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マナーが人を作る

最近見た映画

・キングスマン
殉職したスパイの息子が組織にスカウトされて育成プログラムに参加する話。
オシャレスパイ映画なんだけどしっかりエンタメしてて面白かった!育成パートと実践パートの二段構えで密度高いのにまったく長く感じなかった。
円卓の騎士モチーフのスパイ組織といい悪の組織の企みといい、ほとんど漫画と思ったら原作が漫画なのね。どうりで。
雄大な音楽に合わせてボンバヘッしていくシーン最高。ゴアにもなりそうなのものをキレイな花火についうっとり。破滅装置が起動されたらたいへん!と思いつつも、起動したらどうなるか知りたいという欲望にもちゃんと応えてくれた。
主人公とヒロインにロマンスがないのは珍しいと思ったら真のヒロインはそっち?!悪に屈しない過激なプリンセス…嫌いじゃないです。
主人公は若造過ぎてオーダーメイドスーツ着ても「キマってるね~!(ニコニコ)」くらいにしか思えないけど、そのうち推薦人のように素敵な紳士になっていくのかしら…その過程が見たいので長期シリーズ化希望!

・モンスター・ホテル
吸血鬼が愛しい我が娘を守るために人間が絶対近づかないように森の奥深くに建てたホテルに人間の男(チャラい)が訪ねてきてさあたいへんな話。
子だくさんオオカミ男とか、フランケンの右手の親戚とか、モンスターの特徴を生かした設定や小ネタが楽しい!
娘がお父さんにちゃんと似ててほんのり受け口気味なのがカワイイ。フォーリンラブなのに相手役がイケメンじゃないのもいい。
一応シェフが悪役ポジションなんだとは思うけど、基本的にみんないい人もといモンスター。シェフだって「人間は悪!」と洗脳されたうえでみんなに喜んでもらおうと思っての行動だったろうし。むしろ一番の悪役はお父さん?でも文字通り身を焦がして飛行機を追う姿ですべて許された感じ。娘の成長物語かと思いきやのお父さんの成長物語でした。
ところでプライムに字幕版なくて吹替版で見たんだけど、芸能人の起用はいいとして(オリラジ藤森うまいし)、中の人のギャグの多用はシラけるからほどほどにしてほしい。

・ガフールの伝説
飛行訓練中に落下したところを攫われた兄弟が連れていかれたのは、優秀なものは戦士として教育し、劣等なものは奴隷として働かせる恐怖の独裁王国だった。自分より上手く飛べる弟を面白くないと感じていた兄は戦士を目指し、弟は王国を逃げ出し伝説の勇者を探す旅に出る…という話。
サボテンフクロウもメンフクロウの雛もかわいいけど、ミセスPが一等賞!あんなかわいいヘビ見たことない。
家族との別れ、尊敬すべき師匠、ゆかいな仲間、気になるあのコ、兄弟との決別、そして強大な敵…超王道アドベンチャーもフクロウに置き換えるとこんなにも面白くなるのか!「より大きくより美しいものが優れている」という価値観による差別はフクロウに置き換えたからこそできた表現かな。
無事に両親と再会するエピローグで兄を案じる様子が一切なかったのが謎。両親は兄が悪に染まっていたことを知らなかっただろうし、主人公から知らされたとしてもあんなハッピーしか感じない画はないよー。

・許されざる者
元極悪人が若造に誘われて、娼婦にひどい傷を負わせた1,000ドルの賞金首を取りに行く話。
おとぎ話的に語られるプロローグとエピローグがいいなあ。主人公が死ななかったのが最高。
本来の目的遂行ではサポート的立場だった主人公が仲間の復讐で現したかつての姿にゾクゾクした。仲間のために行動し「あいつらなら実際に1,000ドル用意できるだろう」と言われる娼婦たちもかっこよかった。
キッドのこと、イキりまくっててなんだコイツと思ってたけど、初めて人を殺して高揚した後に消沈した心情の変化には心が痛んだ。
保安官こそ極悪人で死に様もザマーミロだけど、日曜大工の才能がないとかそんな人間臭い部分描かれると憎みきれなくなっちゃうからやめて…。

