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夢の世界の扉が開く

OSK日本歌劇団「第39回たけふレビュー~GERSHWIN NIGHT~」に行ってきました!
きっかけはこちらのツイート。
福井は旅行先に考えていたので、こりゃ行くならなんとしても公演期間中に!と、実現させた次第です。

OSKは初観劇の昨年の「レビュー夏のおどり」以来なので約1年振り2回目。トップスターが高世麻央さんから桐生麻耶さんに代替わりして初めての観劇です。
平日2回観劇しましたが、2回ともなかなかの客入り。2回目の方では、本公演には出演していないOSKのみなさんも観劇されていました。
メンバーは桐生麻耶さん他総勢12名。人数の少なさを感じさせない華やかなオープニング。テーマ曲の「一度の今日の日大切にして」というメッセージが心に残ります。
本公演のテーマ「ガーシュイン」はアメリカの作曲家。なんか聞いたことあるぞ?と思ったら、「サマータイム」の作曲家か!「らららクラシック」で見た!「サマータイム」は恋人の別れを思わせる場面に使用されていて、城月れいさんの堂々とした歌声に感動しました。
今年上演された桐生さん主演の「巴里のアメリカ人」の作曲家でもあるそうで、アメリカ人(桐生さん)とパリの子供たちの交流を描いた楽しい場面がありました。英語を教えていたはずがいつしか福井弁講座に。アドリブ満載で武生市出身の瀧登有真さんが大活躍でした。
夏のおどりを見たときは娘役があまり活躍していないという印象でしたが、本公演では娘役も城月れいさんがトップ格、麗羅リコさんと穂香めぐみさんがダブルで二番手格と位置づけがはっきりしていて見やすかったです。この三人が活躍する場面は当然として、フレンチカンカンなど娘役メインの場面もあって娘役の魅力を堪能できました。出番が多い人が印象に残るのは当然ですが、麗羅リコさんのすてきな笑顔にすっかりやられてしまい、麗羅さんばっかり目で追ってしまいました。
OSKの売りのひとつが高速ラインダンスだそうですが、そう言われるのも納得。とにかくかっこいい。アップテンポなのもそうだし、ハイレグの衣装がスタイリッシュでセクシー。近くで見るラインダンスは迫力満点でした。
フィナーレ後の「桜咲く国」はオマケみたいで嬉しい。OSKを見たぞ!という気になります。
こんなに充実した45分のショーを平日2回、休日3回、休みはたった1日だけで1か月間も上演するなんてすごいバイタリティ!
「また見たい」なんて気安く言えるような場所じゃないけど、1か月間ほぼ毎日やってるならこっちの気持ち次第よね、というわけでまた見たい!と言っておきます。

さて、桐生さんをトップに据えた本公演。桐生さんのたくましさと安定感のある低音ボイスは大人の男性以外の何物でもなく、本気で抱きしめてほしいんですけど、桐生さんと比べるのが間違っているのか、他の男役が少年にしか見えないのですよ…二番手格の虹架路万さんですら。単体で見ればそうでもないかもしれないけど、桐生さんひとりだけ別次元にいるというか。男役とは対照的に娘役はお姉さんタイプが多いので、しかも男役と娘役とで身長差も無いから、ペアになるとおねショタ感が拭えず…。それがひとたび桐生さんとのペアになるとアダルトなムードムンムンでときめきまくり!包容力!身長差!「男も女も全員まとめて抱いてやる」を目の当たりにした感。
で、実際に桐生さんだけ学年(?)が離れてるんですね。高世さんがトップのときは気付かなかったけど、思い返してみれば昨年の時点で「男役は意外と若い人が多い」と感じてたわ。本公演は選抜メンバーだけど、楊琳さんや悠浦あやとさんが入るとまた印象は違ってくるのかな?現実問題、その時が来たら一気に若返ってしまうのか。そうか…もう私が年上の女性に対するある種のときめきを得られることもないのか。
宝塚・歌劇・演劇 | CM(0) | TB(-) 2018.10.31(Wed) 20:59

Have you ever done before?

宝塚雪組全国ツアー・幕末ロマン「誠の群像-新選組流亡記-」/レヴュー・スペクタキュラー「SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」に行ってきました。
雪→星→宙→月→花→星→宙→宙→月→星→花→星→花→星→宙→月→雪→雪→月→雪で前回の全国ツアーも雪組だったので2回連続の雪組@全国ツアーです。雪組の全国ツアーで日本物だなんて初観劇を思い出すわ~。

