんの入場を待つ間、kenがカツオコーナーに追い詰めてなにやらずーっと問い詰めてました。沼ちゃんはおニューのサングラスで登場。なんか…サイバーSFに出てきそうなデザインでコスチュームに合ってないような…。どうもこのサングラスは色が濃いようで、サングラスを外した沼ちゃんは「まぶしい!」と目をしばたたかせていました。
試合開始、やっぱりあぶれるカツオ。一緒になって動いてみたり、エア受け身を取ってみたり。ブレイクしたところでキレて「正規軍なんだから俺と組んでバッドボーイのkenをやるのが普通でしょう?!」と沼ちゃんに訴えて手を組むも「ダブルでブレーンバスターやりましょう!」と言っておきながらkenと一緒に沼ちゃんを投げ飛ばして仲間割れ。今度はkenと組むことに。なんか、カツオが一生懸命喋ってんだけど、kenが「お゛お゛お゛お゛」みたいな唸り声しか出してなくて、すごいおかしかった。いや、ただちょっと興奮気味に「おう!」って返事してるだけなんだけど、試合中のkenの喋り方って全部濁音付いてるみたいな喋り方だから、それで何度も「おう!」って返事すると「お゛お゛お゛お゛」みたいになるんだなあと。ハマッてしまった。
kenとカツオはコーナーから飛ぶのに相手をセットする位置が遠すぎ今度は近すぎを展開、カツオが飛んだタイミングでkenが沼ちゃんの足を引っ張って自爆を誘い、やっぱり騙されて仲間割れ。「うそつきばっかりだー!」って自分もおもいっきり沼ちゃんのこと騙してたじゃない。
中年の意地を見せんとハリキル沼ちゃん、気仙沼落としは未遂に終ったものの、シャイニングウィザードをカツオにヒットさせると妙に長いプロレスラブポーズでお客さんにアピール。その隙にkenが漁夫の利フォールも狙うも直前に気付いてセーフ。
カツオはkenをバーミヤンスタンプで押しつぶして騙された借りを返しましたが、結局kenにラ・マヒストラルで丸め込まれてしまいました。終了のゴングが鳴ったのに丸め込んだ体勢のまま動かない。kenがやると塁みたいに痛めつけようとしてやってるんじゃなくて意地悪でやってるようにしか見えません。
kenはお笑いもイケルのでこの面子に入れられても全然オッケーでしたね。試合前も試合中も試合後もkenとカツオのやりとりが面白かったです。

3.30分1本勝負
○卍丸、佐々木大地(10:25体固め)FUNAKI、郡司歩×※垂直落下式ブレンバスター

FUNAKIさんが郡司と組んでくれるなんてビックリですよ!相手は大地と卍丸ってこのカード先日のみちのくふたり旅決勝戦のカードの野橋のところにFUNAKIさんを入れただけじゃないですか。嫌なことを思い出したのかなんだか知らんけど大地も卍丸も妙に殺気立っていたような。
試合前にFUNAKIさんが卍丸に右手を差し出して、迷いを見せた卍丸が今まさに応えようというタイミングで右手を自分の頭に持ってって髪をかきあげるFUNAKIさん。うわー。卍丸やられたー。
さて試合は若い二人がしょっぱなから激しくやりあいます。みちのくふたり旅決勝戦のあとに二人の戦いを見るのはこれが初めてですが、郡司も大地も勢いが増したというかキレが増したというか鋭くなったというか。若いふたりのアツイ戦いは単純に見てて面白い!
FUNAKIさんと卍丸の落ち着いた攻防でクールダウン。卍丸はFUNAKIさん相手だとやや大人しくも見えたけど、郡司にはめっちゃ厳しい。やっぱりみちのくふたり旅決勝戦のこと怒ってんのかなー?っていうくらい。でも郡司もものすごい意地を見せてくれました。卍丸の強烈なフロントキック食らって、これまでの郡司ならそのまま立ち上がれなくなっちゃう勢いなのに、すぐに雄叫びとともに立ち上がって、立て続けにラリアット食らって、逆エビかけられてもエスケープして、垂直落下式ブレーンバスターで落とされたようやく3カウントですからね。粘りに粘りましたよ。そして卍丸の容赦のなさったら。コワイ先輩に目ェ付けられたかな?郡司は。
試合後にも卍丸にちょっかいを出すFUNAKIさん。なにやら言葉を交わした後、右手を差し出したら今度は卍丸がFUNAKIさんを軽くド突いて拒否。なに言われたんだろー?大地もFUNAKIさんにちょっかいかけられるようになるといいね。全っ然眼中にもないという感じだったので。ていうか、大地にはFUNAKIさんに対して俺が俺がなところを見せてほしかったな。試合中も試合後も。
FUNAKIさんが7月の矢巾大会に参戦したときはバラモン兄弟のカードに6人タッグで組まれたせいでなんだかちっともFUNAKIさんを味わうことができなかったんだけど、今回はじっくり見ることができました。前にKAIENTAI DOJOで見たときも思ったけど、控えてるときにパートナーへの応援を煽るのがいいですね。ここは手拍子は合わないのでは?と思うシーンもチラホラありましたが。とくに秋田のお客さんはおとなしいので、盛り上げに一役買ったのではないかと。