・ジュラシック・シャーク
石油を掘り当てるのに深く掘りすぎちゃって出てきた水だか氷だかを湖に流したらどうもサメが混じってたようで、例によって湖を訪れたビキニギャルがサメに遭遇したり強盗と鉢合わせたりしてさあたいへんな話。
無言で森の中を歩く様子を延々と見せられたり、ビキニギャルの水かけっこ→水中の様子なんてとても言えない濁った水の映像を3ループもされた日にゃあ、早よ食われろ!とも言いたくなる。
最高の景色にはしゃいでいるのにその景色が全く映らない、会話のシーンなのに相手が映らず返事もなく一人で喋ってる(例「次は誰だ?!逃げたのか!追いかけな!」)、エピローグの意味なんて考えるだけ無駄?本筋無関係でここにしか出てないのに主要キャラと同等にクレジットされてるのも謎。
これを見た後となっては少なくとも映画として違和感のなかった「ゾンビシャーク」が良作に思えてくる。CGや特撮がショボイなんてのは大した問題じゃなかったよ!
本当にひどい映画なんだけど、だからこそ、サメがビキニギャルの頭上を飛んでいく映像におおーっとなってしまって悔しいです!
映画 | CM(0) | TB(-) 2017.11.14(Tue) 23:53

Gerogerigegege

最近見た映画

・ゾンビシャーク 感染鮫
バーの経営者が女性従業員3人を連れて懇親旅行で訪れた島の浜に食いちぎられたような痕のあるサメの死体が打ち上げられて見に行ったら死んでるはずのサメに襲われてさあたいへんな話。
かっこいいテーマ曲とおっぱいにテンションあがったのは最初だけ。
2015年制作とは思えぬCGのクオリティ。主要キャラが死ぬシーンにかぎって一瞬すぎるのは派手に殺したいけど長く見せるとアラが目立つという事情が伺える。特撮だってウルトラQのほうがまだまだ全然がんばってると思えるくらい。もうサメ映さなくていいよ!想像で補完するから!
おりこうな妹にコンプレックスを持つ姉という設定はあまり見ないし、両親との確執ひっくるめて姉妹の関係にはなかなか心打たれるものがあったのに、いくらゾンビ化してるとはいえよくも躊躇なく妹のこめかみにナイフ突き刺せるな!台無しだよ!
ボブがいい味出してた。仲間集めてサメと戦うのはいいんだけど、パワーアップさせちゃったのには笑った。

・64-ロクヨン-前編-
わずか1週間しかなかった昭和64年に起きた身代金目的誘拐殺人事件が間もなく時効を迎える平成14年の暮れを広報官の目線で描いた話。
ピエール瀧主演のテレビドラマ版は毎週楽しみに見ていました。ちゃんとは覚えてないけど、演者が変わると別物ですな。これと同じ役を瀧さんがやってたと思えない。原作読んでないしドラマ版に思い入れがある分ひいき目もあるけど、瀧さんの方がハマリ役だと思う。佐藤浩一だとキャリアにしか見えないし、なにより「お父さんにそっくりな醜い顔が嫌だから整形したい」娘に説得力がなさすぎる。バッチリ顔映ってたけどフツーに美人じゃん?雨宮さんも永瀬正敏より段田安則のほうが悲壮感が漂ってて合ってるよなあ。でも幸田が萩原聖人に対して吉岡秀隆なのは近い人キャスティングしたなと!
前編のハイライトは匿名問題をめぐる記者クラブとの戦いだと思うんだけど、瑛太が本当に嫌なヤツでなあ!この映画のせいで瑛太が嫌いになりそうなほど嫌。記者クラブの面々もあんなにたくさんいるのに「口を揃えて」なのにもイライラした。
駆け足感かなりあるけど、匿名問題きっちりケリつけて誘拐事件発生で締めた後編への引きはいいね!どうなるの~?!とワクワクする!