まずはお芝居「誠の群像」
新撰組の土方歳三を主人公とした物語。「男とはいかに死ぬべきか」といったことがテーマと思えるほどに硬派で無骨。
土方の晩年に焦点を当てているのはわかったという程度ではっきりとしたストーリーは感じなかったけれど、金言の連続で印象に残るシーンばかり。横暴な芹沢につっかかろうとした隊士を「そんなことに意地を張るな!」と止めたシーンはぐっと来た!
虎徹をめぐる話もよかった。人を騙したことを激しく悔やむお小夜を「あなたの行動であの刀はたった今本物のと虎徹となった」「近藤勇は今日も25両の虎徹を手に京都を歩かれておる」と慰める土方が素敵。
ただ、宝塚で上演するにはロマンス色があまりにも薄い。デートに誘った次にはもうお小夜が身請けされているのはいくらなんでも端折りすぎ。お小夜の別れの手紙から逢瀬を重ねたということは推測できるけど、「逢瀬」をダンスでもなんでも表現できなかったものか。でもそれだと「二晩」の場面とかぶるか。
ダンスといえば「鬼の土方」のダンスがめちゃくちゃかっこよかった。バックの巨大な鬼の面も強烈。
幕末ものということで「桜華に舞え!」を思い出す場面もチラホラ。土方の最後、とどめを刺そうとする部下を大将が止めるところなんかとくに。
決して楽しい作品ではなかったけれど、何度も見て男の世界に酔い知れたいと思える作品でした。

続いてショー「SUPER VOYAGER!」
野口先生大劇場デビュー作の「THE ENTERTAINER!」(以下、ジエンタ)がトップスターの使い倒しでトップスターファンとして最高のショーだったので、望海風斗さんの使い倒されっぷりをとても楽しみにしていました!
直近に本公演で上演されたショーなので、前知識ゼロというわけにはいきませんでしたが、「これが噂の!」の連続で、これはこれで楽しめました。
まずなんといってもオープニングのテーマ曲!砂を吐くほど甘い台詞をトップスターが圧倒的な歌唱力で大真面目に歌うもんですからもう、どんな顔をすればいいのかわかりませんでした!ジエンタで「そばにおいでギュッてしてあげる」とか歌われてもこんな気持ちにはならなかったのになぜ?!と考えた結果、併演作品のせいではないかと!そりゃ鬼の土方に「俺がギュッてあたためてあげる」なんて言われたらどどどどうしちゃったの?!ともなるわ。
男役スターがキラキラ全開で「胸キュンキュン」「腰グイグイ」などと歌い継いでいく場面なんて、宝塚だから「行儀よく観劇せねば」という理性で保てているけれど、アイドルのコンサートばりに発声可能なら失神者続出間違いなし!もうオープニングだけで胸焼け~。
二番手の彩風咲奈さんが中心となりカラフルなスーツとドレスで踊る都会的なダンスシーンは本当にかっこよくてそこだけ20分くらい見てたかったです。
トップスターと三番手格の彩凪翔さんがひとりの女を奪い合うストーリー性のある場面、女装の色気というのは学年を重ねないと出てこないんだなと。かわいいんだけどね。取り合いされるほどのいい女に見えなかったのも正直なところ。
タンゴの衣装に身を包みオラオラ全開でご当地ネタを叫ぶのはもはやツアー恒例?「銀河鉄道の夜!風の又三郎!注文の多い料理店!宮沢賢治!」笑うなと言う方が無理。
男性アイドルグループを思わせる場面はジエンタの同様の場面よりはいろんな意味で普通に見れました。野口ショー恒例になりそうだけど、今後STARS11を超えるグループは出てくるのだろうか…?
望海さんが朗々と歌うソロは決して平坦ではなかったトップまでの道のりを思わせる感動の大ナンバーなんですが、どうにもこうにも「天海さんもそんなことがある?」がチラついてしまって。こんなほのぼのエピソードもしっかり盛り込むなんて野口先生の生徒への思いが伝わります!
ショーの一番のお楽しみといっても過言ではない、大階段での男役群舞は黒燕尾じゃないのは百歩譲っても、衣装がカジュアルすぎてチョッピリガッカリ。次のデュエットダンスは早着替えなので仕方ないところはあるとはいえ、上下のミスマッチ具合が気になったのですが、相手役の真彩希帆さんの手袋の生地を望海さんのパンツに合わせてあったのには感心しました。そりゃあドシロウトが気づくことはプロだって当然気付いてますよねー。
常設会場のお客さんの行儀のよさに慣れると全国ツアーのお客さんのフリーダムさに辟易することもあるんですけど、反応の素直さは嫌いじゃないです。とくに幕開きと大羽根背負ったのトップスターに送られるやんややんやの拍手喝采!これも全国ツアーの醍醐味!
野口先生の大劇場作品はこれで2本目ですが、2本目にしてすでに野口カラーとでもいいましょうか、そんなのが見えたような気がしました。もうラインダンス?!とかね。黒燕尾が無いとか黒燕尾が無いとか思うところもありますが、野口ショー楽しい!大好き!これを望海さんがやるってのがまたいいんだろうなあ。大劇場バージョンはこれの豪華版でしょう?うーん見たい!!!