休憩中、試合を終えたFUNAKIさんはそのままサイン会へ。たくさんのお客さんが列を作っていました。

4.30分1本勝負
○フジタ"Jr"ハヤト、南野タケシ(14:25K.I.D)拳王、野橋太郎×

挑戦は決まったものの日取りがはっきりしていなかった東北Jr選手権も今度の後楽園大会に大決定!前哨戦も激しさを増すことでしょう!見るこっちも気合が入ります!
この試合はとにかく南野が受けるシーンが目立ちました。一方的にやられているも等しい。東北Jrが心配になるくらい。中盤になってようやく野橋が捕まってホッとしてしまいましたよ!
ところで先日、デュークレフェリーはロープエスケープを正しく判定してるなと思ったばかりですが!今日は南野がロープ掴んだだけでブレイクさせてました。ダメじゃん。
毎度毎度野橋が拳王に向かって発する言葉に師匠っぽさを感じてはムフフと思っている私ですが、今日のひと言は南野にヘッドロックかけられた拳王に「離そう離そう」。完全に指導者の言葉です。こんなの野橋しか言えないわ。
ハヤトと拳王のハイキック合戦久々に見たけど、拳王のキックの音がすごくなってた…。私はキックの音の良さっていうのは受ける側の影響も大きいと思ってるんですけど、受ける側つまりハヤトの体が厚くなったってことなんでしょうねきっと。
しかしこのカードは…これまで見た前哨戦は主役そっちのけでken対野橋の戦いが面白かったりしたんだけど、このカードだとあまりにも結果が見え見えで、そして見え見えどおりの結果で、どーにかならんかったのかと。かといってどうにかなられてもそれはそれでどうかと思うんですけど!やっぱりチームに最低ひとりは負ける人が入ってないとなあ。面白さも半減だなあ。

5.時間無制限1本勝負
○ウルティモ・ドラゴン、ヤッペーマン1号&2号(12:21片エビ固め)バラモンシュウ、バラモンケイ、オバリヨン×※アサイDDT

2号は新しいコスチュームだけど1号は古いコスチュームでした。やっぱり古いほうがかっこいいと思うー。校長は一人で登場。エントランス脇に居た沼ちゃんを呼び寄せて一緒に一連のポーズ。リング上ではヤッペーマンズも一緒になってやってました。しかしなんですな。最後のアレ、校長が組むとかっこいいけど、ヤッペーマンズがやるとカンチョーにしか見えない。
続いてバラモン兄弟オバリヨン組の入場。雨が降ってたので傘をさして水攻撃を防御するお客さんがチラホラ。傘をさすと余計に狙われるのでささないほうがいいとおもいます!お客さんがいっぱいいたので陰に隠れて直接的な被害は逃れましたが、客席の奥深くまで水を撒いてったようで…そしてセコンドのケアも間に合わなかったようで、試合開始を待たずに座る場所を失ったお客さんも…。
すっごい頭の方はケイと1号がまともにやってたような気もするけど、シュウが2号にいきなり水吹きかけて場外乱闘に。注目は校長とバラモンのどっちかなんですけど、残念ながら見られず。どこで誰がなにをやっているのやら。
リングに戻ったバラモンはふたりともお客さんの上着を勝手に着ていました。シュウが着ていた灰色のパーカーは着るとパワーアップするようで?オバリヨンにも着せて攻撃を促すバラモン。オバリヨンもノリノリ。ギャラクシーアーマーか。
ここからは場外乱闘でまた客席が水びだしになっちゃってほとんどのお客さんが座るの諦めてオールスタンディング状態になってしまったのでリングがよく見えませんでした。ボーリング攻撃と、急所攻撃と、校長がラ・ケブラーダしようとしてバラモンに脚引っ張られてマットに顔面ぶつけたのは覚えてます。最後、校長がオバリヨンにアサイDDTをかけたのもさすがに覚えてます。
シュウは負けた腹いせに客席に取り残された荷物にべーっと水を吐き出して退場していきました。あーあ。あーあ。勝利した校長ヤッペーマンズ組も勝どきをあげただけでシメのマイクもなく退場。すぐに終了のアナウンスが流れて本当に終了してしまいました。
なんかもう…セコンドのケアが間に合わないならいい加減水撒く量控えてくんないかなあ。まともに試合が見れなくなるのは真面目に嫌だよバラモンだけ見に来てんじゃないんだよ。

全試合終了後もサイン会に立ったFUNAKIさんは、遠くから向けられたカメラにもポーズを取ってました。サービス満点ですね!

いやー。今回は秋田大会らしい秋田大会でした。選手やりにくいだろうなあと思ってしまいました…。別に静まり返ってるとかそういうわけじゃないんですよ。拍手だって手拍子だって起きますよ。熱心に声援を送ってるお客さんだっているんですよ。すっげー郡司のこと応援してる人がいると思ったら沼ちゃんだったけど。でもこの…打っても響かない感じってのは…。具体的に言うと、カツオがお客さんに同意を求めると拍手が起きる。でも本当は「そうだ!」とかそういう声での反応がほしかったんだと思う。あと、FUNAKIさんが手拍子でお客さんを煽る。お客さんもそれに合わせて手拍子をする。でも本当は郡司チャントを煽ったんだと思う。響かないんじゃなくて咬み合ってないのかも。響かないにしろ咬み合ってないにしろ、こないだの能代みたいに年に一度しか来ないような場所じゃないのに、だからこそなんで??と思ってしまうのです。年に一度しか来ないような場所特有のホンワカした空気ってのはたまらないんですけどね、それとは全然違うんですよ。全然たまらなくないんですよ。どうも天候に左右されている気がする…。
プロレス観戦記 | CM(0) | TB(-) 2013.11.03(Sun) 23:59
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