・64-ロクヨン-後編-
14年前に発生した未解決の身代金目的誘拐殺人事件「64」になぞらえた事件を追う話。
ドラマ版でも見てて辛かったけど、会見の場面ほんっと嫌。映画仕様なのか圧が凄過ぎて…自分に向けられてなくても怒声は精神削られるー。秋川は後編でもやっぱり嫌な奴過ぎてもう瑛太が嫌い。
ドラマ版見てたから今更「そ、そうだったのかー!」もないんたけど、それにしてもとんとん拍子に話が進んで、空地のシーンになって、目崎が確保されて、あれ?残り1時間何するの?と思ってたら全然見覚えのない話が始まった…。見覚えがないのも当然で、映画版オリジナルストーリーに突入したと。ドラマ版5時間に対して映画版4時間で駆け足な理由はこれだったのか。この部分はサスペンス的でそれなりに楽しめたけど、ハッキリさせないほうがスッキリするってこともあるもんですなあ。考察の余地って大事。

・ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
祖父の死の謎を探るべく、残された写真と昔話をたよりに祖父がかつて「特別な子供たち」と暮らした施設を訪ねる話。
子供たちの超能力や施設での暮らしぶりを紹介する前半も楽しかったけど、後半の展開が俄然面白かった!超能力で悪の組織に立ち向かうのが能力もひっくるめて009みたいでワクワクした!ラスボスものすごくタフだけど強くはないよね。しっかり子供たちの攻撃受けてくれるのコケ芸みたいでウケた。チビッコ紳士の夢を上映する能力が何の役にも立たなくてシュンとなるのがかわいそうでかわいい。最後に明らかになる双子の能力が衝撃的!お気に入りは怪力少女です。飯食わず少女と仲良しなのも癒される~。二人がキャラ違いなのもたまらなあ~い。
主人公が自分の世界に未練がないのは彼の孤独を感じて少し悲しいけど、船を見つけ出してヒロインと再会するシーンは素直によかったと思えた。子供たちが自分の手を離れてたくましく生きていく姿はミス・ペレグリンもさぞ誇らしいことでしょう。素晴らしい映画でした。

・キック・アス ジャスティス・フォーエバー
あれから4年、キックアスに影響を受けた自称ヒーローたちを仲間に活動を再開するキックアスと、普通の青春を送ってほしいと願う養父との約束を守るためにヒーロー活動をやめたヒットガールの話。
前作で衝撃とともに受けたヒットガールちゃんへのときめきを求めて続編も見たわけですが!すっかりティーンエイジャーになってしまわれて、衝撃もときめきも半分以下でした…。イケテル格好が全然似合ってないあたり、実年齢より幼く見えるのは間違いないんだけど、顔よりも体型なんだろうなあ。衝撃度だけでいえば神取忍もといマザーロシアに全部持って行かれた…。
キックアスもまたヒットガールの特訓のおかげでムッキムキのイケテル人になってしまわれた。ひとり立ちして活躍する姿は頼もしいけど、「こっち側」の人でなくなったのはちょっと悲しい。
レッドミストは相変わらずイケてなくて安心。スッゲーヤな奴だし、キックアスのお父さん殺してるから許せないんだけど、シンパシー感じるから憎めない。だから死んでなくてちょっと嬉しい。
ところで親友(童貞守君の方)のせいでキックアスのお父さんが死んだのに、裏切りの理由もわからないし(仲間外れにされたとかあるだろうけど親友の父親を殺すほどの恨みにつながるとはどうしても思えない)、反省の弁もないし、制裁もないし、しれっと円陣に入ってるし、もはやなんだったのかと。
映画 | CM(0) | TB(-) 2017.11.08(Wed) 22:58