印象に残った生徒について。

・望海風斗/土方歳三
主人公ながらろくに笑わない鬼の土方は黒いイメージのある彼女にピッタリ。着物姿の色気もたまらない。「琥珀色の雨にぬれて」は全然ときめかなかったけど(主人公カップルがクズすぎたのが主な理由だけど)、今回はしっかりときめきました!思い返してみれば幕末太陽傳の高杉晋作にもすごくときめいたし、どうも私はだいもんの着物姿がツボみたい。
お芝居とはうってかわってのショーのハジけっぷりには本当にやられた!ギャップゆえの魅力といいますか、きっと別のトップで再演してもこんなに楽しめないと思う。ショーだけでもこんなに萌えたんだもの、コメディなんかやってくれたら相当萌えるだろうなあ。カーテンコールでは副組長さんに「雨ニモ負ケズ全部言えます!雨にも負けず雪にも負けず」といきなり間違えたことを暴露され、一粒で三度おいしかったです。

・真彩希帆/お小夜
琥珀色で感じた違和感の正体がわかりました。彼女は童顔通り越して赤ちゃん顔なんだね。そして顔だけでなく声も「大人の女性」を演じるには少女すぎる。母親の死の際で余韻を残して嘆く演技の細かさからもわかるように、演技力があるから余計に違和感だったんだなと。
今回のお芝居は武家の娘なのでとくに違和感もなく見れたけど、彼女にピッタリハマるのは純真な少女とか、現実感のないお姫様なんじゃないかなーなんて思っていた直後、ショーのオープニングで登場したお人形さんのような彼女のかわいらしさに(客席がどよめいたもの)、ホラね!やっぱりね!「こうもり」のメイドちゃんズでもひときわかわいかったもんなー。(風ちゃんは別格!)
琥珀色がショーでも払拭できないほどにトラウマレベルだったんだけど、すぐに忘れられそうです。

・彩風咲奈/山南敬助&榎本武揚
やっぱりありちゃん(暁千星)に似てる~。素顔全然似てないのに~。
前半はさわやかな青年、後半は髭の軍人と二役を演じたわけですが、ギャップがすごくて同一人物に見えなかった。髭が似合うことも意外な感じで。アゴのホクロがなかったら最後までわからなかったかも?

・彩凪翔/勝海舟
お芝居の方はあまり印象に残ってないけれど、ショーだと上級生にしか出せない色気を兼ね備えたうえに見目麗しさがズバ抜けておる…。彩風咲奈さんと比べてもグンと大人っぽい。

・煌羽レオ/斎藤一&黒田了介
前回の全国ツアーで印象に残っていた彼女、今回もオープニングでパンチのある歌声だ!とオペラグラスを上げたら彼女でした。娘役を引き連れて歌う場面に嬉しくなったので、気になる人がいるとショーがより楽しめることを認識。

・綾凰華/沖田総司
役どころからするに若手のホープだよね、雪組知らないからなあ…と思ったら元星組生の彼女ではありませんか!新人公演で二番手やってたのはすぐに思い出せるけど、認識してなかったってことか…。いやでも元星組生の活躍は嬉しい!…きーちゃんと同期&元星組なのね。なるほどなるほど。

・夏美よう/芹沢鴨&高松凌雲
ハッチさんが出演されてるなんて余計に初観劇を思い出すわ。ハッチさんスケベ親父でも素敵よ。観客の怒りをも一身に浴びて見事に散って行かれました。

・朝月希和/明里
今回、星南のぞみさんが別箱出演だったので、娘役二番手格はどなたかな?と。お芝居でサブヒロインを演じた彼女ですかね?彼女は花組からの組替なんですね。日本物のメイクのせいか、先代雪組娘役トップの咲妃みゆさんに似てる?!と思うことが何度か。

そして今回も彩みちるさんを認識できず…。

全国ツアーで同じ組が続くと別の組の方が…なんて思ってしまいますが、今回ばかりは連続雪組でよかったです!いやホント、前回の琥珀色引きずってたから、お芝居・ショーともに早いうちに今回の公演が見れてよかったなと!だいもんかっこいい!おもしろい!きーちゃんかわいい!でだいぶ上書きされました。
他の生徒さんはなかなか覚えられませんが、「沼とは落ちるもの」という名言もありますし、そのうち煌羽レオさん以外にも気になる生徒が出てくるでしょう!

ところで、琥珀色のプログラムのスチールがトップ以外幕末のと同じだったのが不満だったんですけど、しくみがわかりました。ショーが直近の本公演と同じだとスチールは使い回しなんですね。トップですら!
思い返せば本公演で見たショーを全国ツアーでも見たのは"D"rastic"S"!!(苦肉の策の表記)が初めてでした。今回は本公演を見てない=プログラムを持ってないので、使い回しでも楽しんでおります。もう不満に思わないぞ!
いやしかしそうなると「ショーが直近の本公演と同じ」にガッカリ要素が増えたような…。
宝塚・歌劇・演劇 | CM(0) | TB(-) 2018.04.21(Sat) 23:50

December32

ハンガリー国立歌劇場「こうもり」に行ってきました。…って書くとハンガリーに行ってきたみたいだな!

昨年、宝塚で上演された同作品を見ていつか原作(オペレッタ)も見てみたいと思っていたのですが、こんなに早くも機会に恵まれるとは!「全然違う」という話も見聞きしていたので、そこらへんも注目。

初めてのオペレッタ、元々「能に対する狂言みたいなモノでしょ?」とは思ってたので、とくに肩肘張るようなこともなく、アイゼンシュタイン邸から始まる1幕もとっつきやすく、すんなり世界に入り込めました。が、オルロフスキー邸に舞台を移した2幕は豪華絢爛な舞台セットに歓声と拍手!衣装もきらびやかになり、舞台の人口密度もぐっと高まり、チケット高いだけあるあるあるある全然ある。3幕では一転、刑務所に移動するわけですが、もう2幕で充分元取りました。

字幕があるとはいえ、お話についていけるかしら?という不安もありましたが、宝塚版を散々見ていたおかげで名前もろとも相関図が完璧に頭に入ってたので、余裕も余裕でした。というか、「全然違う」というほど違くない。むしろ見たことのある場面ばかり。デタラメフランス語合戦まで原作通りだったとは。
主人公もヒロインも違うし、なんたって「夫が自分の妻と知らずにナンパする」という一番重要なポイントが違うので話の印象もだいぶ違うけど、細々としたエピソードはそのまんまということにかえってビックリでした。誰かが書いてた「宝塚版は舞台裏」にナルホドなと。
原作だと一番の見どころは刑務所でのアイゼンシュタインとロザリンデのバトルですね。金時計があんなに重要なアイテムだったとは。妻に軍配上がったけどどっちもどっちじゃん!
オペレッタの人って歌は言わずもがな、演技もできるんだなと!喜劇ほど間が大事とは言いますが、フロッシュみたいないかにもなコメディリリーフはともかく、ロザリンデが「あれはウチの夫とメイドだわ」の場面で爆笑が起こったのは役者の技量に拠るところが大きそう。
今回初めて西洋人が西洋人がを演じる舞台を見て、脳が混乱しないことの素晴らしさを実感。
音楽はうっかり宝塚版の歌詞で口づさんでしまいたくなる耳なじみのある曲ばかり、ダンスまで楽しめて、こんなに満喫できるとは思ってませんでした。

宝塚版との比較もかねて登場人物の感想を。

アイゼンシュタイ
まごうことなき主人公。(宝塚版でもこっちが主人公じゃんと思ってだけど)金時計をあげる気がなかったり(奪われたけど)、自分のことを棚に上げて妻を責めたり、宝塚版と比べてだいぶ悪どいけど、見た目も相まって憎めないオジサマ。騙されてもあんまりかわいそうにならない。カラッとしてる。

ロザリンデ
まごうことなきヒロイン。夫の女遊びに困り果ててるというわりには自分も間男連れ込んで楽しんでいるので、夫婦バトルでの彼女の勝利もあんまりスッキリしない。民族衣装で故郷の歌を披露する見せ場は宝塚版でも見たかった。

ファルケ
宝塚版では主人公だけど、フランクやイーダよりも出番がない。狂言回しですらない。前日譚は作中で語られるだけ。でも彼がいないと話が始まらない。ロマンスもなく、宝塚版では相手役だったアデーレとは晩餐会で踊るだけ。そりゃ主人公にするには舞台裏にもなるわ。

アデーレ
準ヒロインだけどロマンスはない。3幕ともメインの曲がある。「失礼な冗談ね」はマダム・フローレンスを見たばかりなので思い出しておかしかった。イーダと姉妹仲良しな様子が微笑ましい。

イーダ
スレンダーな体型に浅黒い肌にブロンドヘアーとピンクのドレスがお似合い。ふっくら体型でブルネットに色白という真逆なタイプのアデーレとの並びもいい。絵にかいたような「ヒロインの親友」。バレリーナのはずなのに滑稽なダンスが楽しい。

フランク
1幕ではロザリンデ、2幕ではアイゼンシュタイン、3幕ではフロッシュ、と主要人物との絡みが多く、出番だけでいえば主人公カップルに次ぐ。アデーレとイーダに挟まれて「キスを」の歌に合わせて交互に「チュッチュッチッ」ってするのかわいい。

フロッシュ
最高においしい役。日本語でアドリブ入れまくり。「日本酒」「梅酒」「泡盛」ワールドワイドすぎるご当地ネタにお客さん大喜び。

オルロフスキー
ナントビックリ、男役!宝塚版でのオネエっぽさの理由がわかった。やっぱり男性と並ぶと小柄さが目立つ。コサックダンスしてたよね。

アルフレード
この役が宝塚版と一番違う。ロザリンデの間男だもの、アイゼンシュタインとは面識がないのもそりゃそうだ。主の居ぬ間に楽しむ相手がメイドじゃなくて妻じゃあ罪深さが全然違うなあ。刑務所でも歌ってるのは原作通りなのね。