ケンカは3分もやらない

最近見た映画

・ATARI GAME OVER
「ATARI社はE.Tのゲームが大コケして潰れたんだけど、返品された数百万本のゲームソフトがニューメキシコの砂漠に埋まってるんだって」という都市伝説を探るドキュメンタリー。
「結果さえ出せば何をやってもいい」にしっかり応えるゲームクリエイターたちのかっこいいこと。
ATARIは1990年代初頭にリンクスというスーパーファミコン並のスペックを持つ携帯ゲーム機を出した会社ってことくらいしか知らないし、アメリカのゲーム史については全くといっていいほど知らないから、E.Tのことも都市伝説のことも初めて知った。
たかがゲームソフト1本コケたくらいで、そもそもプロジェクト自体が無茶なのに、ひとつの失敗で業界にいられなくなる(追い出されたというよりは自ら去ったのだとは思うけど)のがおそろしすぎる。E.Tのゲームにまつわる話は笑っちゃうんだけど、開発者がこんなに辛い思いをしてたなんて。
「発掘」というキーワードですぐに徳川埋蔵金を連想する私、本当に出てきて驚愕。大々的に発掘する前にアタリを付けるのもなるほどなと。(ATARIだけに!)
当時の関係者がこぞって開発者を称えるコメントで締めくくられていたのには救われた。

・ファンシイダンス
スカバンドのボーカルが実家の寺を継ぐために彼女と離れて修行する話。
漫画は読んだことないけどそういう漫画があるのは知ってた。初っ端からスカパラ出てきてビックリ。みんな若ーい。昔のオーケンも懐かしい!もうひとり、この顔絶対知ってるけど思い出せない~!→彦摩呂でした。
お寺のハウツーが面白いけど、個人的には「坊主DAYS」を読んでたので知ってる話も結構あった。
モックンの演技が棒読みなんだけど、モックンだけじゃなくてみんな棒読みなのは何故だ。作品に漂う飄々とした空気感には合ってたけど。最後の禅問答を際立たせるため?
しっかしモックンの美しいこと!弟の美少年っぷりもあぶなっかしい。そして尼さんは何者だ。本当にこの世の者か。美形のスキンヘッドは至高なのでみなさんスキンヘッドにしてくれてありがとう!

・震える舌
破傷風にかかった娘とその家族の闘病の記録。
予備知識ゼロで見始めるとエクソシスト系のホラーだと思い込んでしまいそう。むしろエクソシストが実は破傷風だったんじゃないかとすら。
娘の役者の大熱演に見てるこっちまで疲れた。娘のあんな姿を見守ることしかできないなんて絶望するのは当然だよね。
病状もよくなって最後はみんなで笑い合ってたけど、闘病中のことを思い返すと、家族側と病院側の間に会話が足りなすぎるような。両親はもっと医者を信じろと言いたくなるし、医者はもっと両親をケアしてやれよと思うし。どうしても病院にお世話になる方の立場で考えちゃうんだけど、病院側としては「こんなの日常茶飯事。いちいち構ってられない」ってことなのかなあ?

・タイトロープ~アウトサイダーという生き方~
経歴不問のアマチュア格闘技大会「ジ・アウトサイダー」の出場者を追ったドキュメンタリー。
プロレス技講座でおなじみの佐野哲也選手がちょろっと出てて嬉しかった。
フューチャーされた人が弁護士以外全員いわゆるアウトローだからエピソードが似たり寄ったりだったので、もうひとりくらい非アウトロー入れてくれたら「経歴不問」感が出たんじゃないかな。
「格闘技がアウトローを救う」仕組みになるほどなと。大会の出場を目指してジムに通えてるということは規則正しい生活を送れているということ。仕事にだって通えるぞと。普通の人が普通にやっていることがどうしてアウトローには難しいかというと、学校すらまともに通わなかったから。こういう部分見せられると、やっぱりかっこいいとは思えないなあ。フィクションの世界だけでいいや。