ブリント
原作だと3幕ではアイゼンシュタインが弁護士に化けるのであって、登場するのは1幕の一場面だけなのね。ヘンなカツラがちゃんと伏線になってた。

あらためて、なるほどこうだったのねだからああなったのねと。
アイゼンシュタインのキャラはたしかに宝塚の主人公には向いていない。
ファルケを主人公にするならば前日譚を入れるしかないだろう。相手役も原作では準ヒロインだがロマンスのないアデーレが適役だろう。
ロザリンデをヒロインでなくすると役割が重くなりすぎるからイーダと分け合うのも納得。
でもやっぱり夫婦バトルがないと「?」となってしまうなあと。実際、宝塚版は「あー楽しかった!で、なんだっけ?」だったので。
当然無理のある部分あるけれど、なんでそうなったのかがわかってよかった。

舞台のDVDがあるのは知ってたけど、手出さないでおいてよかったなー。初めての衝撃は生で受けたいもの!無事衝撃を受けたところで、DVDも欲しくなった。
オペラはまだまだハードルが高いけど、オペレッタなら他の作品も楽しめそう。次はもちろん「THE MERRY WIDOW」が見たい!
宝塚・歌劇・演劇 | CM(0) | TB(-) 2017.11.07(Tue) 23:08

270円

ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」を見てきました!
元宝塚星組トップスター北翔海莉のミュージカル女優デビュー作品。極力生で衝撃を受けたいんだ!と、公式から次々に投下される映像を避けつつ被弾しつつ、当日を迎えました。

パジャマ工場での騒動を描いたこの作品、舞台が半世紀以上前のアメリカだから非日常感はあるけど、本当にどうってことない、日常を切り取ったような話。本社から管理職の人がやってきて古株OLと仲良くなるの。そのきっかけのピクニックだって言ってみれば社内行事だし、今でもそこらへんで普通にありそうな出来事。新入りをいびる男性社員、恋の噂で盛り上がる女子社員、手癖の悪い既婚男性、家庭の事情を持ち込む夫婦社員、登場人物も覚えのある人たちばかり。
そんな日常風景がすっごく楽しい!
恋なんかぜんぜんぜんしてないのナンバーでは延々と冷やかされるベイブのうんざりしながらもまんざらでもない様子が伝わってきたし、プレッツがグラディスにまとわりつくナンバーのグラディスのあしらいっぷりもため息が聞こえてきそう。ミュージカルを見慣れてない私なんか「歌は歌」みたいな見方しかできないんだけど、もしかしたら「歌で芝居が見える」という経験をしたのかもしれません。
明るく楽しいのは間違いないんだけど、結構大人向けというか…ピンクな場面も多々あってドキドキしてしまいました。ベイブにスチームヒートの感想を訊かれてて「興奮した!」(代弁ありがとう!)とかね。見えてる場面だけでなく見えない場面なんか余計に想像を膨らませてしまってバクバク。ピクニックで急接近したシドとベイブは消えた間になにをしていたのだ…!噂のキスシーンも、あーこういう、あーそう、ハリウッド的な…はいはいはい。という感じでした。
シドとベイブの恋も実り、賃上げにも成功してハッピーエンドなんだけど、ひとつだけ、ん?と思ったのが、妥協案にメイが異を唱えたところ。そこからまた続くのかと思ったらベイブが制して「私たち勝ったのよ!」で終わっちゃって、あれあれあれー?メイもイマイチ納得いかない顔をしていたように思えたんだけど…。目的はあくまで賃上げであって、遡及するかどうかは本質じゃないってこと?だったらベイブに説明させるか、メイのセリフをなくすか、そもそも妥協案自体なくてよかったのでは…。
そんなモヤモヤも最後のパジャマファッションショーで全部ふっとびました。パジャマ買いたくなった。老若男女、パジャマ姿はみなかわいいものです。でもやっぱりなによりパジャマのシェアですよ!「pajama game」の画面検索で出てくる画像を見てたから当然期待してたけど、こういう流れで出て来るのねー!幸せの極みじゃん!予想をはるかに超えて最高でした!!!

さてさて本作でミュージカル女優デビューを果たしたみっちゃんこと北翔海莉。
宝塚だと「トップスターの登場でございます!」とばかりにバーン!と出てくるじゃないですか。拍手も起こるし。気付いたら居たという感じで、外部だとこういう感じなんだなと。
男役としてはまず見ることのできない女性らしいスタイルで登場したわけですが、髪をまとめたパンツスタイルのりりしいこと。フワッとしたワンピース姿も素敵~。スチームヒートのセクシーな衣装やファッションショーの彼パジャマはもう本当にありがとうございますだし、いろんな格好のみっちゃんが見れてホクホク。髪を下ろしたスカート姿のやわらかい雰囲気に、みっちゃんはもともと女性らしさの強い人だったんだなと思い直しました。とはいえ、さすがに他の女優と並ぶとデカイなと。でも頼れる先輩感出てて役柄にはプラスに働いてたと思います。こんな人、会社にいたら憧れちゃう。
見た目以上に注目したいのはやっぱり声!第一声でビックリ。声が変わってない。なによりその声で女性を演じても違和感が全くない。変わってないこと自体には驚いだけど、考えてみればみっちゃんってべつに男役声作ってなかったよなあと。みっちゃんの声は見た目が男だろうと女だろうと違和感のない声なんだなと大発見。
歌声も地声は変わってないけど、高音でもバンバン歌う姿に新鮮な気持ちで「みっちゃんうまああああああい」と感動しました。とくに感動したのはドラゴンの歌。ハードロックバンドの女性ボーカリストばりのパワフルな歌声に、こんな歌い方もできるんだ!と圧倒されました。
スチームヒートのダンスも本当にかっこよかった!セクシーな衣装のさらに向こう側の無駄のない上半身に釘付け。このシーンがなかったらわかりやすくかっこいいみっちゃんは味わえなかっただろうからよかったなあ。

みっちゃんの相手役の新納慎也さん、この舞台が決まって以降、NHK「あさイチ」でお見かけするたびに「この人がみっちゃんの相手役かあ~」と、私なりに興味を高めておりました。
生で見た新納さん、ひとことで言えば男役男。小顔で手足が長く姿勢が良い。上背はしっかりあるが、他の男優ほどはがっしりして見えない。そして男臭さの薄さ。男役の現実感のなさは言ってしまえば虚構だから疑問の余地もないのですが、本物の男性でもこんなに現実感のない人がいることに驚きました。
そして歌が経歴で想像してた以上にうまい!!!ダンスもろともまさしくミュージカルスター!でした。
みっちゃんとの並びもしっくり。実年齢差からいっても無理がないからか、現実にいそうなカップル感。フィナーレで手をつないで降りてくる姿が本当にかわいくてな!!!カーテンコールでのみっちゃんとのやりとりもほのぼの~。
新納さん、みっちゃんの相手役になってくれてありがとう!初めての相手役がこんなに素敵な人で、今後の相手役とついつい比較してしまいそうです。

キューティーパイなグラディス大塚さんにかわいいオジサマのハインズ栗原さん、ウォーリーのくせにいいかげんにしろなプレッツ上口さん、なぜ女子社員に放って置かれているのか理解できぬ好青年チャーリー広瀬さん、包容力の塊なおばちゃまメイベル阿知波さん、敵として緊張感をもたらすハスラー佐山さん、女子社員も男性社員もみんなかわいくて、全っ然見足りませんでした!中心も見たいけど目の前も見たいというジレンマ。こっちを見たいのにあっちも気になるというもどかしさ。舞台が1日2回で何日間も公演するのは、いつでも見に来てね!じゃなくて何度でも見に来てね!ってことなんだなと。

みっちゃんきっかけで見に行った舞台だけど、本当に楽しくて、見に行ってよかったし見に行けてよかった!これを機に他の舞台にも…とは多分ならないだろうけど、またみっちゃんきっかけでも舞台を見に行けたらいいな!
宝塚・歌劇・演劇 | CM(0) | TB(-) 2017.10.19(Thu) 23:19

壁ドオォォォォン....

宝塚月組公演・三井住友VISAカードシアター浪漫活劇(アクション・ロマネスク)「All for One~ダルタニアンと太陽王~」に行ってきました。
雪→星→宙→月→花→星→宙→宙→月→星→花→星→花→星→宙→月→雪→雪→月でお披露目公演に続いての2作目も見れて幸せ~。

今回は小池修一郎先生のオリジナル一本物。モチーフはダルタニアンと三銃士、そして太陽王ことルイ14世。このルイ14世を演じるのがトップ娘役の愛希れいかさんということで、作品解説読んでもポスター画像見ても頭の中はハテナだらけ。
ネタバレは避けてはいたけど排除はしてなかったので「コメディ」「取り違え」「ラブラブ」というキーワードをボンヤリ頭に残しつつの観劇となりました。
いやまさかここまでガッツリラブコメしてるとは思わなかったです。一本物ってだけでエリザベートとかベルばらとか、荘厳で壮大なものをイメージしてたのもあって。そのラブコメも胸タッチだの壁ドンだの、実に漫画的というか、なんだか懐かしい感じ。あのあらすじから隙あらばキスしてるようなラブラブっぷりを誰が想像できたか。
ずっとラブコメでキャッキャやってるだけでなくて、取り違えられた本当の王を探すというストーリーもあったから、物語としてもちゃんと楽しめました。
なによりキャラが立ってるのがいい!ヒーロー然とした主人公、男として育てられたヒロイン、色男・やんちゃ・渋メンの個性的な仲間たち、おさわがせなオールドミス、舞台に花を添えるかわいこちゃんズ、ダンスボーカルグループみたいな手下たち、クールに見えてイマイチキメられない恋のライバルもいるし、サイドストーリーがいくらでも想像できる。
ルイーズの片割れのジョルジュとか振付師のリュリとか、下級生に重要な役やおいしい役があてられてるのもいいですね。
娘役2番手格の役のバランスの絶妙さにも感心。スペイン王女の方が役としては大きいけど、かわいこちゃんズ筆頭の方が舞台にいる時間は全然長い。「グランドホテル」では役替わりでもう片方の役になると認識すらできなかったけれど、今回は二人ともバッチリ認識できました。
実際、この舞台のおかげでかなり生徒覚えられたんじゃないかな。
作品によっては真ん中の3人以外全員モブみたいな作品もあるのに、この作品は真ん中だけでも5人、モブなんかひとりもいないぜ!という勢いなのに、真ん中の5人が全員歌えるという奇跡。観ていて気持ちがよかったです。
フィナーレのトップコンビの衣装が真っ白で、さらにトップスター以外羽を背負ってないことに気付いて、これって結婚式じゃん!フィナーレこそ真のラストシーンだと思えて感動してしまいました。
個性豊かなキャラクターたちが織り成す単純明快なストーリー、とっても楽しい舞台でした!