・キック・アス
スーパーヒーローにあこがれるオタク少年が自分もなろうと行動したことがきっかけで義賊親子と知り合って犯罪組織に狙われる話。
ヒットガールちゃんかんわいいいいい!パッケージでは見てたけど、こんなにチビッコだったとは。不敵に歪めたぷにぷにの唇にメロメロ~。年端もいかぬ少女が父親の復讐心だけで殺人術を叩き込まれて学校にも行かず仕事してるなんて虐待も同然だけど、あっけらかんとしてる本人を見たら別にいいのかなって。でも誕生日プレゼントに子犬と人形を欲しがったのもまた本心だと思うとやっぱり切ない。でもでも豪快に敵を倒していく姿はかっこよすぎるし…彼女を見てると本能と理性が戦ってしまう!なんと罪な存在!ヒットガールちゃんに一目ぼれした主人公のオタク仲間「俺は彼女が大きくなるまで童貞を守る!」仲間2「誰から守るんだよ」これ笑った。
主人公とボスの息子の関係もツライなー。キックアスとレッドミストの間には少なからず友情が芽生えてたと思うんだよね。だからこそレッドミストはキックアスをより強く憎むことになっただろうし…続編が気になるー!
映画 | CM(0) | TB(-) 2017.11.01(Wed) 23:55

我これに報いん

最近見た映画

・パンズ・ラビリンス
臨月を迎えた母親とともに新しい父親のもとで暮らすことになった少女が妖精に誘われて不思議な世界に迷い込む話。
クラシック映画みたいな映像に現代のCG技術が絡まってて不思議な感覚…。
異形の怪物よりもなによりも大尉が恐ろしすぎる。最期の言葉を遮られて「この子にはあなたの名前すら教えない」と言われたのはスカッとした。
本を愛する少女は年齢以上に賢そうに見えて、ついついぶどうを食べちゃう姿が子どもらしくてかわいかった。
健気な少女が報われないのほんっと辛い。しあわせにくらしましたとさみたいな終わり方してるけど、ということは少なくともこっちの世界では死んだってことだし、結局、羊おばけに利用されただけのような気がする。

・ヘッドハント
とある事件の関係者たちが拉致されてタイピングの仕事をさせられてミスしたら文字通り首を切られる話。
こんな職場嫌だあー私なんか真っ先に退場する自信がある。
逆恨みもいいトコロと思いきや、殺された人は自分かわいさで嘘をついてたからまあ仕方ないかなって。間違ってはいたが嘘をついたわけではない人は殺されなかったあたり、それなりに筋は通ってる。
主人公が手記を出版したおかげで復讐を遂げれたからまさしく「いい仕事をした」ってことだね。

・インファナル・アフェア
実は警察なヤクザのヤンと実はヤクザな警察のラウの話。
勝手に友情物語想像してたから、二人が顔見知り程度の関係でしかなくてかえってビックリした。
正義のふりして悪いことしてたラウと、正義のために悪いことしてたヤン、「悪いこと」の重さなんて変わらない気がする。
ヤンが死んでしまった結末に、どういう結末が最善だったか?と考えてしまった。ラウは「自分の道は自分で決める」と決心して行動したということはもうヤクザとの縁は切るつもりだったんだよね。であれば、ヤンがラウの正体に気付かないか、気付いたとしても見逃すか…でもヤンは見逃せないだろうなあ。

・復讐するは我にあり
詐欺を繰り返していた男が強盗殺人を犯して逃亡、逮捕されるまでの軌跡とその半生。
なんとまあジメジメした映画ですこと。登場人物全員頭おかしいわ。
主人公が服役中のち逃亡中なのをいいことに母親と同居しているにもかかわらず夫婦同然の暮らしている父親と妻がおぞましすぎる。一線超えなきゃいいってモンじゃないだろうが。それはそれとして倍賞美津子のおっぱいは素晴らしかった。
最後までタイトルの意味はわからなかったなあ。父親に「恨みのない人しか殺せない程度の男」と言われて「俺はあんたを殺したい」と言ってたから父親のことは恨んではいるんだろうけど、グレてる息子と父親ならあの程度の確執なんて普通じゃん?父親と妻の関係には気付いてたけど、そもそも主人公が妻に執着してるように見えなかったし。って結局タイトルは内容を表してるわけではなかったのね。(調べた)