生徒ついて。

・珠城りょう/ダルタニアン
彼女の持ち味は白なんですね。真っ白。黙らせるのに唇を唇で塞いだり、やってることは少コミかってのに全然下心を感じない。決してキラキラ系じゃないのになんなんだろうこの爽やかさは。
「激情」も「グランドホテル」も(彼女が演じたからこそ余計に)かわいそうな役だったので、今回みたいな「ザ・ヒーロー」な役は余計な感情に邪魔されることもなく安心して見れました。ダメージジーンズの履きこなしもバッチリ!
今回は相手役が半分男役ということで、男役として男役の隣に立つ違和感のなさにいつも以上に背の高さを感じてしまっているわけですが、そんな彼女と並んでもきっちり大きく見える彼女は本当に頼もしい。壁ドンだってド迫力!こんな彼女だからこそ、歌にもっと力強さがあればなあーなんて思ったりもします。でも学年も若いんだしまだまだこれからだよね、きっとこれが「成長を楽しむ」ということなのでしょう!

・愛希れいか/ルイ14世
男装麗人といえばオスカル様ですが、それとはまた全然違ったアプローチの役で、まさに男役から娘役に転向した彼女にしかできないような役。
ルイ14世のあまりのかわいらしさにうっかり新しい扉が開きそうになりましたわよ…。
自分が女であることを(観客に)カミングアウトする場面である意味露出度の高い衣装になるわけですが、筋肉質な腕とタイツの上からでもわかるカーフにクラッ。
ルイーズになってからの彼女も超キュート!うっかりルイが出ちゃうのもかんわいい~。
ルイバージョンでもルイーズバージョンでもいろんな衣装が見れて楽しい!しかもどれも似合っているという驚異。千手観音みたいなとんでもない衣装だってあるのに!
作品ごとに「こんな役もできるんだ!」と思わされる彼女、やっぱりまだまだもっともっといろんな役が見てみたい!

今回、初めてこのコンビでのデュエットダンスにうっとりできました。シックな衣装に2度に渡るキスシーン、うっとりせざるをえません!

・美弥るりか/アラミス
「世紀の色男」の二つ名になんの疑問を持たぬ美しさでございました。この見た目で陽気な性格がさらに魅力アップ!美貌だけでキャーキャー言われてる設定でも説得力あるのに、本人ちゃんと女好きなところがいい。懺悔室のシーンとっても楽しい。女好きの神父だなんて背徳的だわ~。
前回見たときはあまり男役声を作らないのも歌声の繊細さも持ち味かと思ったのですが、今回は印象が全然違ってて驚きました。ちゃんとバーン!と歌ってて、男らしさもしっかり感じました。今思えばあれは役に合わせてただけなのだなと。新たな魅力に気付けました。

・宇月颯/アトス
髭面のせいですかね?あれ?こんな顔だったっけ?と思ってしまいました。やんちゃっぽい口元が彼女のチャームポイントだと思うのですが、そこが消されてたなと。今回みたいな落ち着いた役にはプラスに働いてたかもしれません。
「グランドホテル」ですごい上級生がいるもんだと思いましたが、つくづく隙がない。ちゃんと男声作ってるのに芝居声に違和感がない貴重な役者です。今回みたいな大きな役で見れてよかったです。

・暁千星/ポルトス
彼女がキレンジャー的な役どころをどう演じるのかは注目ポイントでしたが、良くも悪くもいつものありちゃんでした。「彼女は何をやっても彼女」はいつまで続くんだろうか…。でも「三銃士のポルトス」というパブリックイメージを抜きにすれば、はつらつとした役は彼女にハマってたと思います。「こどもに人気!」の説得力。さすがに大酒呑み設定は厳しいけど。ありちゃんはダンスもうまいし歌もうまいし体格にだって恵まれてるし、ベビーフェイスは時間が解決してくれると思ってるし、本当に滑舌だけなんだよなー!…でも考えてみれば彼女はまだ新公学年なんですよね。役の大きさに忘れそうですが。
しっかし彼女のダンスは飛び抜けてますね。群舞で踊ってても目立つ目立つ。誰が誰だかわからないまま見てても「なんかスゲーのがいる」と思えば必ずありちゃんだもの。

・月城かなと/ベルナルド
雪組からの組替え後初の本公演。私、初めての宝塚観劇で下級生時代の彼女を一度見てるんですよね。まったく覚えてませんが。
冷徹という言葉がぴったりな端正な見た目からのちょっとおまぬけな役どころ、新しい種の笑いを生み出してました。真逆な兄との対比も面白い。
ルイーズに迫っても一切ときめかれないのが不憫でな…。でも「気に入らないあいつの女を奪ってやる!」程度の執着しかなさそうだからまあいっか。
目が肥えている人ならば組のカラーも感じられるのでしょうが、私がそんなの感じられるはずもなく…。フツーに溶け込んでました。

・沙央くらま/モンパンシェ公爵夫人
スチールを見て「魔性の女に違いない…いや魔女かもしれない」と思っていましたが…あながち間違ってないかと。まさかのコメディリリーフ。コマさんが演じてるからむしろこっちから土下座だけど、ルイにとっちゃ恐怖だよね。いやでもホントに楽しくて、「へいかあ~ん(はあと)」と出てくるだけで笑える。御美脚バーン!にはうおおおおお!でした。彼女にも幸せになってほしい…。無事アラミスをゲットできるとよいのですが。
一本物で女役の場合フィナーレはどうなるのかと思いましたが、女役のままなんですね。ショートボブのかつらもとってもお似合いでした。
退団を発表したコマさんを見るのはきっとこれが最後なんだろうな…。

・早乙女わかば/マリー・ルイーズ
「激情」で主人公が田舎に残してきた婚約者の役をやった人というのは覚えているのですが、「グランドホテル」では認識すらできず…でも今回でバッチリ顔覚えました。もう忘れません。ていうか、こんな個性的な顔を覚えていないなんて自分でも不思議。すっごく舞台映えする顔。お人形さんみたいって言われてるけどホントにそう。みやるりさんと並ぶと現実感のなさがすごい。かわいコちゃん6人で固まってても「あのコがリーダーだ」と思わせる華を感じました。

・海乃美月/マリア・テレサ
私の大好物の素直でおバカなキャラ。筋肉フェチにシンパシーを感じる。サブカップルも務める2番手娘役的な役だけどよく考えてみればおもしろ外国人枠だよね。

・紫門ゆりや/フィリップ、輝月ゆうま/クロード
なぜこのふたりを並べてるかといいますと、しばらくの間、フィリップのことを輝月ゆうまさんだと思っていたからです!
「あーまゆぽんがヘンな役やってるー」って…。ルイ13世を見てもなお「フィリップ=まゆぽんがルイ13世をやっている」と…。
そしたらベルナルドの手下4人組にどう見てもまゆぽんがいて、あれれれれ?
幕間にパンフレット買って配役見たらフィリップ=紫門ゆりやさんじゃないですか!なーんで見間違えたんだろう?紫門ゆりやさんはサンブリオッシュだから認識してたはずなのになー。
フィリップを見ながら「太陽王」に出てきたルイ14世の弟の名前が思い出せず悶々としておりました。いまだに思い出せない。
クロードは強そうでした。しかし一言も喋らなかったような…?

・一樹千尋/マザラン枢機卿、光月るう/ボーフォール公爵、綾月せり/ビゴー
マザラン枢機卿が専科なのはわかりましたが、ボーフォール侯爵も専科かな?と思ってしまいました。おじさま役者はそれなりにいても、がっつり老け役のできる生徒が超上級生の組長・副組長以外にもいることに驚きました。正直、副組長が演じたビゴーよりも貫録を感じました。こんな生徒、他に思い当たりません。いいモノ見れました。

・憧花ゆりの/アンヌ、夏月都/乳母マドレーヌ、白雪さち花/シモーヌ
こちらのお姉さま方はさすがの貫録でございました。娘役にも「老け声」ってあるんだなーと。
男役娘役に関係なく肉襦袢にも着こなしってのはあると思うんですけど、夏月都さんの着こなしっぷりはお見事!さすがに顔はだいぶかわいらしいですけどね。

・風間柚乃/ジョルジュ
下級生にしかできない大きな役っていいですね。アトスに憧れてるのが男の子っぽくてかわいい。「全然似てない」(実際似てない)をちゃんと理由付けして説明してたけど、似てたら「ソックリだわ!」という流れになったんだろうな。スペイン王女とお幸せに!

真ん中の人たちだけでなく上から下まで見所たくさんでいくつ目があっても足りません!今回の作品で月組の層の厚さを知りました。いやホント、光月るうさんには感動した。
2本立てだと芝居がうう~んとなってもショーで満足できるけど(ショーで満足できないことなどない!)、そうはいかない一本物、多少の不安はありましたが、好みの作品でラッキーでした!
スチールが扮装のプログラムは復習にもってこい、しばらく余韻に浸れます。
宝塚・歌劇・演劇 | CM(0) | TB(-) 2017.10.13(Fri) 22:20
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