・超高速!参勤交代
清貧な殿様が納める領地から金が出土したことを隠しているとの疑いをかけられて参勤交代から戻ったばかりなのにまた五日以内に江戸に来いと無理難題を押し付けられる話。
次々に降りかかる問題を知恵で乗り切っていくのは面白かったし、西村雅彦の演技は笑えたけど、ばかばかしいコメディを期待した私には弱い者いじめが辛すぎた。ま、その分のカタルシスは得られたかな。優しい殿様が将軍にビシッと進言したのもカッコよかったしね。
もはやこれまでといったところで殿様に恩がある別の殿様がやってきて「切腹する刀は貸さんが行列は貸す」のくだりは泣けたあ~。まさに情けは人の為ならず。
ヒロインが勘弁してよってくらい少年漫画のテンプレすぎるけど、深キョンかわいいからいいや。
映画 | CM(0) | TB(-) 2017.10.24(Tue) 23:40

ハローワーク

映画「アウトレイジ最終章」見てきました!
元々好きなシリーズではありますが、なななんとピエール瀧が出演!ポスターでも3番目に大きく映ってるし、もう楽しみでしかありませんでしたわよ!
タイミングよく割引デーが休日に被ったので公開からさほど間をおかず、ルンルン気分で行ってまいりました。

いやー。wikipediaで予習しといてよかった。登場人物多いわ相関図ややこしいわ、もちろん顔なんて覚えてないしで、見終わってから頭の中で整理してようやく理解できた感じ。
1作目を見たときには「ファイナル・デッド・ヤクザ」だと思ったものですが、今作はアクション少な目会話多目で期待してたよりは地味だったかなと。その分、河野直樹君を励ます会でのマシンガン乱射の派手さの際立ちっぷりといったら!もうめちゃくちゃすぎて、「花菱会の若いのみんな死んでしもたやんけ」にフキ出してしまった。
ヤクザの世界のおそろしさにも感じ入る。大杉連が追い詰められるエビソートが一番怖かった。ヤクザにはヤクザなりのプライドがあって、河野直樹君に見舞金出さなかったことがきっかけになったあたり、仁義はダテじゃないんだなと。
お楽しみの処刑シーンは少人数ながら工夫を凝らしていてとてもよかったです。つくづくホラーとギャグって紙一重ね。肝心なところを映さないのもついつい想像してしまって余計にこわい。
そしてなにより女子供はスッコンデロ!な世界がたまらなあ~い。女子供が絡むと情を誘う流れになったりしてそのせいで興をそがれるってことがないもんなあ。
大御所の皆々様の年季の入った皺もたっぷり堪能させていただきました!西田敏行の涙袋とゴルゴラインで形成されたy字の皺が一等賞。

で、瀧さん!ほぼ最初から最後まで出ずっぱり、ポスターそのまんま、たけしと西田敏行に次ぐポジション、こんなに大きく使われるとは思ってなかったので大感激!瀧さんのヤクザ役は「凶悪」で見てたので役そのものに新鮮さは感じなかったけど、観客全員が「いかに無様に死んでくれるか」を期待してしまうような役どころはおいしい。爆弾ボールギャグで観客の期待にもバッチリ応えてくれました!
なにげに瀧さん出演作品を映画館で見たのはこれが初めてな気がするんだけど、こうしてそうそうたる面子に囲まれると、演技…は悪くないと思うんだけど、台詞まわしかなあ?なんだか浮いてる…と思った次第。

しっかし好きな人が好きなシリーズに出ることがこんなに昂揚することだとは!たけしかプロデューサーか誰かわからないけど瀧さんを起用してくれてありがとう!

あとは及川光博のヤクザ役が見れたら思い残すことはありません…。チャイニーズマフィアなら演ったことあるんだけどね。
タイトルの「最終章」はどうも本当っぽいけど、まさかの「リターンズ」の可能性は捨てません!西田敏行がまだ生きてるぞ!
映画 | CM(0) | TB(-) 2017.10.18(Wed) 23:59
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